ステフォン・ブリストルが監督を務める【Breathe】に、ミラ・ジョヴォヴィッチやジェニファー・ハドソンなどの出演が決定したと各米紙が報じている。【Breathe】は、酸素不足になった地球を舞台とするアクション・サバイバル・スリラー映画。
ジェニファー・ハドソンやコモンなど個性豊かなキャストが名を連ねる
ステフォン・ブリストルが監督を務めるアクション・サバイバル・スリラー映画【Breathe】は、来週カンヌで開催されるマルシェデュフィルムにてバイヤーに紹介されるようだ。
CAAMediaFinanceとUTAIndependentFilm Groupは、映画の資金調達の手配を支援してCapstoneと共に米国の権利を共同で代表する予定で、CapstoneGlobalは海外販売を担当する。
キャストには、【バイオハザード】シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ、【ドリームガールズ】(2007)のジェニファー・ハドソン、【ANNIE/アニー】(2015)のクヮヴェンジャネ・ウォレス、ラッパーのコモンが名を連ねる。
また、【アバター】(2009)のサム・ワーシントンに出演交渉中であることも分かった。
【Breathe】の撮影は2022年夏から行われる予定で、Thunder Road Filmsのベイジル・イヴァニクとエリカ・リー、Capstoneのクリスチャン・メルクーリが製作を担当する。
製作総指揮は、Capstoneのルザンナ・ケゲヤンがデイビット・ハリング、Esther Hornstein、Will Flynnと共に務める。
なお、本作はCapstoneスタジオとThunder Roadが共同で資金調達を行うとのこと。
これに対してCapstoneの買収責任者であるルザンナ・ケゲヤンは、「新たな基準を作ることになるであろうステフォン・ブリストル監督のスリラーで、受賞歴のあるキャストが輝くのが待ちきれない」と話しており、Thunder Roadのリー社長もステフォン・ブリストル監督と豪華キャストの集結に期待を膨らませている。
そんな期待を寄せられるステフォン・ブリストル監督だが、監督を務めるのは本作が2作目であり、Netflixオリジナル作品【シー・ユー・イエスタデイ】(2019)で監督デビューを果たしたばかりだ。
【Breathe】あらすじ
物語の舞台は、酸素不足で人間が暮らすことができなくなった地球。
母マヤ(ジェニファー・ハドソン)と娘ゾラ(クヮヴェンジャネ・ウォレス)の親子は、地上が酸素不足のため地下での生活を余儀なくされていた。
地上への移動は亡くなったであろう夫ダリウス(コモン)が作った最新式の酸素スーツによって可能だが、それでも短い距離しか移動できない。
その後、マヤはダリウスと彼の運命を知るという謎のカップルに出会う。
マヤは謎のカップルをバンカーへと招き入れることにしたが、彼らの正体とは……?
この記事は米Variety誌の一部を抜粋してお伝えしています。