アンソニー・マッキー主演の「キャプテン・アメリカ」最新作(タイトル未定)の監督に「クローバーフィールド・パラドックス」のジュリアス・オナ氏を起用することが分かった。
最新作「キャプテン・アメリカ4」
動画:https://content.jwplatform.com/previews/I4jlNHDY
「キャプテン・アメリカ」は、マーベル・コミックに登場するスーパーヒーロー(本名:スティーブン・グラント・“スティーブ”・ロジャース)。
2011年公開の「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」、2014年公開の「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、2016年公開の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」に続き4作目となる。
第4弾は2作目の「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」からの出来事を基にしたストーリーになるとのこと。
マッキー演じるサム・ウィルソンが、2019年の「アベンジャーズ/エンドゲーム」の最後にスティーブ・ロジャース(クリス・エヴァンス)から与えられたキャプテン・アメリカの盾を受け入れようと奮闘する姿が描かれ、最終的にその称号とそれに伴う文化的な重みを受け入れる。
クリエイター兼ヘッドライターのマルコム・スペルマンが、ダラン・マッソンと共に脚本を務める。本作にはまだ正式なタイトルも公開日も不明だが、マーベル・スタジオが今月末、パンデミックの影響で2020年と2021年にSDCCが中止された後、2019年以来初めて出展するサンディエゴ・コミコンで両方を発表できるのではないかと期待が高まっている。
なお、セバスチャン・スタン演じるバッキー・バーンズ(ウィンターソルジャー)、ワイアット・ラッセル演じるジョン・ウォーカー(通称U.S.エージェント)、エミリー・ヴァンキャンプ演じるシャロン・カーター(通称パワーブローカー)、ジュリア・ルイ=ドレイファス演じるヴァレンティーナ・アレグラ・ド・フォンテーンなど「ファルコン&ウィンターソルジャー」の出演者が本作に出演するかは不明。
オナ監督はナイジェリア出身で、NYUの大学院映画学科に通い、2015年の卒論作品である長編「トラブルメーカー」はスパイク・リーが製作総指揮を担当した。
その後、J・J・エイブラムスの元でSFスペーススリラー作品を監督し、最終的に2018年のNetflix長編 「クローバーフィールド・パラドックス 」の監督を務めた。その翌年、オナ監督のインディードラマ 「ルース・エドガー」はサンダンス映画祭で公開され、白人夫婦(ナオミ・ワッツとティム・ロス)とその黒人養子ルース(ケルヴィン・ハリソン・Jr)が抱えるプレッシャーを考察して絶賛を浴びた。この作品は、インディペンデント・スピリット賞の3部門にノミネートされた。
この記事はVariety誌のニュースを抜粋(翻訳)してお伝えしています。
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