【エージェント・オブ・シールド】シーズン6ネタバレ(10話)
今回を含め、残り4話となった【エージェント・オブ・シールド】シーズン6。
フィッツとジェマが仲間と合流し、一同が顔を揃えた。
モノリスを探すアイゼルと、彼女を憎しみ消そうとするサージの闘いに、シールド地球を守ることが出来るのか!?
【エージェント・オブ・シールド】シーズン6
前回の流れ
・フィッツとジェマを載せた宇宙船がシュライクの塔を目指す
・サージが仕掛けた爆弾の爆発は免れたものの、トレーラーが大量のシュライクに襲われる
・デイジーの機転でシュライクを全滅させた
・サージとジャコがブリッジを乗っ取る
・ヨーヨーの説得でジャコが味方に加わる
・デイヴィスとマック、ジャコとヨーヨーが宇宙船に乗り込みフィッツとジェマを救い出す
・ジャコが爆弾を抱えて再び宇宙船に乗り込み、自らを犠牲にして船を爆破する
以下、結末に関する重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。
【エージェント・オブ・シールド】シーズン6(10話)超ネタバレ(前半)
メイがコールソンを銃殺!しかしその記憶が……
メイは身柄を拘束され自分の犯行であることを認めるが、しばらくしてエレナが尋問に訪れると身の潔白を訴える。
メイがサージに4発の銃弾を撃ち込み、ライトハウス内では騒ぎとなっていました。
フィッツとジェマが駆け付けるも、サージはすでに死亡していたのです。
デイジーが理由を聞いてもメイは何も語らず、悪人とはいえ人を銃殺したことでメイは部屋に監禁されてしまいました。
メイは銃が嫌いだし、拘束している相手に銃を使うとは思えませんし、彼女ならサージを殴り倒せたはず。
なのになぜメイは銃を使ったのか、そんな疑問が浮かび上がりました。
そこでマックは、デイジーにメイの部屋を調べさせ、ヨーヨーにはメイに話を聞くよう指示します。
ヨーヨーがメイのところに行くと、メイは「やっと話しが出来る人がきた。何で私は拘束されているの?」と興奮状態。
「サージを撃ち殺したからよ」とヨーヨーが答えると、なんとメイにはその記憶が無かったのです。
「パーティが終わって気づいたらここにいた」というメイ。
メイには、サージを撃ち殺しただけではなく、ここ数時間の記憶がなかったのです。
「私は絶対にサージを殺してない」と強く否定するメイに、ヨーヨーも納得。
何を憶えているのかと言えば、
・ライトハウスで祝杯を挙げた
・デイヴィスが潰れてマックとヨーヨーがいい雰囲気になってた
・眠くて自分の部屋に戻った……戻った記憶がない
・エレベーターから降りて、会ったのはデイヴィスだけ
そこで2人はあることに気づいたのです。
その頃、シールドの仲間ディアスもまた頭から血を流して倒れ、メイを見張っていた後からの記憶を失っていました。
一方で、サージの遺体を調べていたジェマは、彼がまだ死んでおらず回復していることに気づき……
サージとコールソンの繋がり
フィッツは、サージがあまりにもコールソンに似ていることが気になり、内緒で彼のことを調べていました。
そこに居たディークは、コールソンとサージの顔が同じ理由を調べてみたかと尋ねます。
フィッツは、同じ顔の男が居ても驚かないが説明がつかないと悩んでいる様子。
彼なりにパズルのピースをつなげてみたところ、
とまでは繋がりましたが、サージとコールソンの関係とアイゼルの関与が分からなかったのです。
恐るべきアイゼルの能力
シールドがフィッツたちを救出に向かった時、デイヴィスとジャコがアイゼルの姿を見たものの、その後一瞬にして消えてしまいました。
その後、ジャコが自分を犠牲にして船を爆破しましたが、アイゼルはそこで死んではいなかったのです。
フィッツとディークが先ほど話しているところに、パイパーがやってきて「メイが戻ってきたとき変じゃなかったか?」と聞いてきました。
2人は「いつも通りストイックで暗かった」と答え、「君は変だと思った?」とパイパーに尋ねると、彼女は「特に思わなかったけどメイは大丈夫」と言います。
しかし、フィッツとディークが研究室を出て行った後、パイパーはシュライクの破片をひとかけ盗んだのです。
そんな中、ヨーヨーとデイジーは事情を聞こうとデイヴィスの部屋を訪れました。
彼の話では、飲み過ぎて爆睡していたが、何杯飲んだかは記憶にない。廊下で気を失って気が付いたらメイがいて、 優しく世話してくれたとのこと。
メイが優しく?……そんなはずはありません。
さらに、デイヴィスも一時的に記憶を失っていることがわかったのです。
一方で、シュライクのかけらを手にしたパイパーは、水に浮かべた欠片が差す方向へ進み何かを探していました。
その時、ディークが知恵を借りたいと相談しに来ます。
「誰かに好かれているか見分ける方法」
フィッツと話している時、祖父が孫と会話を楽しんでいるか気になったというディーク。
ところがここで、パイパーがシュライクを持っていることに気づいたディークは、危ないから戻しておくと預かった瞬間、パイパーの中からアイゼルが現れ、ディークに乗り移ったのです。
サージは死なない?
