2024年4月23日からDisney+で配信されている戦国スペクタルドラマ「SHOGUN-将軍-」に、シーズン2への更新の可能性が浮上したと米誌Varietyが報じました。当初は、限定シリーズとして製作された「SHOGUN-将軍-」だったものの、主演とプロデュースを務めた真田広之が、米TV局FXと新たな契約を結んだことからシーズン2更新への噂が囁かれています。
真田広之主演の「SHOGUN-将軍-」シーズン2へ更新の可能性が浮上
米誌Varietyによれば、「SHOGUN-将軍-」にて主演とプロデュースを務めた真田広之が米テレビ局FXと契約を結び、吉井虎永役として復帰する契約に署名したとのこと。当初、「SHOGUN-将軍-」は限定シリーズとして製作されましたが、これによりドラマカテゴリーへ切り替えられてシーズン2への更新がされるのではないかと米各誌は報じています。
実際、FXは今年のエミー賞の賞レースに先立ち、「SHOGUN-将軍-」を限定シリーズからドラマカテゴリーに移すことを検討してるようです。しかし、FXはこの件に関してコメントを拒否しているため、今後の動きに注目が高まります。
また、「SHOGUN-将軍-」がシーズン2へ更新された場合、コスモ・ジャーヴィスもジョン・ブラックソーン役で戻ってくる可能性が高いと、情報筋は明かしました。
もし「SHOGUN-将軍-」がシーズン2へ更新されれば、FXはエミー賞のレースを大きく揺るがすことになり、この大予算のシリーズをドラマ候補の「ザ・クラウン」、「ザ・モーニングショー」、「フォールアウト」といったライバルたちと戦わせることになります。
それらとは対照的に、限定シリーズでは「私のトナカイちゃん」、「Fellow Travelers」、「リプリー」、「トゥルー・ディテクティブ ナイト・カントリー」が対抗しています。
「SHOGUN-将軍-」の人気は止まるところを知らず、すでにFXの「一流シェフのファミリーレストラン」シーズン2の視聴回数を上回りました。配信開始から6日間でHulu、Disney+、Star+での視聴回数は900万回を記録し、こららのチャンネル最大のHuluプレミアとなりました。
「SHOGUN-将軍-」あらすじ
1600年、江戸時代初期の日本。それまで日本を統治していた太閤がこの世を去り、諸国は5人の大老によって治められていました。
関東地方を治める大名の吉井虎永(真田広之)は、大阪城の城主で大老の1人である石堂和成(平岳大)の策略にはまり、他の大老たちと対立関係になってしまいます。そんな中、虎永の領地に外国船が難破し、乗っていた英国人航海士ジョン・ブラックソーン(コスモ・ジャーヴィス)が現れます。
虎永は、語学に堪能でキリスト教を信仰する戸田鞠子(アンナ・サワイ)に通訳を命じ、ジョンに”按針”と名付けました。やがて按針と鞠子の間には固い絆が生まれ始め、虎永は按針を身近に置くことにしました。
按針の存在は虎永の勢力に大きな影響を与えますが、果たして虎永は按針と共にこの乱世を制することができるのか!?