【アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件】第1話・2話ネタバレとキャスト情報。1994年、全米のみならず世界中を騒然とさせたO・Jシンプソン事件の世紀の裁判の裏側と人間模様を描くリーガルドラマ。【glee】のライアン・マーフィー監督、9つのエミー賞を受賞した大ヒット作品。
【O・J・シンプソン事件】第1話・2話あらすじ
https://dramasnote.com/americancrimestory-ojsimpson-ep3-4/
元アメフト選手O・J・シンプソン(キューバ・グッディング・ジュニア)の元妻とその友人が殺害された。
あらゆる証拠からO・J・シンプソンが容疑者として浮上する。
スーパースターの関わる殺人事件にマスコミは大いに盛り上がり、世間は騒然となる。
検事マーシャ・クラーク(サラ・ポールソン)は多数の証拠や目撃証言から、すぐに解決する事件だと見ていた。
O・Jは、著名な弁護士シャピロ(ジョン・トラボルタ)を雇うが、出頭直前に自殺をほのめかし、逃走してしまう。
【O・J・シンプソン事件】キャスト情報
O・J・シンプソン/キューバ・グッディング・ジュニア
元アメフトのスター選手で、引退後も芸能界で活躍していた実在するスーパースター。
黒人でありながら付き合う友人は白人が多く、元妻も現恋人も白人。
元妻ニコールに暴力をふるい、何度も通報された過去がある。
O・J役を演じたキューバ・グッディング・ジュニアは【ザ・エージェント】(1996)でアカデミー賞助演男優賞を受賞した。
【ぼくはラジオ】(2003)、【大統領執事の涙】(2014)など代表作多数。
マーシャ・クラーク/サラ・ポールソン
O・J・シンプソン事件の主任検察官。
自身の離婚問題も抱えており、シングルマザーとして奮闘する。
マーシャ役のサラ・ポールソンは、本作でエミー賞主演女優賞を受賞している。
【キャロル】(2016)【オーシャンズ8】(2018)などでも知られるアメリカの実力派人気女優。
ロバート・シャピロ/ジョン・トラボルタ
ロバートは、有名人を多く担当する全米一と言われる弁護士。
マーロン・ブランドの息子が起こした殺害事件を5年の刑期で済ませた、司法取引が得意な弁護士。
今事件でドリーム・チームを結成し、主任弁護士となる。
シャピロ役のジョン・トラボルタは、映画【サタデー・ナイトフィーバー】(1978)や【グリース】(1978)で一世を風靡した。
また映画【ヘア・スプレー】(2007)の主人公の母親役で話題をさらった。
今作品ではプロデューサーとしても名を連ねている。
ロバート・カーダシアン/デヴィッド・シュワイマー
O・Jをジュースと愛称で呼ぶ親友で、家族ぐるみの付き合いをしている。
O・Jの無実を信じ、後に弁護士としてドリームチームに入る。
カーダシアン役のデヴィッド・シュワイマーは【フレンズ】(1994-2004) のロスで知られるアメリカの人気俳優。
クリストファー・ダーデン/スターリング・K・ブラウン
クリストファーは、検察の特別捜査官として働いていたが、後にO・J・シンプソン事件の検事になり注目を集める。
同じ黒人として尊敬するコクラン弁護士が、当事件を人種問題として扱ったことに違和感を感じた。
クリス役のスターリング・K・ブラウンは、本作でエミー賞助演男優賞を受賞している。
また同年に開始したドラマ【THIS IS US】(2016-)ではエミー賞主演男優賞の他、ゴールデングローブ男優賞も受賞している。
ジョニー・コクラン/コートニー・B・ヴァンス
ジョニーは、マイケル・ジャクソンの弁護も担当した有名な黒人弁護士。
人種差別問題の第一人者であり、ドリーム・チームの一員となる。
コクラン役のコートニー・B・ヴァンスは、本作でエミー賞主演男優賞を受賞した。
その他の登場人物
☑ビル・ホッジマン/クリスチャン・クレメンソン
マーシャと共同でO・J事件を担当する検事。
☑ギル・ガーセッティ/ブルース・グリーンウッド
LAの検察局長。知事選の出馬を控えている。
☑F・リー・ベイリー/ネイサン・レイン
有名な裁判で活躍した大物弁護士。ドリームチームの一員。
☑アラン・ダーショウィッツ/エヴァン・ハンドラー
ハーバードで教鞭をとる著名な弁護士。ドリームチームの一員。
☑マーク・ファーマン/スティーブン・パスクール
LAの白人刑事。事件の物的証拠の第一発見者。
☑ランス・イトー/ケネス・チョイ
人権問題に中立な立場から任された日系の裁判官。
【O・J・シンプソン事件】第1話・2話ネタバレ
第1話:被疑者O・J・シンプソン
1994年6月13日未明、O・J・シンプソンの元妻ニコール・ブラウンと、その友人のローン・ゴールドマンがニコールの自宅で惨殺死体で発見される。
警察がO・Jに事を伝えるためシンプソン邸に到着すると、そこにはドアとシートに血痕がついたO・Jの車フォード・ブロンコがあった。
検察官マーシャ・クラークは、ニコールがO・Jから何度も暴力を受け警察沙汰になっていたのに、有名人に甘い警察が見逃していた事を知り激怒した。
そして、続々とあがる証拠や目撃証言からO・Jの犯行を確信する。
一方、スーパースターが絡む殺人事件にマスコミは大騒ぎし、全米中がこのニュースで持ち切りになった。
そんな中、O・Jは親友のカーダシアンから推薦された凄腕のシャピロを弁護士にする。
著名な黒人弁護士コクランは、この事件は勝ち目がないと周囲に漏らす。
またニコールの親友であり、カーダシアンの前妻クリスもO・Jの犯行を確信していた。
O・Jは一貫して否認しているものの、ポリグラフ検査(嘘発見器)の結果は芳しくなく、シャピロは得意分野の司法取引の道を模索していた。
シャピロはO・Jを有利な方法で出頭させるため警察と取引するが、O・Jは自殺を仄めかし、あげく友人のA・Cと共に車で逃走する。
第2話 命がけの逃走
O・Jの逃走でマスコミは更に騒然とする。
カーダシアンはO・Jが遺書を書いていたことから、彼が自殺したと思い込み、シャピロの薦めもあり記者会見でO・Jの遺書を読み上げる。
O・Jの逃走車ブロンコは、警察発表とマスコミによって公表されたため、すぐに一般ドライバーの通報により発見された。
しかし、全米テレビで生中継される中、警察はO・Jを捕まえることができず、最も低速なカーチェイスとなる。
その上、O・J自身が自殺をにおわせ、なかなか車から降りようとしない。
だが、カーダシアンの説得によりO・Jは投降し、逮捕される。
【O・J・シンプソン事件】第1話・2話感想
約25年前、アメリカのテレビはどのチャンネルもO・J・シンプソン事件ばかりだった。
当時はO・Jが人種差別のために逮捕されたと報道をしていたような記憶がある。
それがこのドラマを見て「こういうことだったのか」と驚いていている。
O・Jは人種差別どころか、有名人ということで優遇されていたということに。
警官はO・Jの車を追跡しても、テレビの前でO・Jを逮捕する事を嫌がったのだ。
また動かぬ証拠や証言が次々と出てきて、どう見てもO・Jが犯人としか思えなくなった。
今後は法廷が舞台となり、検察と弁護士の争いが焦点となる。
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