キャドー湖の失踪-ネタバレ考察と徹底解説/キャスト相関図|すべてが繋がる見事な伏線回収(タイムリープ)

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パリスの解説

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アンナ・ラングは1999年に橋から車ごと転落して死亡しましたが、パリスは死因について納得できずにいました。そんなある日、仕事中に母アンナが持っていたカニ座のネックレスをキャドー湖で見つけます。

調べているうち、パリスはキャドー湖には時空間移動するエリアがあること、それが湖の干ばつ時に起こることを突き止め、母の発作も干ばつ時に起こっていたことが繋がりました。

パリスが調べているさなか、倒れて気を失っているアンナ(2002年)を助けるため森を抜けようとした時に景色が変わり、タイムリープしたことに気づきます。

既に完成しているダムがまだ建設中だったこと、近くにいた作業員の男たちから「1952年」だと聞かされたことで、持っていた資料を確認しすべてが干ばつと関係していることが分かったのです。

次にパリスがタイムリープしたのは2022年です。ちょうどエリーが2022年から2005年にタイムリープする瞬間で、エリーが道しるべにしていたロープを辿りボートを見つけます。ボートに乗って湖に出ると、橋が壊れていたため違う時代だと気づきました。

パリスの時代
エリーの時代

そこにアンナを探していた救助隊と出くわし追いかけられてしまいます。しかし、逃げる途中でボートが転覆し、病院に運ばれました。大した怪我ではないため警官に事情聴取されます。説明できないと思ったパリスは隙を見て、手錠をつけたまま窓から飛び降りて逃走しました。

それでもダムの上に追い詰められ飛び降りてしまいました。その直後にダムが崩壊。戻ろうと必死に泳ぎましたが干ばつが解消されたため、タイムループの空間が消えて戻れなくなってしまったのです。パリスはそのまま溺死してしまいました。

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まとめ解説

エリーの義妹のアンナは1952年に連れていかれ、その時代を生きてきました。そしてベンと結婚してパリスが生まれ、セレステとパリスの間にエリーが生まれました。

エリーはダニエルやアンナとは血が繋がっていないと反発していましたが、実際はアンナはエリーの祖母、そしてダニエルは曽祖父ということで全員が繋がっていたのでした。

ラストではテレビでパリスがダムから転落し溺死したニュースが放送されていました。エリーはセレステに「彼だね。戻ろうとしたんだ」と小声で言い、2005年でプリントアウトしてきたアンナの写真を見せ、それが1952年の写真であることを伝えました。

セレステはエリーの頬の傷に触れ、車からネックレスを盗んだあの時の女の子がエリーだと気づいたのです。

また、冒頭でパリスがカニ座のネックレスを見つけたのは、エリーがタイムリープの空間が閉じる直前、2005年から2022年に戻ろうとしたとき木に引っ掛けてしまったものだと思います。

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「キャドー湖の失踪」© 2024 WarnerMedia Direct Asia Pacific, LLC. All rights reserved. Max and related elements are property of Home Box Office, Inc.
紹介している作品は、2024年11月時点の情報です。現在は配信終了している場合もありますので、詳細は各公式ホームページにてご確認ください。