「星花双姫(せいかそうき)」7話・8話・9話・10話のあらすじとネタバレ感想。
学堂の試験に合格した夜曇は有琴に、約束どおり「虹光宝睛」を取り除いてほしいとお願いしますが断られてしまいます。
一方の沈淵界では、嘲風が太子の座を狙っているとの噂が流れ……。
7話のネタバレあらすじ:試験
*自動翻訳で視聴したため、細かいところ(固有名詞など)に違いがある場合がございます。また、世界ごとにまとめているので一部ストーリーが前後しています。
<天界>
夜曇を救い出すべく天界に侵入した獣界王子の帝嵐絶は着地の際に足をケガしてしまいました。遠くのほうから有琴の妹である紫蕪が歩いてきたため、帝嵐絶は慌てて子犬(狼)の姿に変身します。
すると、紫蕪に見つかり連れ去られてしまいました。帝嵐絶は紫蕪とその友人たちから犬のように扱われて可愛がられますが、内心「犬じゃなくて狼だ!」と憤ります。
夜曇は3日後の試験のため、有琴の指導のもと仙術を練習するもなかなか上達しないまま試験当日を迎えてしまいます。有琴が見守る中、とうとう学堂の試験が始まりました。
試験のお題は夜曇の予想に反して“枯れた植物を生き返らせる”というものでしたが、夜曇は時間制限ギリギリで蘇生に成功し見事試験に合格します。一緒に試験を受けた有琴の弟 清衡と妹 紫蕪も合格しました。
<沈淵界>
第三王子 嘲風の母である雪傾心は、嘲風が第一王子と第二王子を陥れるために裏で画策したことを見抜きお仕置きをしました。そして嘲風に、自分たちは罪人一族なのだから後継者争いはせず平和に生きるようにと言い聞かせます。
そんな中、嘲風が太子妃の青葵と頻繁に会っていることから、嘲風が太子の座を狙っているのではないかという噂が広まります。その噂を耳にした第一王子の烏玳は真相を確かめるため嘲風のところへ乗り込むと、噂どおり嘲風と青葵が一緒にいたのです。
「自分を太子だとでも思っているのか!」
声を荒げる烏玳に青葵は、嘲風の治療をしていただけだと弁解しました。しかし、沈淵界では治療は禁じられているため、烏玳は嘲風が掟を破って治療を受けたとして罰を与えようとします。
すると、青葵は烏玳に対決を申し込み、もしも医術を使ってあなたに勝てたら嘲風を罰さないで欲しいと言いました。烏玳は対決を受け入れますが……。
8話のネタバレあらすじ:嫉妬
<天界>
学堂の試験に合格した夜曇は有琴に、「約束どおり「虹光宝睛」を取り払ってほしい」とお願いしました。しかし、試験時の夜曇の仙術が完璧ではなかったという理由で、有琴は虹光宝睛を取り除くことを拒否し、立派な妃になったらその時に取り除くと言うのでした。
<沈淵界>
青葵は烏玳の合意を得て試合前に烏玳の体に鍼を打ちました。そして、青葵と烏玳が試合を始めると、烏玳は手足が痺れて倒れ込みます。
医術に対する認識をすっかり改めた烏玳は後日、青葵に鍼を教わりに行きました。そして、何かと口実をつけて青葵と仲良くしようとします。
そんな烏玳を見た嘲風は嫉妬に駆られ、思わず烏玳にケガを負わせてしまいました。それを見た青葵は嘲風に「私は自分の家族に危害を加える人が大嫌いです」と言い放ちます。そして、嘲風に反省させるため、体じゅうが緑色になる液体をぶっかけるのでした。
9話のネタバレあらすじ:流星雨
<沈淵界>
体じゅうが緑色になってしまった嘲風は青葵に解毒してもらうために機嫌を直してもらうべく、流星雨が見える場所に青葵を連れて行きました。そして、嘲風は犯罪一族として冷遇されてきた自分の生い立ちや母の苦労を、噓と真実を織り交ぜながら話します。
