【エージェント・オブ・シールド】シーズン6ネタバレ(9話)。
サージの裏切りにより、同行したデイジーたちが危機にさらされる一方で、フィッツとジャマが乗る船が地球へとやってきました。
アイゼルを待つシュライクたちは、大きな塔を造りその時を待ちます。
巨大化すれば地球が破壊されてしまう……。シールドは地球の危機を救えるのか。
【エージェント・オブ・シールド】シーズン6第9話のネタバレと解説をお届けします。
【エージェント・オブ・シールド】シーズン6(全回の流れ)
・サージは100年以上生きてシュライクを狩っている
・創造主が来たら地球はサージに滅ぼされる
・サージはアイゼルを消すまで追い続ける
・サージは直径300kmのクレーターが出来るほどの爆弾を使ってアイゼルを消そうとした
・スノーフレークと同行したデイジーたちを危険に晒した
・サージはジャンプ装置でゼファーに乗り込む
・モノリスはアイゼルの故郷の石で数千年前に盗まれている
・アイゼルが探しているのはモノリスのこと
・クロニコムの星を滅ぼしたのはアイゼルかサージか
9話ではシールド側とアイゼルの船内の2舞台で描かれているので、ゼファー・トレーラー編と宇宙船編の2つでご案内します。
【エージェント・オブ・シールド】シーズン6超ネタバレ(9話):ゼファー・トレーラー編
衝突6分前
フィッツとジェマが乗り込んだ宇宙船が、シュライクが作った塔を目指す中、デイジーやメイが乗ったトレーラーも爆弾を載せたまま塔に向かっていました。
爆弾が爆発すれば、直径300kmのクレーターが出来るとともに、地球も滅びてしまう。
何としても爆弾を解除したいところでしたが、ディークでさえも解除不可能だったのです。
衝突まで残り6分。
この時点で、マックはサージが自分を犠牲にしてトレーラーを衝突させるのだと思っていましたが、サージはそんなタイプではありません。
そこで、ヨーヨーがクイン・ジェットで近づき、トレーラーを止める作戦に変更。
その頃、ゼファーに乗り込んでいたサージは、ジャコとパックスを解放しゼファーを乗っ取る計画を進めていました。
サージとジャコはブリッジをパックスは機関室を制圧し、爆発する前に塔から離れるという算段でしたが、ここで彼らにとって厄介な存在となったのが俊足のヨーヨーです。
そこでサージは、ヨーヨーに邪魔されないため、シェルター・チャージャー(ぶつかれば火傷を負う)というバリアを使用することに……。
トレーラー内
爆弾の解除はディークでもお手上げ状態でしたが、このまま衝突してしまえば地球は終わりです。
そこで、ディークはスノーフレークから爆弾について聞いてみました。
爆弾は、ちょっとの衝撃で小さな物質の粒が割れ核分裂、もしくは原子爆発を起こるということでした。
地球の命運はディークの腕にかかっているものの、やはり異星の爆弾の解除には至らなかったのです。
そして、車は塔に突っ込み壊滅すると同時に、数え切れないほどのシュライクが渦巻き状に飛び立ちます。
しかし、爆発は起きなかったのです。
その理由は、デイジーが爆弾をパワーで包み込んでいたからでした。
これも一か八かの賭けでしたが、爆発は回避されたとはいえ危険が去ったわけではありません。
爆弾を隠すために、メイがトレーラーのドアを開けると大量のシュライクがトレーラー目がけて飛んできたのです。
慌ててドアを閉めるも、数え切れないほどのシュライクがトレーラーに体当たりで襲撃してきました。
どのくらい襲撃に耐えられるかということろで、まず窓が割られてしまいます。
シュライクが1匹入り込むものの、ディークに口に入る寸前でメイが始末。
大量のシュライクが入り込んでしまえば、もはや爆破は免れない事態となってしまいます。
そこでデイジーは、ドアを開けてシュライクを車内に入れ、パワーを使って一気にやっつけるという手段に出ました。
これによりシュライクは全滅し、危機を乗り超えます。
予想外の結果
クインジェットの準備が整い、あとは出発を待つだけという時、サージとジャコがブリッジを襲撃。
ちょうど、クインジェットに乗り込もうとしていた操縦士が負傷し、マックも拘束されてしまいます。
さらに、ブリッジの通路はシェルター・チャージャーでバリアされ、誰も近寄ることが出来きなくなってしまいました。
サージの要求は、ゼファーを引き返すこと。
