「卿卿(きょうきょう)日常」18話・19話・20話のあらすじとネタバレ感想

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「卿卿(きょうきょう)日常」18話・19話・20話のあらすじとネタバレ感想。墨川との婚姻同盟を廃止した尹崢たちは墨川に住む李薇の祖父に会いに行きます。皆が寝た後、祖父から祖母の形見の腕輪を渡された李薇は実家を思い出して泣いてしまうのでした。

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卿卿日常-18話

婚姻同盟の廃止

尹崢、尹崑、尹岸、尹岐は4人がかりでなんとか喬兄貴を説得し、農耕の普及を受け入れさせさます。その後、墨川の男は屈強だと聞いた尹岸は密かに町の医者に秘伝の薬を処方してもらいに行くのでした……。

墨川との同盟維持のために続いていた婚姻を廃止することに成功した尹崢たちは、墨川に住む李薇の祖父に会いに行くことにします。

李薇の祖父は一行を食事と酒でもてなしますが、尹岐、尹岸、尹崢は酒の強い李薇の祖父に次々と潰されてしまうのでした。皆が寝た後、李薇の祖父は妻の形見の腕輪を李薇に渡し、李薇は実家を思い出して泣いてしまいます。

夜中に李薇が尹崢に酔い覚ましを持っていった時、尹崢は李薇の目を見て泣いたことに気づきました。実家が恋しくなったと言う李薇に、尹崢は家族に会いたい時は自分が連れて行くと約束します。そして尹崢は李薇に口づけし、また急に寝てしまうのでした。

新川に帰った尹崢は川主から九川事務司きゅうせんじむし補佐に任じられます。また、尹岸は新川に帰った途端、なぜか熱を出して寝込んでしまうのでした……。

尹崢は和夫人に呼びされます。和夫人は尹崢を慕っている宋舞を妻に迎えるのも悪くないのではないかと言いますが、尹崢は宋舞は妹に過ぎませんときっぱりと言いました。和夫人は仕方なく宋舞に他の縁談を探すことにします。

屋敷に戻った尹崢から九川事務司補佐に任じられたと聞いた元英は、尹崢の功績に対しては低い職位だと感じますが、尹嵩を刺激しないためだと理解するのでした。一方、宋舞は宮中の夫人たちが選んでくれた相手とお見合いを繰り返しますが、気に入った人となかなか出会えません。

18話の感想

李薇の祖父は豪快な人ですね。李薇の性格は遺伝なのかもしれません。

それにしても墨川の医者は見るからに怪しかったですが、寝込んでしまった尹岸は大丈夫なのでしょうか。

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卿卿日常-19話

宋舞の恋

李薇はお見合いに疲れた宋舞を夜市に連れ出しました。夜市で李薇とはぐれてしまた宋舞は自分と同じ音の”そう・ぶ”という人物を捜す迷子の少女と出会います。

一方、大声で”そう・ぶ”と言いながら宋舞を捜していた李薇は、見知らぬ若者から「なぜ私の名を?」と話しかけられます。その若者は”宋武そう・ぶ”という名でした。李薇と宋武は、迷子の少女を連れている宋舞を見つけました。迷子の少女は宋武の妹だったのです!

宋武は書房を営んでいると言い、宋舞に妹を見つけてくれたお礼に書房に来てほしいと言いますが、李薇は宋舞を連れ帰ります。墨川から帰ってきて以来ずっと寝込んでいる尹岸を心配した川主夫妻が侍医を派遣。尹岸が墨川で出された処方箋を見た侍医は驚いて、こんな強壮薬ばかりを一度に飲んだら死んでしまうと言います。尹岸は騙されていたのです。

尹岸は子を授からないのは夫人たちが避妊薬を飲んでいたからだったと気づきました。尹岸は夫人たちに激怒しますが、夫人たちは尹岸がいつも自分たちの名前を間違えることに逆ギレします。李薇と元英は尹岸の夫人たちが罰として手のひらを打たれているところへ乗り込み、罰をやめさせました。

同盟により蒼川から嫁いできたために離縁することができない董海棠以外の二十四節気の女子たちは屋敷を出て行くことにします。李薇と元英は二十四節気の女子たちに皆で出資して9川の美食を出す酒楼を開くことを提案しました。

その頃、尹嵩は郝葭に改めて李薇と上官婧に会うことを禁じていました。郝葭がうなずくと尹嵩は厨房に好物の”螺螄粉”を作らせると言いますが、それは趙芳如の好物なのでした……。

