【ベター・コール・ソウル】シーズン5第1話ネタバレ。
業務停止期間が終わり弁護士として再スタートしたジミー・マッギルはソウル・グッドマンと改名する。
一方、ラロ・サラマンカはグスタボ”ガス”フリングの動向を探り、ガスから地下工場の存在を知らされる。
そしてマイクはマドリガル社から派遣されたドイツ人労働者達を帰国させるが……。
【ベター・コール・ソウル】シーズン5第1話”魔術師”のあらすじを紹介。
【ベター・コール・ソウル】作品情報と相関図
作品データ | |
公開年(製作国) | 2015年~ アメリカ |
原題 | Better Call Saul |
関連情報 | 【ブレイキング・バッド】主人公ソウル・グッドマンを主人公にしたスピンオフ作品 |
製作 | AMC |
キャスト | ボブ・オデンカーク、ジョナサン・バンクス、マイケル・マッキーン、レイ・シーホーン、パトリック・ファビアン、マイケル・マンドほか |
公式サイトURL | オフィシャルサイト |
【ベター・コール・ソウル】シーズン5第1話”魔術師”のあらすじ
ショッピングモールで面が割れたジミー。
ネブラスカ州オマハのショッピングモールの一角にあるシナボンで、別人タカヴィックとして働いているジミー(ボブ・オデンカーク)は、以前の彼を知るタクシー運転手から「ソウルに電話しよう」のフレーズを言ってくれとせがまれ、仕方なく応じた。
身の危険を感じたジミーは、直ぐに人消し屋エド・ガルブレイス(【ブレイキング・バッド】、【エル・カミーノ】に登場した表向きは清掃業者の身分偽装請負人)に、ショッピングモールの公衆電話で連絡を取る。
しかし、今回の取引額は以前のケースの2倍と言われ「自分で対処する」と言って電話を切った。
ソウル・グッドマンに改名するジミー。
ニューメキシコ州の役所で、ジミー・マッギルからソウル・グッドマン(Saul Goodman=It’s all good man 全て上手く行く)に改名すると言い出すジミー。
理由は、ジミーがソウル・グッドマンとして、かってプリペイド携帯を販売した相手は、遅かれ早かれ犯罪を犯してジミーの世話になると踏んだからだ。
ジミーの考えに迷いが無い事を確認したはキム(レイ・シーホーン)はジミーの考えを支持した。
一方、ラロ・サラマンカ(トニー・ダルトン)とナッチョ達が、オフィスとして使用しているレストランでガス(ジャンカルロ・エスポジート)達の動向を推測していると、彼らが捌いている薬物に混ぜ物が入っているという情報が入った。
ラロとナッチョが早速取引場所へ駆けつけると、そこでは彼らが取り扱っていない薬物が売り物の中に混じっていた。
その後、単独でガスの経営するフライドチキンチェーンの倉庫に行ったラロは、ガスから「ワーナー・ジーグラーなる男がガス達の裏の事業を知って薬物を2kg盗み出した、後はご存知でしょう?」と説明を受ける。
更にガスは、ジーグラーが盗んだ分を他で補ったので薬物の質が落ちたとラロに説明する。
ジーグラーに関しては、事実をありのままラロには語らなかったガスだったが、ガスは洗濯工場の地下に建設中の薬物製造工場をラロに見学させた。
ラロは、ジーグラーを尾行していた男の事を尋ねると、それはマイクだとガスはラロに教えた。
双方の誤解がなければ、マイクがジーグラーを殺すこともなかったであろうとガスは話を締めた。
【ベター・コール・ソウル】シーズン5第1話ネタバレ
魔術師ソウル・グッドマンの誕生。
ジミー・マッギルから、ソウル・グッドマンへと改名したソウルは「短縮ダイアル1を押せば直ぐ駆けつける」「そこにいるバビノーの刑期を短くした」などと宣伝し、以前と同じように不良達の溜まり場に仮設店舗を儲けてプリペイド携帯を売る。
列をなして集まった不良やドラッグクィーン達に、ジミーの売るプリペイド携帯は以前にも増して飛ぶように売れた。
プリペイド携帯を売り切った後も、「暴行以外は50%オフにする」と言って名刺を配るジミーだった。
それを見ていたヒューエル・バビノー(ラヴェル・クロフォード)は、ジミーの事を「魔術師(Magic Man)だ」と言った。
こうして魔術師ソウル・グッドマンが誕生した。
ラストまでのストーリー。
クリーニング工場Lavanderia Brillanteの名が大きく書かれた1台トラックを、ひと気の無い場所に止めたマイク(ジョナサン・バンクス)は、そこでドイツ人労働者達を降ろす。
マイクはドイツ人労働者達各自に1台づつ車を割り当て、空港も目的地も全員異なるように念を入れかん口令を課した上で解散させた。
カイが「あいつ(ジーグラー)はヤワかった、仕方が無かった」と口にするやいなや、マイクはカイを殴り倒した。
マイクは、ジーグラーがカイを庇っていた事を知っており、またマイクとしてもジーグラー射殺は苦渋の決断だったのだ。
しかしながら、キャスパーという男がマイクに詰め寄った以外は問題もなく、マドリガル社が派遣したドイツ人労働者達はそれぞれ帰国の途に着いた。
その後、マイクは報告をする為に地下工場に戻る。
ラロ・サラマンカがうろついている間は地下工場の作業は再開出来ないが、ガスはマイクには顧問料を支払うと言う。
マイクがガスに、射殺したジーグラーの事を尋ねると、ガスは作業中の事故でジーグラーは死んだ事にした、埋め合わせわした、と言った。
マイクはガスの埋め合わせと言う言葉に噛み付き、「顧問料などお断りだ」と言ってガスの申し出を拒んだ。
弁護士オークリーは裁判所で「グレイヴンホーストの件はどう思うか」と、ジミーが雇ったテレビのインタビューワーを装った4人組に囲まれる。
そこへ現れるジミー、オークリーはソウル・グッドマンのCM撮影に利用されたのだった。
その後、撮影を終えたジミーはキムと出くわす。
ジミーは、クライアントがキムの提示する5ヶ月の服役という条件を飲まないという話を聞くと、一芝居打って検事のフリをして、その場にいたクライアントに聞こえるように「新たな証拠が見つかった」などと聞こえるように話をする。
クライアントはキムの提示する条件を飲んだが、キムはジミーのインチキに心底イヤ気が差したように見えた。
【ベター・コール・ソウル】シーズン5第1話を見た感想。
「DEDICATED TO OUR FRIEND Robert Forsterロバート・フォスターに捧ぐ」と、しっかり最後に出ていました。
人消し屋エドを演じたロバート・フォスターは【エル・カミーノ】公開直後に亡くなりました。
ご冥福をお祈りします。
また、通常は過去の回想シーンが白黒で描かれる事が多いのですが、シナボンで働くジミーは【ブレイキング・バッド】でウォルターと別れて以降の話になります。
ジミーは人消し屋エドに「自分で対処する」と語りましたが、ジミーが今後どう対処するのか楽しみです。