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「黒豊と白夕(こくほうとはくせき)」15話・16話・17話のネタバレ感想

黒豊と白夕,あらすじ ロマンス
©Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited
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作品情報

「黒豊と白夕(こくほうとはくせき)」15話・16話・17話のあらすじとネタバレ感想。科挙の不正騒動に百里氏が関与していたことを暴きたい豊蘭息でしたが、雍州王は盧休穆が黒幕だとして豊蘭息にもうこの騒動には関わらないようにと言うのでした。

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15話:軍馬調達

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科挙の不正騒動に百里氏が関与していたことを暴きたい豊蘭息でしたが、雍州王は盧休穆が黒幕だとして豊蘭息にもうこの騒動には関わらないようにと言います。

その後、雍州王は百里氏を守るため、保管庫に放火しようとしていた犯人たちを密かに始末したのでした。

豊蘭息は白風夕に”蘭雲楼”という酒楼で手料理をふるまいます。蘭雲楼が豊蘭息の経営している酒楼だと知った白風夕は蘭雲楼の”蘭”は豊蘭息の蘭、”雲”はもしかして風惜雲の雲?と尋ねました。

肯定した豊蘭息に白風夕は”会ったこともないのに一途なのね”と言って冷やかします。豊蘭息は幼い頃に大東国の六合宴で風惜雲と会ったことを話しました。

幼い豊蘭息は大東国に飾られた”開国の7人”の肖像画の前で「分裂した天下を私が必ず統一します」と誓っていた。そこへ幼い風惜雲が来て自分も”開国の7人”の肖像画に興味があると言った。

その場所は立ち入り禁止の場所だったので、ここに来たことは2人だけの秘密にすることに。

豊蘭息は感慨深げに幼い頃の思い出を話しましたが、白風夕は興味ないふりをしてがっついて料理を食べていました。がっかりする豊蘭息……。

帰り際、白風夕は白琅華が回復したので霧山に行くと言います。豊蘭息は自由に生きる白風夕をこれ以上権力争いに巻き込めないと思うのでした。

後日、豊蘭息は雍州王に呼び出され、軍馬調達で不正が行われ軍馬が不足していると言われます。策を尋ねられた豊蘭息は商人が使っている東の辺境の馬を買い、軍馬に充てることを提案しました。

豊蘭息は配下たちを東の辺境に向かわせて新しい軍馬を調達させる一方、鳳棲梧に今まで行われていた軍馬調達の不正について調査するように命じます。

今まで軍馬調達は百里氏の息がかかったおう宰相の弟である王明海おうめいかいが担当していたのです。

豊蘭息が調査を始めたと聞いて王宰相はすぐに百里氏に相談に行きますが、百里氏は私には何もできないと冷たくあしらいます。

すると王宰相は王明海が軍馬調達の不正で得た横領金の8割は豊莒の屋敷に納めていると言って脅しました。百里氏は仕方なく王宰相に協力することにします。

その後、王宰相は王明海に東の辺境の軍馬の値段をつり上げるように命じました。また百里氏は豊莒を東の辺境に駐屯する叔父の寧王のところに派遣し、軍馬を千頭借りるように命じるのでした。

一方、皇朝と玉無縁も霧山に向かっていました。皇朝が私に太陰老人の秘技を手に入れてほしいのかと尋ねると、玉無縁は霧山に行く目的は太陰老人の試練に脱落して閉じ込められている者たちを救うことだと答えます。

感想

以前、黒豊息が風惜雲の名を出した時も白風夕は動揺していましたよね。今回も豊蘭息が風惜雲の話をしたら白風夕はわざと食べるのに夢中で話に興味がないようなそぶりを見せていました。

白風夕にとって風惜雲がどんな存在なのか気になります!

科挙の不正の事件が片づいたと思ったら(本当の黒幕は暴かれていませんが……)今度は軍馬調達の不正なんですねー。雍州王もいろいろ問題抱えてて大変そう(汗)

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16話:霧山での試練

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皇朝と玉無縁は山道で天霜門一行と出会いました。白風夕が白建徳を捜しに来たと言うと、玉無縁は誰かが試練を突破すれば閉じ込められている者たちも皆助かると言います。

白風夕は白琅華と修久容だけを連れて玉無縁たちと同行することにしました。

同じ頃、豊萇は百里氏に呼び出されます。百里氏は豊萇のために生薬と包子を用意してくれていました。豊萇は感動して食べますが……。

また百里氏は豊萇にせき国公の娘との縁談を進めると言いました。

百里氏の部屋から帰った豊萇は配下に、自分を豊蘭息と不仲の戚国公の娘と婚姻させることによって豊蘭息と対立させようとしていると言います。

配下が考えすぎでは?と言うと、豊萇は自分は蝦で発疹が出るのに今日の包子には蝦が入っていた、百里氏は自分をその程度にしか思っていないと言うのでした。

霧山で白風夕たちが歩いていると操られた落ち葉が攻撃を仕掛けてきて、白琅華と修久容は谷に落ちてしまいます。

白風夕は動揺しますが、太陰老人の声だけが聞こえて「2人は無事だ 挑戦を続けるがよい」と言うのでした。

白琅華と修久容が落ちた谷底には白建徳はじめ太陰老人の試練を受けに来た者たちがいました。白建徳は、太陰老人は試練の詳細を隠すために試練を受けた者たちを谷に閉じ込めていると説明します。

続けて白建徳は試練を通過する者が出れば自分たちもここを出られると言いました。

雍州では母に利用されたことがショックで深酒をする豊萇のところへ豊蘭息が訪ねてきます。

豊蘭息は縁談に気が進まないのなら自分が雍州王に掛け合うと申し出ますが、豊萇は助け舟を出すのは百里氏に勝つためかと問うのでした。

そう言いながら豊萇は不意打ちで攻撃を仕掛けました。豊蘭息はつい軽々とかわしてしまいます。豊萇は、豊蘭息がずっと病弱なふりをしているが実は見事な腕前を持っていることを指摘しました。