会いたくて

夜市で出会った宋武に一目ぼれした宋舞は李薇に、宋武から求婚されるように仕向けるにはどうしたらいいかと相談します。李薇は宋舞に自分の母が若い頃父に求婚するように仕向けた策を伝授するのでした。

宋舞は尹岐に覆面をさせて宋武の書房を襲わせます。そこへ宋舞がかけつけて宋武を救うという手筈でしたが、芝居が下手すぎて2人がグルだということが宋武にバレてしまうのでした。

屋敷に帰って宋舞が泣いていると、書房に落ちていた玉牌を届けに宋武が訪ねてきます。宋舞は壊した店の物を弁償すると言い、今後も会う口実に分割で毎日書房に返しに行くと言いました。その後、宋舞は思い切って自分の気持ちを伝えますが、宋武は自分が平民であるために何も言えません。宋舞は落ち込んで部屋に戻ってしまいます。

翌日、昨日宋舞が部屋に持ち帰らなかった玉牌を持って宋武が再び屋敷を尋ねてきました。侍女は宋武に、昨日宋舞が部屋に持ち帰らなくても玉牌を卓の上に置いたままにしておけばよかったのに、なぜまた今日持ってきたのかと尋ねます。宋武は「また会いたくて」と答えるのでした。

李薇は尹崢に宋武の人柄を確かめてほしいと頼みます。尹崢は宋武の書房を訪ねました。宋武は両親を亡くし書房を営みながら幼い妹を育てているとのこと。

尹崢は宋武に宋舞と暮らしていけるように、科挙を受けなくても官職につけるようにしてやると持ち掛けて人柄を試します。宋武は宋舞に負い目を感じて生きたくないと言って官職を丁寧に辞退するのでした。

19話の感想

二十四節気の女子たちの名前を間違える尹岸といい、郝葭の好物と趙芳如の好物を間違える尹嵩といい、許しがたいですね。二十四節気の女子たちが屋敷を出て行ってスカッとしました。

李薇が宋舞に授けた策ももともと稚拙ですが、その大事な役目を要領の悪そうな尹岐に頼んでしまうというところにも笑ってしまいます。

策は成功しなくても宋舞が宋武の気持ちを確かめることができてよかったです!

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卿卿日常-20話

店舗探し

尹崢と和夫人は川主に宋武のことを話しますが、川主は宋武が平民であることよりも郡主が自分で婚姻相手を決めることに難色を示しました。その会話を隠れて聞いていた宋舞は川主の前に飛び出し、なんと「郡主の称号をお返しします」と言ったのです。

その後、宋舞は宋武に「私郡主をやめたの」と言いに行きました。宋武は宋舞の手を握り、宋舞は宋武の胸に飛び込むのでした。尹崢は新任の九川事務司補佐として新川に駐在する他の8川の使臣を招く仁賓宴じんひんえんを開くことになります。

李薇は元英の教えをもとに寝る間も惜しんで仁賓宴の献立や流れを考えました。それには自分が宴の準備をがんばることで女子が新川で店を出すことを認められるようになり、二十四節気の女子たちのためになるという考えもあったのです。

張り切って仁賓宴の当日を迎えた李薇でしたが、突然川夫人から宴には正室しか出席できないというお達しがあります。李薇は尹崢には心配をかけないように”百福が病気だから屋敷に残る”と言うのでした。

夜、李薇は屋敷でふてくされて酒を飲み、空になった酒瓶を放り投げました。それがちょうど宴から帰ってきた尹崢の額に当たってしまいます。李薇は尹崢の手当てをしながらも思わず不満をぶつけてしまうのでした。

李薇たちは二十四節気の女子たちが酒楼を開くことができるように出資していましたが、女子に店舗を貸してくれる人がなかなか見つかりません。

そんな中、李薇はいつも夫人たちで集まっている酒楼の店主が霽川で隠居するために店を閉めるという噂を聞きます。李薇は番頭に自分は店主と同郷だと売り込み、店を借りたいと言いました。

番頭は相手が女子なのを見て急に話をごまかそうとします。李薇はもしこの店が他の人の手に渡ったら店員は総入れ替えになると思うが、私たちに貸すなら残りたい人は全員引き受けると約束するのでした。

20話の感想

今までわがままに過ごしてきた宋舞が身分を捨てて平民と結婚するというのは予想外の展開でした。でも平民になった宋舞がこれから引き起こすかもしれない騒動に密かに期待してしまいます(笑)

李薇たちは店舗探しに苦労していましたが、なんとか店を借りられることになりそうですね。どんな酒楼が開かれるのか楽しみです!

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本ページの情報は2024年5月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。