【ベター・コール・ソウル】シーズン5第6話のネタバレ。
ジミーはアッカーの代理人としてメサ・ヴェルデとコールセンターの件で交渉に望む。
キムは事前にジミーとアッカーの件で和解したつもりでいたが、事態は意外な方向に……。
一方、ラロはマイクの策にハマって窮地に陥る。
【ベター・コール・ソウル】シーズン5第6話”ウェクスラー対グッドマン”を解説。
【ベター・コール・ソウル】第6話のあらすじ。
キム
少女時代のキム。
キムは母親の酒類中毒に嫌気が差したので、チェロの練習の帰りに、母親がキムを送って行くと言ったのを無視してチェロを背負って3マイルある自宅への帰路を歩いた。
ケビン・ワクテル潰しの対策を練るジミー達。
幼少期のケビン・ワクテルが父と共に映るメサ・ヴェルデの過去のCMを見ながら対策を検討するジミーお抱えの撮影クルー達。
カメラマン | ジョッシュ・ファデム |
メイク係 | ヘイレイ・ホルムズ |
音声 | ジュリアン・ボンフィーリオ |
そして、ジミーのアイデアでグリーンバック(今で言うクロマキー)合成で撮影が行われる。
夜、急遽ネイル・サロンに役者を集めて、メサ・ヴェルデを貶めるためのCMの撮影が行われていたが、そこへキムがやって来た。
キムは同じS&C法律事務所のリッチが私達を疑っているとジミーに話し、アッカーに7万5千ドルを支払う事で和解して、コールセンターの件を終わらせようとしていたのだ。
ガス対ラロ、激化する薬物組織どうしの抗争。
ガスはビクター、マイクと共に何処かの工場へやってきてナッチョと面会する。
ナッチョはガスにラロがドミンゴを使って、DEA(麻薬取締局)にガスの取引場所などを教えていると情報を知らせる。
父親を人質に取られているナッチョはガスに従わざるを得ないのだった。
ナッチョの話を聞いたガスは担当を下っ端か新人に変えて、彼らを逮捕させ身内の売人を守る対策を取る。
ガスは、今後はマイクに話すようラロに言い、ガスとビクターはその場を後にした。
残ったマイクは、ナッチョにまずはラロを何とかする言ってから去った。
シーズン4第10話”勝者”で、ラロが旅行代理店の店員を殺害した後に店にやって来た図書館の司書を探し当てたマイクは、彼女にラロが使用している車の目撃情報を警察に報告させた。
マイクに嵌められたラロは、パトカー数台に囲まれて仕方なく警官達に投降した。
和解するはずだったが……?
アッカーの代理としてやって来たジミーとメサ・ヴェルデのケビン・ワクテル、ページ・ノビック、S&C法律事務所のキムとリッチの5人は和解交渉を開始。
キムは、4万5千ドルでの和解を提案したが、ジミーはその100倍の400万ドルを提示した。
- 写真家オリビア・ビツイがメサ・ヴェルデのロゴの基になった写真を撮影、写真自体はワクテル家が買い取っていたがロゴへの転用が無許可で行われた事。
- 撮影しておいたでっち上げのメサ・ヴェルデを非難するCMを流す。
などと、ジミーはメサ・ヴェルデ側を脅した。
先日、ジミーとアッカーの件で和解したつもりでいたキムは怒り心頭だった。
メサ・ヴェルデ側はもちろん、ジミーの提案に応じる必要はないと判断したが、事態の解決を急ぎたいケビンはトイレに行くと言って部屋を出てジミーと話し合う。
- ケビンのアッカー氏に対して公式の謝罪。
- アッカーに対して4万5千ドルの支払い。
- ロゴの使用量20万ドルを写真家オリビア・ビツイに支払う。
- 写真家オリビア・ビツイ対してもケビンが公式に謝罪。
このジミーの提案にケビン・ワクテルは同意した。
400万ドルと脅しておいてより少額、但しケビンが公式に謝罪するという、正にペテン師ジミーの面面目躍如の解決方法だった。
まさかの展開になる第6話の結末、キムがジミーにプロポーズ?
ジミーが【ベター・コール・ソウル】シーズン3で、楽器店からもらったエレキギターでディープ・パープルの名曲、「スモークオンザウォター」を練習している所へキムが帰宅した。
キムは怒っていた。
というのもキムは、ジミーが事前に申し合わせた通りに行動すると思っていたからだ。
ジミーは、メサ・ヴェルデともリッチのキムに対する疑惑も上手く切り抜けたと思っていたが、キムは違った。
キムはジミーの出しに使われた事に対して激怒していたのだ。
キムはジミーに「私達対銀行の話をあなた対私の戦いにした」と言い、その後も「ジミーは自分(キム)をいつも騙して利用している、信頼出来ない」などと言い続けた。
怒ったまま話し続けたキムだったが、最後に「今すぐ終わりにして楽しい想い出を胸に別々の道を進む……」と言って一瞬間を置いた後に「それか結婚するか」
キムの爆弾発言で【ベター・コール・ソウル】第6話”ウェクスラーvsグッドマン”は終わる。
【ベター・コール・ソウルを第6見た感想。
キムがジミーに対して散々怒った後のプロポーズは、もしかすると今シーズン最高の名シーンとなるかも。
冒頭で意地を張って歩いて帰宅した少女時代のキム、そして最後のシーンでジミーに怒りながらもジミーにプロポーズするキム。
強情なキムの性格が良く表現されていて、第3話”うってつけの男”のアイスクリームと同じように、最初と最後に連関を持たせているのだと思います。
それにしても、ことごとく予想を裏切られました。
”ウェクスラー対グッドマン”のタイトルで2人が法廷で対決するのか?などと思っていましたが全然違っていて、ジミーが芝居を打って上手く難事を切り抜ける内容だとは予測出来ませんでした。
今回の話は視聴者の評判も上々のようです。
視聴者の感想。
キム!だめだ、それは言っちゃだめだぁ!それだけはぁ!と思わず叫んでしまった……
だけど、すごく良いシーンだった。
人間の描写が素晴らしい。
S5-6— 津田康記 (@pierrotcrimson) March 25, 2020
あっという間にS5も折り返し。そして見始めるとあっという間に終わってしまう。面白過ぎる。ジミー!今回ばかりはやり過ぎ。これじゃいくら何でもキムが・・・と思いきや!何?最後の一言!次回が待ち切れない。#ベターコールソウル
— m-nao (@imaima0221) March 26, 2020
本当に増々次回が楽しみな【ベター・コール・ソウル】でした。