【雲間の月は輝きて ~運命の恋人~】7話・8話・9話・10話のあらすじとネタバレ感想。
通関証をなくした容景一行は、月岐の公主とその従者のふりをして城門を通過しました。
ところがすぐに偽者だとバレてしまい追われる身となってしまいます。
7話のネタバレあらすじ
通関証をなくした容景一行は、城門を通過するため、月岐の公主とその従者のふりをすることに。
城門で公主(拓跋葉倩)の飼っている赤い蛇を見せると、守衛はすんなりと入城させてくれました。
ところがその後、本物の公主が城門を通過しようとしたため、偽者だとバレた容景一行は追われる身となり散り散りになってしまいます。
容景は役人に捕まり投獄されてしまいました。
一方で雲浅月は、皆と落ち合うことになっている酒楼で南凌睿(南梁の世子)という謎の男に気に入られ、どこかへ連れて行かれます。
その場所から逃げ出した雲浅月は、偶然 第三皇子に助けられました。
第三皇子は自分のことを覚えていない様子の雲浅月に、自分たちが恋仲だったことを教えます。
雲浅月は「火事の一件以降、記憶がないの」と言って第三皇子と距離を置こうとしました。
そこへ、容景と第四皇子が投獄されたとの知らせが入ります。
それを聞いた雲浅月は第三皇子に、容景を助けてほしいとお願いします。
第三皇子は雲浅月が容景に心変わりをしたのではないかと疑いながらも、容景と第四皇子を助けることに。
その後、容景と第四皇子は牢屋から解放され、月岐の国師から尋問を受けました。
国師は2人が身分を偽っているのではないかと疑いますが、駆けつけた雲浅月と第三皇子により身分が証明されます。
そこへ、月岐国王の容態が悪化したとの知らせが飛び込んできました。
医者が匙を投げるほど国王の病は重篤でしたが、容景が治療を申し出て国王を救います。
国王が目覚めるのを待つ間、容景は公主を騙って入城したことを改めて謝罪し、赤い蛇を公主に返しました。
すると、蛇のお腹の中から公主の指当てが出てきたのです。
そしてその指当ては、雲浅月が現世に帰るために必要だと思われるお宝の1つでした。
容景は目覚めた月岐国王に、なぜ反乱を起こしたのかと尋ねます。
すると王は、何者かから大金が届けられ 3か月の間だけ挙兵するよう要求されたことを話しました。
国庫が底をついている王は大金に心が揺らいだものの、民の事を考えて迷っていると、突然、藩属国が挙兵し、月岐の意図であるかのように見せかけたのです。
月岐の王子はこの一件を調査すると約束し、天聖と月岐の誤解は解けたのでした。
7話の感想
月岐の公主に扮した雲浅月の姿がとても美しくて目を奪われました。
いつもの恰好よりも、女優さんの美しさが引き立っていたように感じます。
そしてようやく、【山河令】蝎王役の李岱昆が登場しました!
今回の役は配音ですが、どことなくキャスト本人の声に近い気がするのは、声優さんが寄せてくれているからでしょうか。
一癖ありそうなキャラクターで、今後の登場が楽しみです。
8話のネタバレあらすじ
容景が月岐国王の病を治したことで、一行は歓迎のもてなしを受けます。
そんな中、容景は国師を宴の外へ連れ出し、かつて国師が扱った慕容家の事件について話を聞きました。
国師は慕容家は何者かに嵌められて一家皆殺しにされたこと、そして今回の挙兵も何者かが裏で動いていたことを教えます。
するとその時、国師は何者かに暗殺されてしまいました。
暗殺を命じたのは第三皇子でした。
第三皇子は手を組んでいる月岐の王子に「国師の手の者はすべて始末した」と安心させます。
王子は「見事な手腕だ」と称賛し、第三皇子が即位したら自分も周囲の国を勢力下に収めるつもりだと言うのでした。
容景一行は国へ帰ることになりました。
公主は国王を救ってくれたお礼にと、国宝である“指当て”を容景に差し出します。
容景一行は帰国する前に、第三皇子が駐留している幕舎に立ち寄りました。
その日の夜、幕舎の外で第三皇子と雲浅月が話しているのを目にした容景は、嫉妬心から酒をあおります。
一方の雲浅月は第三皇子から切々と想いを告げられていましたが、自分は雲浅月ではないので やんわり拒むしかありませんでした。
第三皇子と別れた雲浅月は、酒を浴びるように飲んでいる容景を見つけて隣に座ります。
すると、容景は雲浅月にもたれかかって眠ってしまいました。
雲浅月は容景を幕舎に運んで立ち去ろうとしましたが、腕を掴まれキスされそうになります。
雲浅月は一瞬、キスを受け入れそうになりましたが、結局拒んで幕舎から去りました。
自分の幕舎に戻った雲浅月は、現代に帰る前に彼の病を治してあげたいと思いました。
翌日、公主から“寒毒に効く花”が崖に生えていると聞いた雲浅月は、危険を冒してその花をゲットし、他の薬剤と調合して作った「寒毒に効く薬」を容景に渡します。
朝廷では第三皇子派の冷王が、長年の貢献を鑑みて第三皇子を帰朝させてはどうかと進言しました。
皇帝はその進言を聞き入れ、第三皇子の帰還を命じます。
8話の感想
どうやら、もろもろの黒幕は第三皇子のようですね。