サージは、胸を4発撃たれたため死亡したため遺体安置所に運ばれました。
しかし、なぜか彼は死んではいないどころか、傷は全て完治し徐々に回復していたのです。
ジェマはこの事実をマックに伝え、サージが死なない理由を突き止めることにしました。
しかもジェマは、この事を知っている人物は少ない方がいいからと、護衛もひとりに絞ります。
そんな2人の会話を聞きながら、サージは夢の中で愛する人たちの幻想をみていました。
ただ残念ながら相手の顔は、影のようになって見えず……。
【エージェント・オブ・シールド】シーズン6(10話)超ネタバレ(後半)
アイゼルは誰だ!?
アイゼルは船内でデイヴィスに、その後メイに乗り移ったことまでがわかりました。
デイジーたちは、その事実をマックに報告し、彼女が”誰にでもなれる”ことに気づいたのです。
(この時点で彼らはパイパーからディークに乗り移ったことを知りません)
ディークに乗り移ったアイゼルは、目的の場所へたどり着くも鍵が掛かっていて入ることが出来ません。
護衛に「開けろ」と指示するも、護衛は「最高レベルの権限がないと開かない」と断ります。
するとディーク(アイゼル)は、最高レベルの長官に乗り移ろうと司令室に向かったのです。
司令室では、デイジーやマックたちが”誰がアイゼルか”と警戒していました。
そこで考えたのは、まずは戦力となるメイを解放し、ライトハウスを封鎖してアイゼルを閉じ込めること。
さらに、彼女は乗り移れるもの、相手の性格までは演じきれていなかったことから、記憶の中には入れないと推測。
そこで、アイゼルが知らない個人的な秘密を話し、さらにそれを裏付けした人物2人をシロと断定することに……。
まずはヨーヨーが秘密を打ち明けてメイが裏付けして、次にデイジーの秘密をマックが話しデイジー本人が裏付けします。
この時点でマックは、デイジーとヨーヨーを”安全対策のために”司令官室に閉じ込めました。
(アイゼンに彼女たちの能力を知られて利用されるのを防ぐため)
次にデイヴィスの秘密をデイジーが裏付け。残るはディークとフィッツの2人です。
そこにパイパーがやってきて、アイゼルはディークだといいますがディークは最後に会ったのはパイパーだと反論。
しかし、フィッツの様子を見たマックが不審に思い「シモンズはどこに潜入捜査していかた?」と尋ねますが、フィッツは答えられず。
諦めたのかアイゼルはフィッツから離れ、その姿を現します。
デイヴィスの死
アイゼルは、痛みを伴わずに済ませたいからボスが誰かを教えるよういいます。
用が済めば出て行くといい、パイパーからディーク、マックそして再びパイパーに乗り移ると、パイパの左手を銃で撃ちました。
「悪くなる一方なのに、まだ分からないの?」
それでもマックは、デイヴィスに発砲命令を出したのです。
マックは、パイパーを怪我させてアイゼルが出て来たところを捕えるつもりでしたが、これが逆にアイゼルを怒らせてしまうことに……。
アイゼルは、高速でメイ、フィッツ、デイヴィスに乗り移ると、そのまま高所から飛び降りてデイヴィスを殺したのです。
3つ目のモノリスの役割
目を覚ましたサージは、メイに乗り移ったアイゼルが自分を撃ったことを思い出しました。
自分をアイゼルのところに行かせないと皆死ぬと言いますが、ジェマは彼を貸せるつもりはありません。
一方で、マックに乗り移ったアイゼルが目的の場所に向かい、メイが全エージェントに無線で知らせます。
デイジーとヨーヨーは、司令官室から出てマックを捜しに行き、サージもまた無線の内容からライトハウスにアイゼルが居る事を知りました。
メイはフィッツから、アイゼルの狙いが「モノリス」であることを聞きますが、モノリスは3つとも粉々になって消え去っています。
しかし、物質は消えたけど光だけは残っていたのです。
”恐怖の次元”かつてのフィッツはそう呼んでいましたが、今いるフィッツはそのことを知りません。
「モノリスが砕け恐怖の次元が開き、ディークの母やクリーが現れ……」
その次元から生身の人間が現れた時、コールソンが入って閉じたのです。
それを聞いたフィッツは”次元”じゃないかもしれないと、調べてみると”モノリスは命を生み出すらしい”ことが分かりました。
「モノリスが司るのは時空と空間と命かもしれない。それが恐怖を形にしているのではないか」という結論に至ります。
さらに、石は砕けた後に残った光はモノリスのエネルギーで、そればサージとコールソンの接点ではないかというのです。
大昔の別の惑星に生んだもうひとりのコールソンを残して、コールソンはグラヴィトニウムを閉じたとすれば、サージとコールソンのDNAが全く同じこと、サージがコールソンという名に聞き覚えがあること、100年以上前から生きていることなど、すべて繋がるのです。
そしてサージはそれを知らないということ。
また、アイゼルが狙っていた装置には3つのモノリスのエネルギーがあることも判明したのです。
サージの中にコールソンがいる?