そして、第一王子を傷つけたことに関しては、青葵が好きだからだと遠まわしに伝えますが、話の途中で寒さに耐えられなくなった青葵は気を失ってしまいました。
目覚めた青葵は嘲風を解毒し、嘲風の母を見舞いたいと言います。しかし、実際には母はピンピンしているため嘲風は慌てて側近を母のもとへ向かわせ 母に口裏合わせをお願いするよう頼みました。
嘲風が女の子を連れてくると聞いた嘲風の母 雪傾心は、やっと嘲風が野心を捨てて平凡な人生を送る気になったのかと思い ノリノリで病人のフリをしましたが、連れて来たのが太子妃の青葵だったためやはり野心を捨てていなかったのかと目で嘲風に訴えかけます。
<天界>
夜曇と有琴は2人きりで流星雨を眺めていました。願いをかなえるという有琴に夜曇は「虹光宝睛」を解いてほしいとお願いします。
有琴は「虹光宝睛」を取り除いてあげようとしましたが、過去に取り除こうとした回数が多すぎたためセキュリティが作動して取り除けなくなってしまいました。
最低でも1ヶ月は取り除くことができないと知った夜曇は落ち込み、自分の人生を悲観します。そんな彼女に有琴は星を贈り「あなたの人生がこの星のように輝くように」と言うのでした。住まいに戻った後、夜曇は有琴の手に触れ「今、私は温かい気持ちになっている」と伝えました。
夜曇のもとに、紫蕪から逃げ出した帝嵐絶がやって来ます。帝嵐絶は天界から夜曇を救い出そうとしますが、夜曇は「虹光宝睛」を取り除くまでは天界を出られないと言いました。
10話のネタバレあらすじ:歸墟
歸墟に異変が起き、四界に滅亡の危機が訪れます。
第1話のプロローグで「世界を滅ぼそうとする“混沌なる力”を歸墟に封印した」とありました。おそらく、現在はその封印が緩んでいる状態だと思われます。そして、緩んだ歸墟を補修できるのは神君(歸墟を補修する使命の人)だけだと思われます。
千年前、前任の神君(歸墟を補修する使命の人)が自らの命をもって歸墟を補修し四界を救いました。
そして、現在の神君である有琴はその使命のために完全体を会得すべく毎日修行に励んでいます。この日もいつものように修行をしていると、夜曇が修行場にやってきました。
修行場に黒い物体がうごめいているのを見た夜曇は、これは何かと有琴に尋ねます。有琴は黒い物体について、己の心から取り除いた恐怖心だと説明しました。
前回 歸墟に異変が起きた際、まだ幼かった有琴は神君である師匠が自らの命をもって歸墟に飛び込んでいくのを目のあたりにしました。次は自分がこの使命を担わねばならない事に恐怖を抱いた有琴は、己の心から恐怖心を取り除いたのです。
そのことを知った夜曇は、「取り除いただけでは本当に恐怖に打ち勝ったとは言えない。恐れてもいいの、あなたは間違っていない」と言いました。夜曇の言葉を聞いた有琴は過去の自分と向き合い、恐怖心を克服することに成功します。そしてその瞬間、完全体を会得したのでした。
有琴は夜曇に感謝を伝えたあと、出会った当初は夜曇のことをうるさい女性だと思っていたが共に過ごすうちに惹かれていったことを話します。
その後、歸墟の補修を正式に命じられた有琴は、天界を離れ歸墟の補修に向かいました。
その頃、沈淵界の王は 歸墟の異変により四界が混乱に陥っている今が天界を滅ぼすチャンスだと考えます。王は息子たちに出陣を命じ「天界を滅ぼした者を太子とする」と宣言しました。
嘲風は出陣前に青葵に会いに行き、愛を伝えてキスをしました。青葵もそれを受け入れます。