彼の悪事はともかくとして、恋愛面においては第三皇子に同情してしまいます。
雲浅月とは恋仲だったのに、別人の魂が乗り移ったことで突然拒まれてしまったわけですから……。
7年以上も愛し合っていたことを考えると、第三皇子がどうにかして彼女の記憶を取り戻させたいと思うのも分かります。
一方の公主は、最初は面倒くさそうな少女というイメージでしたが、だんだん可愛く見えてきました。
第四皇子とくっついたら、可愛らしいカップルになりそう♡
9話のネタバレあらすじ
容景一行はそれぞれ無事に帰国しましたが、第四皇子は勝手に月岐へ行ったことで皇帝から叱責を受け、罰として軍機大営へ行かされます。
一方の雲浅月も、祖父の雲王爺から「半月以上も姿を消しおって!」と説教されていました。
しかし、雲浅月が南梁の世子と出会ったことを話すと、雲王爺は興味を示します。
その頃、7年ぶりに皇宮に戻った第三皇子は、離宮で幽閉されている生母の蕭妃に会いに行き、再会の喜びを嚙みしめました。
現れた皇帝は、蕭妃を離宮から移動させるよう命じます。
安堵した第三皇子は王府へ戻り、自分が不在の間 都に潜伏していた藍漪を労いました。
しかしすぐに表情が険しくなり、藍漪に命じていた妓楼放火の一件を責め立てます。
「火事の日、妓楼に雲浅月がいることを知っていたはずだ」
それなのに雲浅月を巻き込んだのか、と言いたい様子。
藍漪は、確かに雲浅月がいると知っていたが報告するまでもないと思った と答えます。
第三皇子と雲浅月の仲を取り持とうとする皇后は、2人を外へ遊びに行かせました。
しかし、雲浅月は途中で第三皇子から逃げ出し、月岐の公主とばったり再会します。
雲浅月は公主が第四皇子に会えるよう、軍機大営への潜入を手助けしました。
その後、雲浅月は第三皇子に見つかってしまいます。
第三皇子は雲浅月を無理やり皇帝の面前に連れて行き、雲浅月との婚姻を認めてほしいと懇願しました。
しかしそこへ、兵糧が半焼したとの知らせが飛び込んできたことで、2人の結婚話は先送りとなったのでした。
9話の感想
雲浅月の祖父は「南梁の世子」と聞いた瞬間に興味を示していましたが、南梁と何か関わりがあるのでしょうか。
祖父は慕容家の事件とも関わっているようですし、謎の多い人物です。
ところで、妓楼の放火事件は第三皇子が黒幕だったようです。
太子の失脚を狙っての放火だったようですが、たぶんあの太子なら、第三皇子が策を弄さなくても自然と失脚したと思います(笑)
10話のネタバレあらすじ
街を散策する雲浅月こと李蕓は、高校生の時に父から贈られた万年筆を露店で発見しました。
この万年筆を売った人物も現代から来たに違いないと考えた雲浅月は、現代人にしか答えられない問題(三角関数の公式の覚え方)を張り出し、正解者を募ります。
すると、1人の公子がこの問題を知っていると言い、正解を答えたのです。
公子は「10年前に君が教えてくれたからこの問題を知っている」と言いますが、雲浅月は身に覚えがありませんでした。
雲浅月が名前を聞くと、公子は「楓」と名乗り、会いたければ栄王府に来るようにと言い残して立ち去ります。
その後、栄王府へ会いに行った雲浅月は、先ほどの公子が容景の弟だと知るのでした。
深夜、雲浅月に会いに行った容景は、机の上に第三皇子からの文が置かれているのを見て嫉妬に駆られ、強引にキスをしてしまいます。
雲浅月はキスをした責任を取れと言い、あなたは何度も私を危険から救ってくれたのに、なぜ自分の気持ちを認めないのかと訴えかけました。
容景は雲浅月を強く抱きしめ、ようやく愛していると認めます。
一方、罰として軍機大営に送られた第四皇子は自制するどころか怠けた生活を送っていました。
そこへ、潜入に成功した月岐の公主(拓拔葉倩)がやって来て第四皇子をからかいます。
夜になると、公主は男子ばかりの大部屋で先輩兵士にいじめられますが、第四皇子に助けられました。
第四皇子はひとまず自分の幕舎に公主を連れて行き、早く荷物をまとめるようにと言いますが、帰りたくない公主は「ここに泊まる」と言い出し第四皇子の寝台を独り占めします。
第四皇子は公主を追い出すために襲いかかるふりをしたものの、公主が目を閉じて受け入れるのを見て降参し、最終的に寝台を分け合って一緒に眠りました。
10話の感想
容景の弟・容楓が初登場しましたが、物語のキーマンになりそうな、謎に包まれた人物ですね。
容楓の話が本当ならば、10年前も雲浅月の体に現代の誰かが乗り移ったのでしょうか。
それとも、李蕓が覚えていないだけで、10年前にも李蕓はこちらの世界に来たことがあるのでしょうか。
さて、思っていたよりも早く雲浅月と容景の気持ちが通じ合いました!
こんなに早い段階からラブラブになるということは、そのうち離れるターンがやって来るのでしょうね。
個人的には、第四皇子と公主のケンカップルのほうが気になるかも。
いつか、第四皇子が公主の気持ちを受け入れる日がくるといいのですが!
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