「慶余年2」(第二季/シーズン2)の全話あらすじ/ネタバレ/感想を最終回まで紹介。本作は現代の記憶を持つ主人公が、数々の難局をクリアしていく痛快時代劇です。
本国の中国ではもちろんのこと、日本やアジア圏でも圧倒的な人気を誇る「慶余年」の新シーズンはどのような展開を迎えるのか!?
「慶余年2」1話のあらすじネタバレ感想
北斉から慶国に戻る途中、二皇子の配下に包囲された范閑は背後から言氷雲に刺されて倒れました。
(↑シーズン1のラストシーン)
慶国には范閑が死亡したとの知らせが届き、それを聞いた慶帝は取り乱します。
同じく范閑の死の知らせを受けた陳萍萍と范建も動揺していました。范建は范閑を使者として北斉へ送り込んだ陳萍萍を責め、そのせいで范閑の命が危険にさらされたのだと怒りをぶつけます。
そこへ、新しい知らせが届き、范閑を殺したのが言氷雲らしいと知った陳萍萍らは言氷雲を慶国に呼び戻すことにします。しかし、よくよく考えてみた結果、范建と陳萍萍は范閑が死を偽造した可能性に行きつきました。
同じく、范閑の死の知らせを受けたニ皇子も死の偽造を疑います。
実際に范閑は生きており、范閑を刺した言氷雲も偽造の協力者でした。范閑は言氷雲に、なぜ二皇子ではなく自分サイドについたのかと尋ねました。言氷雲は慶国に対する忠誠心からだと答え、二皇子が私欲のために北斉と手を組んだことを批判します。
范閑は言氷雲と別れ、王啓年と共に慶国へ戻りました。すると、都ではなぜか范閑の死が大々的に広まっており、范閑の関連品を売る人々で溢れ返っていました。そんな中、范閑と王啓年は隠し通路を使って王啓年の屋敷へ向かいます。
その頃、言氷雲の父親は自ら牢に入っていました。
「慶余年2」2話のあらすじネタバレ感想
王啓年は范閑が死を偽造したことについて、慶帝を欺いた罪に問われるのではないかと懸念します。范閑は自分には考えがあると言い、王啓年に引き続き滕梓荊の妻子を探すよう頼みました。
宮中に侵入した范閑は慶帝お付きの侯宦官に接触し、慶帝に謁見させてほしいと頼みます。しかし侯宦官は、陛下は激怒しているから謁見すれば死ぬだけだと言い、范閑に帰るよう促しました。
その直後、陳萍萍が范閑の前に現れます。陳萍萍は死を偽造し慶帝を欺いた范閑を叱りつつも、慶帝に謁見できるよう説得してみると言いました。
范閑は感謝し、慶帝に渡して欲しいものがあると言って図面のようなものを陳萍萍に預けます。
慶帝に謁見した陳萍萍は、慶帝を欺いた范閑を許すべきではないと前置きしたうえで、范閑に会ってはどうかと取りなしました。そして、范閑から預かった先ほどの図面を慶帝に渡します。
陳萍萍の取りなしが成功したのか、范閑は慶帝の居所へ通されました。ただ、直接の謁見はできず、范閑は手前の部屋で跪いて慶帝に聞こえるよう大声で謝罪し、死を偽造せざるを得なかった理由を説明します。また、ニ皇子と長公主が北斉と結託していたことや、“神廟の場所”についても報告します。
それまで無反応だった慶帝は神廟の話になると少し反応しますが、結局は范閑を追い払いました。
(范閑に死罪を言い渡さなかったということは、許したということなのかも?)
范閑は皇太子のもとを訪ね、ニ皇子と長公主が北斉と結託して密輸&横領していたことを伝えます。皇太子は信じられませんでしたが、范閑は「史家鎮」という村を調べれば密輸の証拠が出てくるはずだと教えます。
そして、范閑は皇太子に手を組もうと持ちかけると、皇太子は承諾し「史家鎮」を調べることも約束しました。
范閑が王啓年の屋敷に戻ると、王啓年は滕梓荊の妻子が「抱月楼」にいるようだと報告します。しかし、抱月楼は会員制で店に入るには専用の札が必要でした。
そこで、范閑と王啓年は、王啓年と面識のある抱月楼の歌女・桑文に会いに行くことにします。ただ、抱月楼の中に入ることはできないため、桑文の行きつけの衣服店で待ち伏せすることにしました。