【ベター・コール・ソウル】シーズン5第8話ネタバレ。
ジミーの弁護によって保釈を勝ち取ったラロ・サラマンカ。
ラロは用意した保釈金をジミーに取りに行かせる事にする。
10万ドルで保釈金700万ドルの運搬を引き受けたジミーだったが、思いもよらぬ苦難がジミーを待ち受けているとは彼は知る由もなかった……。
【ベター・コール・ソウル】シーズン5第8話の”運び屋”を解説します。
【ベター・コール・ソウル】シーズン5第8話のあらすじ
オープニング
サラマンカファミリーのアジトに、ポルシェ・カイエンで到着したリオネルとマルコ。
リオネルとマルコが用意したバッグに入れるために、700万ドル分の100ドル札を労働者達が数えていた。
拘置所でラロと取引するジミー。
ラロは拘置所で新聞を読みながらジミーを待っていた。
新聞にはロスポヨスエルマノスが放火されたと言う記事が見受けられた。
拘置所にやって来たジミーに、ラロは保釈金700万ドルの受け取り場所を教え「従兄の双子(リオネルとマルコ)が待っているから用意した金をそこで受け取れ」と言う。
ジミーは、双子が拘置所へ金を持ってくれば良いとラロに提案するが、目立ち過ぎるとラロは拒み、続けてジミーはナッチョに金を運ばせてはどうかとラロに問うが、ラロはナッチョを過度に信頼してない様子で、ラロはジミーが保釈金を運ばせるのに適任だと返答する。
しかしながら、引き受けるのを渋っているジミーがを見たラロは、彼を運び屋にするのを諦めた。
だが、ジミーは拘置所を引き上げる際に10万ドルで保釈金を運ぶと自ら条件を出し、ラロは条件を飲んで取引は成立。
結局ジミーが保釈金を拘置所まで運ぶ事となった。
ジミーはキムと暮らすアパートで、第6話”ウェクスラーvsグッドマン”でのキムの発言を受け、ラロの保釈金を運ぶ事になったと正直に打ち明けた。
キムは勿論ジミーに反対したが、彼は保釈金を受け取りに向かう。
荒野を彷徨う羽目に陥ったジミー。
ジミーは指定された何もない荒野で、Jo soy Avocado.(自分は弁護士)とスペイン語を練習していたが、ポルシェ・カイエンでやって来たリオネルとマルコは何も話さず、保釈金の入った2つのバッグをジミーに渡してその場を去った。
保釈金を受け取ったジミーはラロに渡すべく車を飛ばしていたが、3台のランドクルーザーに行く手を塞がれてしまう。
絶体絶命のピンチ,複数の男に囲まれたジミーは保釈金を彼らに渡す。
保釈金を手渡したにも関わらず殺されそうになったジミーだったが、銃声が響いてジミーを撃とうとしていた男は倒れた。
強盗達は次々と倒れて行く。
最後に残ったひとりは赤いランドクルーザーで逃げ去った。
全てが終わってジミーに近付いて来た男はマイクだった。
マイクは、保釈金を自分の車に載せようとしたが、銃撃で燃料タンクに穴が開いていたのでジミーの車に載せ、2人は銃撃戦の場から車で裁判所に向かった。
マイクは、殺されそうになって憔悴したジミーを励ましながら目的地に向かっていたが、ジミーの車、スズキ・エスティームは止まってしまう。
銃撃戦でオルタネーターがダメージを受けていたのだ。
マイクは車の所有者が誰か判明してしまう物は全て、そしてマイク自身が発信器を仕込んだフュエルキャップを取り外し車を廃棄した。
そしてマイクは銃類、ジミーは保釈金を持って荒野を歩き出した。
2人は、生き残った強盗の襲撃を警戒しつつ歩き、夜を迎えて野宿した。
しかし、発見される事を恐れたマイクは火を焚かず、スペースブランケット(サバイバル・シート)に身を包んで就寝した。
マイクはジミーにもスペースブランケットを勧めたがジミーは断った。
【ベター・コール・ソウル】シーズン5第8話の結末
キムはラロと面会するが……。
ジミーが帰って来ないので、関係者と偽ってラロと面会したキムだったが、キムがジミーの妻である自分に保釈金の場所を教えて欲しいと懇願したにも関わらず、警戒するラロは保釈金の場所を話す事はなくキムにとってラロとの面会は失敗に終わる。
ラストまで
再び歩き出した2人だったが水筒の水は尽き、尿を飲む羽目に。
そして、疲れ果てたジミーは楽をしようと大量の100ドル札の入ったバッグを持つのではなく、地面を引きずるようにしたがバッグに穴が開いてジミーのアイデアは失敗に終わる。
その後、サボテンの棘をつま先に引っ掛けてしまい、精魂尽き果てたジミーにマイクは、目的が有るから自分は歩ける、目的を持てと励ます。
そうこうしていると、2人は再び赤いランドクルーザーに見つかっしまう。
マイクはジミーに赤いランドクルーザーをやり過ごすように言ったが、ジミーはバッグからスペースブランケットを取り出して注意を引く作戦に出た。
赤いランドクルーザーはジミーを目掛けて突進して来たが、マイクはタイヤを撃って横転させ、2人は事無きを得た。
マイクは横転したランドクルーザーから飲料水がないか探したが、飲料水は有ったものの銃弾が貫通してしまっていた。
【ベター・コール・ソウル】シーズン5第8話を見た感想
自分は今回の”運び屋”(原題 Bagman)はマイク大活躍の話だと思いました。
相手が気づく前に先制して狙撃、その後も一方的にひとりで多数の相手を倒すマイクは、ゴルゴ13のようです。
また、4シーズンに渡って親しんだオンボロのスズキ エスティームを【戦国自衛隊】(1979)で61式戦車を川に沈める様に廃棄するシーンは泣けました。
更に、ジミーは砂漠で夜が冷え込むにも関わらず、銀色のサバイバルシートをマイケルから受け取る事を拒み、後でシワクチャになったサバイバルシートを捨てたのは悪い意味でチャックとの決別だったのではないか。
さて、4月12日は復活祭ですが、今回はイースターエッグが色々と仕込まれているらしいです。
例えば、ジミーの車のキーと【ブレイキング・バッド】最終話”フェリーナ”のウォルターの車のキーが一緒なんだとか。
視聴者の声
神回と大好評のようです。
ベターコールソウル 5-8
素晴らし過ぎるBCSからのひとにも恐らく完璧なエピソードだろうけどBrBaファンにとっては場面も台詞も…
もう涙モノですよ😭細部に至るまでヴィンス・ギリガンの
アルバカーキ・サーガ・ファンへの愛に満ち溢れた至福の54分間でありました
生きててよかった😭— 元バターの国のひと (@allIneedisbut) April 7, 2020
ベターコールソウル
今回のエピソードで確信した人多いと思う
「このドラマ、ブレイキングバッド超えたわ…」と pic.twitter.com/Mq4ZYSahzP— 50%オフおじさん(ほぼ半額) (@Ono_89_imohori) April 7, 2020
#BetterCallSaul S5Ep8
とんでもないものを観てしまった。間違いなく全シーズンの中でトップのクオリティーだよ。後半はもうある種の神話のようにさえ思えてきた。
演技、演出、編集、音楽、台詞。総てが計算し尽くされ、もうため息しか出ない。
ヴィンス・ギリガンの真骨頂ここにあり。すげーな。 pic.twitter.com/VRt1C2OBFH— suzu (@nezimaki49081) April 7, 2020