サージは、ジェマと護衛の目を盗んで拘束を解き、アイゼルが目指していたモノリスの光を閉じ込めた装置が保管されている場所にいました。
アイゼルに銃口を向けて発砲するも、アイゼルに銃は効きません。
「銃は私たちには効かない」
それでも、どんな手段を使ってでも殺すというサージにアイゼルは、サージについて語り始めたのです。
アイゼルに愛する人や家族を奪われたというサージ。
しかしアイゼルは、
「愛していた人や大切な家族を私が奪ったという記憶は思い違いで、サージに家族はいない。それは別人の記憶」だと言うのです。
ではどうやって家族を殺されたの?という問いに、サージは答えられませんでした。
思い出せないのはサージの記憶じゃないからで、彼が宿った体の記憶の残響。
さらに、アイゼルはそれでサージがどこから来たのか分かったと言うのです。
「モノリスがその体を作り 我々の領域へ送った 住民が形を持たない星よ そこに人間の形が現れ あなたは乗り移り 私を忘れた その体の持つ記憶と引き換えにね」
その間に、サージの記憶が鮮明に映し出されていきます。
メイを見つめるコールソン、そしてデイジーとハグするコールソン。
全てはコールソンの記憶で、サージが大切な人と思っていたのがメイとデイジーだったことが明らかになりました。
では、家族を殺されていないなら、なぜアイゼルを憎むのか。
それ宿主がサージを押さえつけているからで、アイゼルの名前も思い出すはずだし、サージ自身の本当の名も思い出せるはずだとアイゼルは言います。
「パチャクテク」
アイゼルは、”形”を手に入れ、形を持たない星を離れたのだと言いますが、サージはなかなか受け入れようとはしませんでした。
ディアラス(モノリス)があれば自分たちの願いが叶う。
それでもサージは断固拒否しました。
するとアイゼルは、モノリスの装置を持つと「自分を倒す唯一の敵はサージの中にいる」と言い、部屋から出て行きます。
そこには、マックを助けに来たデイジーとヨーヨーが……。
アイゼルはすぐにデイジーに乗り移ろうとしましたが、ヨーヨーが阻止して代わりに自分が乗り移られてしまいます。
これはヨーヨーの懸命な判断です。デイジーが乗り移られたら、世界は一瞬にして終わってしまうので。
アイゼルは、ヨーヨーの力に気づき、これなら瞬時に逃げられるし首を掻き切るにも素早く動けるとお気に入りの様子。
マックは、ヨーヨーを守るために自分同伴でゼファーを渡すと交渉し、アイゼルはヨーヨーに乗り移ったままマック共々ゼファーに乗り込んで逃げたのです。
【エージェント・オブ・シールド】シーズン6第10話を観た感想
サージはコールソンの残響であることが判明しました。
シーズン5では、時空に亀裂が入りあちらこちらに幻覚が現れていましたが、その亀裂から漏れ出している光に装置を入れて塞ぐというのがシーズン5第12話にありました。
その光が、別世界にサージをいう人物を生み出したようですね。
その時は、コールソンが光の中には入っていないのですが、影響があったということになるのかもしれません。
いずれにしろ、サージの中でパチャクテクを抑えているとすれば、それはコールソンということになるのでしょう。
全く別の人格だとしても、神髄は同じ。
今後もサージがパチャクテクを抑えておくことが出来るのだとすれば、シールドにとって強い味方になるかもしれませんね。