これは、爆発に巻き込まれるのを回避するためでしたが、トレーラーが塔に衝突しても爆発しなかったことでサージが慌てだします。
異変を察知した宇宙船が塔から離れていく様子をみたサージは、ゼファーで船を追うようにデイヴィスに命じます。
マックは、地上部隊(デイジーやメイ)と合流したい、スノーもいると言いますがサージは聞く耳を持たず、「スノーは使えるから悪くない案だ」というジャコの言葉にも、「あと一息だから誰にも邪魔させない」と、かなり熱が上がっている様子。
そんな中、ヨーヨーはブリッジを取り返すため、捕えたパックスを囮にしてバリアを解除させようとしていました。
高速で移動し、パックスの顔をバリアに当てて火傷を負わせます。
パックスを助けるため、ジャコはバリアを解除しましたがその直後、サージはパックスを撃ち殺します。
そしてジャコは、仲間を殺したサージへの怒りを抑えながら、彼の命令でヨーヨーを始末しに向かいました。
サージとマックの本気バトル
ヨーヨーは探しに来たジャコの武器を高速で奪い、さらに手錠をかけます。
目的を達成するためには人を殺してもいいのかというヨーヨーの問いに、「時は犠牲も必要だ」と答えるも、それを亡くなった家族に自慢できるのかと言われ、口を閉ざしてしまいます。
さらに「元々はパン屋だったでしょ」と言われたジャコは、本心では人を犠牲にしたくなかった様子。
ただ、家族を殺したビーストに復讐したかっただけだと、自分の心のまま行動することにしたのです。
一方で、バリアが開いた瞬間に、ヨーヨーから手錠の鍵を渡されていたマックは、サージが見てない隙に手錠を外していました。
サージが油断した際に飛びかかり、サージを捕えようとします。
ここでマックとサージの本気バトル開始。
最後にマックに勝敗があがり、サージはモジュールに閉じ込められてしまいました。
さらにジャコの協力の元、マック、デイヴィス、ヨーヨーの4人がアイゼルの船に乗り込み、フィッツとジェマの救出に向かいます。
【エージェント・オブ・シールド】シーズン6超ネタバレ(9話):宇宙船編
衝突5分前
アイゼルの宇宙船内では、フィッツとジェマが地上と通信するための機器を直していましたが、何時間やっても信号を送れないでいました。
続ければチャンスが来るはず……と言いかけた時、ジェマがクルーたちの様子がおかしいことに気づきます。
「クルーが無言で集まってる」
目がうつろだったことから、彼らが何かに感染したと思い、病原菌か寄生生物かを特定しなければ、地球には下せないと相談していたところ、背後から数人のクルーが、そして正面からアイゼルが2人を囲みました。
ジェマが、クルーの気分が悪そうだと聞くと、アイゼルは愚かな役立たずの価値を高めたというのです。
そんな中、塔を壊されたと感知したアイゼルは、フィッツとジェマが塔が壊されるのを知っていたのではないかと疑いを掛けます。
フィッツとジェマが否定すると、アイゼルは「意外と使えない」と目つきが変わり「役に立たないとどうなるのか分かっているんだろうな」と脅し、地球と通信が出来るよう機器の修理を急がせたのです。
さらに、大気の上層へ行くようクルーに命じると、「地球人が好戦的なのか、それとも奴が来ているのか」と、不安を口にしました。
そんな中、通信機器の修理が成功しジェマはゼファーとの通信に成功します。
「こちらシールド226聞こえますか」
返事を返してきたデイヴィスの声を聞いて安心するも、彼から「同じくシールド226だ」という返事を不審に思ったジェマは、シールドに何かあったと察します。
さらに、ジェマがアイゼルと一緒の宇宙船に乗っていることを知ったサージは、通信をスピーカーに変えアイゼルと話しをしたのです。
サージの声を聞き思わず「コールソン?」と口にしてしまうジェマ。
そんなジェマを無視するかのように、サージはアイゼルを威嚇するかのようにメッセージを送ります。
「シュライクも塔も破壊した、次はお前だ」と。
それにアイゼルは、「やっと私の名前を思い出したの?」かと言います。
サージが本当にアイゼルの名を忘れていたのか、アイゼルが皮肉で言ったのか、この時点ではまだ分かりませんでした。
しかし次の言葉で、もしかしたら彼は本当はコールソンなのか?という思いが過ります。
「来なさい、自分の名も思い出して」
出典:【エージェント・オブ・シールド】シーズン6第9話から引用
アイゼルが語るサージとは?