豊蘭息はハッとして兄上を陥れたことはないと言い訳しますが、豊萇は信じようとしません。そして豊萇は縁談のことには口を挟むなと言って豊蘭息を追い返しました。

霧山での次の試練は崖と崖の間に架けられた1本の鎖を渡って反対側の崖に移るもの。鎖から落ちた配下を助けた皇朝は脱落し、白風夕と玉無縁だけが反対側の崖に渡ることができたのでした。

東の辺境では豊蘭息の配下の任穿雲と任穿雨がつり上がった軍馬の値段を聞いて買い付けるべきか話し合っていると、軍馬を相場の半値で売るという馬商が現れます。

任兄弟はその馬商の馬を怪しいと感じ……。

霧山では皇朝が山道を下りて帰ろうとするとなぜか道に迷い、試練に脱落した者たちが閉じ込められている谷底に行き着いてしまうのでした。

雍州では豊蘭息が雍州王に軍馬を買い付けたことを報告していました。そこへ王明海が現れ、密売で不明になっていた軍馬千頭は豊蘭息が買い付けていたと報告します。

豊蘭息が自分が買い付けたのは軍馬ではないと言うと、王明海は軍馬には専用の蹄鉄が打ち付けてあり、外しても蹄に跡が残ると言いました。

雍州王も立ち合い、馬を調べることになります。調査の結果、豊蘭息が買い付けた馬には軍馬の蹄鉄の跡はありませんでした。

実は王明海は軍馬の資金を横領したことを隠すために軍馬の密売があったことにし、東の辺境で豊蘭息の配下に蹄に軍馬の蹄鉄の跡をつけた馬を買わせようとしていました。

しかしそれに気づいた豊蘭息は配下に、以前自分が黒豊息として助けた馬家の当主から馬を買い付けるように命じていたのです。雍州王は王明海を投獄するように命じました。

霧山では白風夕と玉無縁が次の試練で洞窟に入ることになります。玉無縁は白風夕に洞窟の中で二手に分かれることを提案するのでした。

感想

武術の達人である白建徳も太陰老人の試練を通過することができずに洞窟に閉じ込められていたのですね。太陰老人恐るべし!

また豊蘭息は軍馬調達の件でも百里氏たちの罠にかかることなく不正を暴くことができてよかったです!

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17話:蘭因璧月

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雍州では王明海が投獄されたと聞いて百里氏は助け出そうとしますが、豊莒は配下に密かに王明海を消すように命じます。

一方、東の辺境の馬商の馬が寧王から借りたものだと気づいた豊蘭息は、その馬を寧王に”贈り物”として返しました。寧王は今回の勝負も豊蘭息が勝ったようだと思うのでした。

霧山では突然地震が起こります。実はその地震は玉無縁は太陰老人の仕掛けを壊して起こしたものでした。皇朝ら閉じ込められていた者たちは避難します。

雍州では王明海が獄中で首を吊ったと聞いた王宰相は、百里氏が豊莒を守るために口封じしたと考えるのでした。

百里氏は豊蘭息の手柄を妨害するため、買い付けた軍馬を都に輸送する途中を盗賊を装って襲おうとしていました。

その情報を得た豊蘭息は黒豊息として隠泉水榭の者たちを率い、道中に盗賊に扮して潜んでいた者たちを倒します。

また霧山で地震が起こったという情報も得ていた黒豊息は、任穿雨に自分は残りの馬を取りに行ったことにするように言い、単身霧山に向かいました。

霧山では白風夕が地震で崩れた洞窟に閉じ込められていました。

また太陰老人は、玉無縁が白風夕に秘技を習得させないためにわざと地震を起こして洞窟に閉じ込めたと気づき、玉無縁を死ぬまで出ることのできない陣に閉じ込めます。

白風夕が閉じ込められた洞窟が再び崩れそうになった時、黒豊息は間一髪で白風夕を助け出しました。

黒豊息は白風夕に、自分も一緒に太陰老人の勝負に挑むと言います。翌日、黒豊息と白風夕は協力して陣を破り、太陰老人の秘技”蘭因璧月”を習得するための試練に挑むことになりました。

試練で太陰老人に三千本の煩悩の糸を断ち切るように言われた黒豊息は、最後の一本だけは白風夕の顔が思い浮かんでどうしても切ることができません。

思念の中で苦しむ姿を見た白風夕は現実に引き戻すことで黒豊息を助けました。試練を乗り越えた2人はついに太陰老人と対面します。

太陰老人から、2人は”蘭因璧月”を奪い合わないのかと尋ねられた黒豊息は自分は付き添いで来ただけ、白風夕は白建徳を救いたかっただけと答えました。

さらに白風夕は黒豊息が秘技を習得したら教えてもらうと言い、太陰老人は愉快だと言って笑い出します。

一方、玉無縁は死ぬまで出ることのできない陣が力を失ったのを見て試練を通過した者がいると気づくのでした。

感想

百里氏に操られているだけと思われた豊莒がとうとう自ら動き出しました!これから強敵になりそうです。

また百里氏は普段から悪いことをしているために、こういう時に家臣から口封じのために手を下したと思われてしまうんでしょうね。

以前、皇朝には霧山に行く目的は太陰老人の試練に脱落して閉じ込められている者たちを救うことだと答えていた玉無縁ですが、自分が秘技を習得するために白風夕を洞窟に閉じ込めてしまうとは!

今まで聖人っぽくふるまっていた玉無縁ですが、どうやら裏の顔がありそうです。今後の展開が気になります!

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