キャドー湖の失踪-ネタバレ考察と徹底解説/キャスト相関図|すべてが繋がる見事な伏線回収(タイムリープ)

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エリーの解説

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「キャドー湖の失踪」は、単純なタイムトラベルではなく、2つの時代を生きる2人の主人公がタイムリープする複雑な物語です。

そのなかで重要とされるアイテムは、カニ座のネックレス、橋、発作、いるはずのない蛾、オオカミ、キャドー湖の干ばつです。

タイムリープした際に副作用として耳から血が出る、手が震えるなどの症状が起きます。アンナは、昔いたけど今はいない”蛾の死骸”を見つけたり、エリーの友人がオオカミを見たなど一見するとわからないような空間にタイムリープの入り口がありました。(この空間は干ばつが回復すると消えてしまう)

蛾は飛んでいるさなかにその空間に入り、副作用が影響して現代で死骸となったようです。また、最初のシーンで無残に引きちぎられていたワニの死骸があったことから、オオカミもまたタイムリープしてきたのだと思います。

アンナが行方不明になったと連絡を受けたエリーは、ボートで向かいましたがほんの数分の間にボートが無くなっていました。


現代でエリーは抜けずにいたアンナの歯を抜いたのですが、この時のアンナの歯がまだあったのです。不思議に思いながらもアンナを家に送り届けました。実はエリーは1か月前にタイムリープしていて、家に戻ると母とダニエルが激怒していたため、本人もデジャブというような感覚だったのだと思われます。

ここでボートに乗ってキャドー湖に出ました。*数分でボートが無くなったのは、この時のエリーが乗って行ったためです。

再び湖に出たエリーは、タイムリープしても戻って来られるように木と腰にロープを結びつけます。そしてタイムリープしたのは2005年。そこで、車のルームミラーにアンナが持っていたカニ座のネックレスがぶら下がっているのを見つけます。

エリーは車に侵入してネックレスを手にしたところで、赤ん坊を抱えた車の持ち主の女性がやってきます。さらに彼女の車の中には大量のチラシがありました。チラシの男性は2003年に行方不明になったパリスでした。

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エリーは、母親が赤ん坊をエリーと呼んだことや彼女が捜している男性が行方不明の父親であることから、赤ん坊は自分でその女性が母セレステだと気づきます。セレステは、ネックレスはパリスの母からもらったと聞いたエリーは、近くのインターネットの店でアンナについて調べました。

そして、アンナが教師として働いていたこと、ベンと結婚してパリスが生まれたことを知り、義妹のアンナが自分の祖母であると知ったのです。

これまでダニエルと連れ子のアンナを本当の家族ではないと思っていたエリーでしたが、アンナが過去にタイムリープして生き続けていたことを喜びます。