フィッツは、コールソンは死んだはずだから別人だといいますが、ジェマはコールソンの声だったと譲りません。
さらにアイゼルとコールソンの会話は続きます。
アイゼル「まだ名前が定まらない?」
サージ「大事なのは名前より行動だ」
アイゼル「成果がないでしょ?」
サージ「この前はお前を追い詰めた」
アイゼル「結局 星を滅ぼしただけ」
サージ「お前が汚染した後だったから 広がるのを防いだんだ」
アイゼル「ヒーロー気取り?あなたの口癖”人は英雄的な行動をしたがるが自分を守るのが精いっぱい”。今はどの顔で自分を守ってるの?」
出典:【エージェント・オブ・シールド】シーズン6第9話から引用
「どの顔で守っている」という言葉から、サージは体を変えて生き続けているという感じがしてきました。
地球人であれば、100年以上生き続けるのはかなり厳しいはずですが、アイゼルと同じ人種だたったり宇宙人だとすれば、100年以上生きるのは不思議ではありません。
また、たとえコールソンの体に寄生したとなれば、彼とDNAが一致するのも納得がいきます。
サージは、コールソンという名に聞き覚えがあるとか、同じような言葉を話していたことから、寄生した人の記憶も少し継承しているのかもしれません。
さらにその後、サージは愛する女と家族と唯一の思い出を奪われてアイゼルを追っていたようですが、アイゼルから驚きの答えが……。
サージが失くしたという思い出ですが、アイゼルは「 記憶は奪っていない、元々無かった」と言うのです。
これはサージの正体を暴く上で重要なキーワードとなるはず。
フィッツとジェマに向けられた視線
サージの声を知っていたという理由で、フィッツとジェマは「グルになって自分を狙っていたのか」とアイゼルから問いただされます。
ただ、似た人を知っていただけでその人はもう死んでいると言いますが、アイゼルは2人が嘘をついていると思い込んだのです。
クルーに2人を拘束させますが、隙を突いて銃を奪ったフィッツとジェマは船内に隠れました。
すぐにクルーに見つかってしまいますが、高速でクルーを拘束したヨーヨーに助け出されます。
デイヴィスとジャコは、アイゼルを探しに行きますが捕えようとした直前、彼女は姿を消してしまいました。
その後、ジャコの持っていた装置でトレーラーにジャンプして危機を逃れましたが、ジャコは爆弾を抱え”自分の使命”を果たすために、再び宇宙船に戻るとクルー共々宇宙で爆発させたのです。
次なる伏線!? デイヴィスの様子に注目!
アイゼルは見つからなかったものの、クルーも船も全て消し去りました。
その後、シールドは自らを犠牲にしたジャコに感謝しながら”終わり”を祝っていましたが、デイヴィスの様子がおかしい……。
ソファーによりかかったまま眠りこんでしまい、話しかけても置きません。
隣にいたパイパーは、彼が着かれていると思い込み寝かせてあげましたが、ただそれだけでは無いように思えます。
なぜあの時、アイゼルの姿が見えなくなったのか。ジャコとデイヴィスが挟みうちをしていたので、逃げ場はないはず。
シュライクに寄生された者は、喋ることも出来なくなるようですが、デイヴィスずっと話していたのでシュライクに寄生したとは考えづらいです。
もし何かに寄生されているとしたらそれは、アイゼルのほか考えられません。
また、アイゼルはもしかしたら、体を取り換えながら生きている?可能性もあるかもしれませんね。
シュライクは寄生する生物なので、その親となるアイゼルも同じ寄生生物なのかも。
デイヴィスがアイゼルに寄生されているのだとすれば、アイゼルはモノリスにより近くなったと言うことでもあります。
彼女がモノリスを手にしたらどうなるのか、【エージェント・オブ・シールド】シーズン6も残り4話。
そしてラストは、メイがサージを銃殺!?
メイが拘束されている相手を、いきなり撃ち殺すというやり方はしないはず……。
メイに何があったのか!?
ストーリーは早い流れで展開されているので、サージの正体を知るのもメイがサージを襲撃した理由が分かるのも目前ですね。