【エージェント・オブ・シールド】シーズン7第3話ネタバレと解説。舞台は1955年、ネバダ州グルーム湖付近の砂漠にあるエリア51。クロニコムハンターの狙いが当時進行中だったヘリオス計画だと気づいたシールドはクロニコムの計画を阻止するためエリア51に潜入。しかしそこに伝説のエージェント、ダニエル・スーザが……。
【エージェント・オブ・シールド】シーズン7第3話「エリア51」あらすじ
イノックを1931年に残したまま、ゼファーは1955年にタイムスリップした。
その頃、2体のクロニコムハンターは予測者シビルの元で、次なる助言を煽っていた。
シビルは「ヘリオス計画」のあらゆる可能性を計算し、正確に行えば容赦ない結果が出ると助言した。
一方で、シールド内でもデイジーがディークにフレディを殺すよう指示したことでモメている。
デイジーは”ヒドラの父”が居たからだと言うが、マックはそれではクロノコムの思うつぼだと反論。
自分たちの任務は「クロニコムを止めることだ」と強く言った。
ヨーヨーがシモンズに、任務が終わるまで何度も移動するのかと尋ねる。
シモンズの答は
・あと何回移動するかは分からない。任務が完了するまで時代を問わず移動し続けるしかない。
しかしこのままでは、ずっとクロニコムに遅れを取ったままだ。
そこでマックは、奴らに先手を取る考えを示しエージェントたちに指示を出した。
では、クロノコムハンターたちはなぜこの時代にやって来たのか?
現在、シールドたちがいる場所はネバダ州グルーム湖付近の砂漠。
つまり、シールドの基地があるエリア51だ。
コールソンが調べた記録によると、’55年には極秘の計画が進行していた。
それが”ヘリオス計画”だ。
シモンズの記憶ではヘリオス計画は、失敗続きで中止になっていたはずだったが、ディークの時代では計画は成功し艦対艦兵器が動いていたと言う。
そこでエージェントたちは、エリア51に潜入するための作戦を実行した。
【エージェント・オブ・シールド】シーズン7第3話ネタバレ
エリア51へ
コールソン、デイジー、マック、ヨーヨーの4人は当時の国防総省ジェラルド・シャープいきつけのダイナーで待機していた。
狙いは、コールソンがシャープにシモンズがペギー・カーターに成りすましてエリア51に潜入するためだ。
エリア51が設立したのは2年前だが、未来人のシモンズにとって長年行きたい場所でもあった。
2人は責任者に案内され、ヘリオス計画について話を聞く。
イオン核融合装置は究極の目標で、ヘリオス計画が成功すれば宇宙ステーションを永遠に稼働できるという。
次に、シモンズは憲兵たちの通勤方法を訪ねる。
クロニコムハンターがヘリオス計画を狙っているなら、必ずエリア51に侵入していると思ったからだ。
責任者によると憲兵のほとんどはエリア51に住み、ほとんど外には出ていないが科学者は毎日ここに来ると言う。
そこで2人は、科学者全員に会って話をし、クロニコムハンターか人間かを見極めることにした。
*
また、シャープを拉致したのにはもうひとつ別の目的がある。
シャープを尋問してヘリオス計画について聞き出すことだった。
初めはマックとヨーヨーが尋問したが白人ではないと言う理由で蔑まれ、次にメイが尋問するも「東洋人」と見下される。
そこで、ディークに白羽の矢が立った。
ディークは、シャープがポロっとこぼした言葉からヘリオス計画が失敗している理由を突き止めた。
「地球上の動力ではヘリオスの融合速度が出せない。」
だが、今はクロニコムの動力があるから稼働は可能なのだ。
ハンターたちは、イオン核融合を使って半径何キロも吹き飛ばすのが狙いだと気づいた。
そうすれば”シールドの頭脳”を壊滅することが出来る、つまりシールドは生まれないことになるのだ。
マックはメイとヨーヨーに、パイロットとしてエリア51に潜入させクロニコムを倒すよう命じた。
ダニエル・スーザ
エリア51に潜入していたコールソンとシモンズは、科学者やエリア51に出入りする者に質問し、感情の無い者(クロニコム)を炙り出そうとしていた。
ところがそこにひとりの男がやって来て事態は急変する。
ダニエル・スーザだ。
彼がシモンズを見ればカーターの偽物だと分かってしまう。
それに加え、シモンズはスーザの顔を知らないのだ。
スーザは、入り口の憲兵にシャープとカーターが来ていると聞き、エリア51の施設内に入って行った。
そして2人はついに顔を合せる。
スーザはシモンズがカーターの偽物だと知りつつ話を合わせた。
シモンズは、そんなことも知らずに”カーター”として演技を続ける。
「エリア51にスパイがいる」
ところが、シモンズは彼の「ダニエル」という名前と「ロサンゼルスの支局長だ」と聞き、彼がダニエル・スーザでカーターの同僚だと気づいた。
そして、コールソンとシモンズは逮捕された。
そこにCIAエージェントに成りすましたデイジーがやって来る。
デイジーはスーザに、スパイが侵入していることは確かなこと、そしてあの2人がそれを証明するとも伝え2人の拘束を解かせ、隙を狙ってスーザを閉じ込めた。
【エージェント・オブ・シールド】シーズン7第3話の解説
メイの異変
メイとヨーヨーは、研究室に催涙弾を投げ込み”平気な者は敵”と見極めることにした。
ところが、科学者たちがパニックを起こすと同時にメイにも異変が表れる。
どうやらメイは、他人の感情を共有してしまう共感能力を持ってしまったようで、触れた人の感情を取り込んでしまう体質になっていた。
今回、メイがパニックを起こしたのもパニックを起こした科学者たちの感情を取り込んだのが原因だが、時間が経てば回復する。
クロニコムには感情がないため、メイはクロニコムを判別できるのだ。
研究者の中に女性の姿をしていたクロノコムが紛れ込み、ヘリオスを起動させたが寸前のところでシモンズが阻止したが、これによりクロニコムやコールソンも停止した。
結果として、クロニコムの目論みを阻止することに成功する。
シャープ
シャープは自力で拘束を解き、ゼファー内の司令室に入ってきてしまった。
マックは説明すると言ったが、シャープはゼファーを「宇宙船」だとパニックになったため、マックはシャープを殴って気絶させる。
自分たちが未来から来たことを離せばまた歴史を変えてしまうことにもなりかねないと思ったのか、マックはとりあえず気絶したシャープを外に出し宇宙人を装うことにした。
目を覚ましたシャープの目の前にはゼファー。
「地球人よ、今日の事を口外すればまた誘拐する」と言い飛び立った。
操縦席では、照れくさそうに宇宙人のフリをするマックと、それをニヤけながら見ているディークの姿がコミカルだ。
【エージェント・オブ・シールド】シーズン7第3話の感想
今回、真面目なマックが宇宙人に成りきってシャープに忠告したシーンと、ダニエル・スーザが登場場面は見どころだ。
シモンズはスーザの顔を知らなかったが、コールソンがスーザの顔を見た時の嬉しそうな顔も印象的だった。
「エージェント・スーザ。大ファンです」コールソンにとって憧れのエージェントだ。
3話はちょっとしたコミカルなシーンも多いので、緊張感がほぐれる場面があるのもいい。
この時点でまだタイムスリップはしていないことと、エージェント・スーザの登場もまだありそうなので4話も1955年が舞台のようだ。
【エージェント・オブ・シールド】シーズン7は2021年3月現在Disny+でのみ配信中。
©Marvel & ABC Studios.
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