マーベル・コミックは今夏公開予定の「エイリアン:ロムルス」のプレミア上映に合わせ、「エイリアンvsアベンジャーズ」のコミックが発売。コミックは4部構成の叙事詩となっており、近未来の新たなタイムラインを舞台とし、あらゆることが起こり得るとのこと。一体どんなストーリーになるのか、作家ジョナサン・リビックのインタビューを交えながら見どころをご紹介していきます。
「エイリアンvsアベンジャーズ」のコミック発売
この夏、マーベル・コミックはエイリアンとアベンジャーズが対決する時代の戦いを描いたコミック「Aliens Vs. Avengers(原題)」を発売します。本作は、アメリカン・コミックスの作家ジョナサン・ヒックマンと、アニメーターのエッサド・リビックによるクロスオーバーシリーズです。
「ファンタスティック・フォー」や「アベンジャーズ」のライターを務めるジョナサン・ヒックマンがストーリーを、「シークレット・ウォーズ」の挿絵を手掛けたエッサド・リビックがイラストを手掛けました。これは、マーベルの20世紀スタジオの最新コミックであり、マーベルとエイリアンの最初のクロスオーバーでもあります。
コミックは4部構成の叙事詩となっており、近未来の新しいタイムラインを舞台に、マーベル・キャラクターの古く、より厳しいバージョンが登場します。
ゼノモーフが地球に到達し、完璧な生命体が超人の惑星と出会うも、最初に倒れるのは誰なのか?
米誌Entertainment Weeklyのインタビューにて、作家のジョナサン・リビックは「このプロジェクトで最もクールなことは、エイリアンを”アベンジャーズ化”し、アベンジャーズを”エイリアン化”する、実に楽しい方法を見つけたことだろう」と語っています。さらに、エイリアンとアベンジャーズのコラボレーションをチョコレートとピーナッツバターに例え、2つの要素がとてもエレガントに融合していることに視聴者は驚くはずだとも話しました。
エイリアンとアベンジャーズという2つの偉大なフランチャイズだけでも驚きですが、そこにベテランのジョナサン・リビックとエッサド・リビックが加わることで、まるで映画かのようなクオリティをもたらしたと、マーベルの編集者サラ・ブルンスタッドも絶賛しています。
このコミックではあらゆることが起こり得るとのことなので、まさに”何でもあり”なストーリーが楽しめそうです。「Aliens Vs. Avengers(原題)」は、20世紀スタジオの最新映画「エイリアン:ロムルス」の公開に先駆け、2024年7月24日に発売されます。
「エイリアン」シリーズ第7作目となる「エイリアン:ロムルス」は、2024年8月16日(現地時間)にアメリカでの劇場公開が予定されています。日本での公開日は、2024年4月時点ではまだ発表されていません。
エイリアンとマーベル・キャラクターの対決シリーズは他にもたくさん!
実は、マーベルがエイリアンとマーベルキャラクターの対決シリーズを出すのは、これが初めてではありません。
2021年より「エイリアン」の出版権を獲得しているマーベルは、2021年1月にスーパーヒーローとエイリアンが対峙する「マーベル VS. エイリアン」ヴァリアントを発表しています。これは、全22種類のタイトルで発売されました。
該当タイトルは、以下の通りです。
- アメイジング・スパイダーマン
- アベンジャーズ
- ブラックキャット
- ブラック・ウィドウ
- キャプテン・アメリカ
- キャプテン・マーベル
- デアデビル
- ファンタスティック・フォー
- ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー
- イモータル・ハルク
- アイアンフィスト:ハート・オブ・ザ・ドラゴン
- アイアンマン
- キング・イン・ブラック
- マローダーズ
- マイルズ・モラレス:スパイダーマン
- シャン・チー
- スパイダーウーマン
- ソー
- ヴェノム
- ウルヴァリン
- X-FORCE
- X-MEN
元々はDCコミックスとマーベルに次ぐ、大手出版社のダークホースコミックスから発行されていた「エイリアン」ですが、2020年にライセンス契約が終了。そこでマーベル・コミックは、「エイリアン」と「プレデター」の出版権を獲得し、2021年からはマーベル・コミックにて出版されています。
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