「陳情令(ちんじょうれい)」12話・13話・14話あらすじネタバレと感想。

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©2019 Shenzhen Tencent Computer Systems Company Limited

「陳情令」12話・13話・14話あらすじネタバレと感想。温晁は訓学の間、各世家の弟子たちから武器を没収すると言い出しました。また温晁は各世家の弟子たちに「温門青菁華録」という温氏の書物を暗記するように命じ……。

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12話:温氏の訓学

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温晁は訓学の間、各世家の弟子たちから武器を没収すると言い出しました。金子軒だけが反抗して温晁の怒りを買いますが、金家の弟子、綿綿ミエンミエン(ワン・イーフェイ)がとりなしてなんとかその場を収めます。

続けて温晁は各世家の弟子たちに「温門青菁華録」という温氏の先達が残した偉業と名言の数々が記されている書物を暗記するように命じました。

一方、温寧は帰ってきた温情に、訓学に魏無羨たちは来てるかなぁと無邪気に尋ねます。温若寒から忠告されている温情は慌てて温寧に魏無羨たちとは接触しないように言いました。

翌日、温晁は藍忘機、魏無羨、金子軒を指名して「温門青菁華録」を暗唱するように言います。藍忘機と金子軒は拒否しますが、魏無羨は自ら進んで暗唱すると言うのでした。

ところが魏無羨が暗唱したのは藍氏の家規だったのです。激怒した温晁は3人を畑に連れて行き、糞尿を運ばせるように命じました。

糞尿を運びながら魏無羨が藍忘機に雲深不知処が温旭に攻められたことについて尋ねていると、温晁が仕事を怠けていると言いがかりをつけてきました。温晁に反抗的な態度をとった魏無羨は地下牢に投獄されることになります。

大口を叩いていた魏無羨ですが、牢に入れられて顔色が変わりました。牢の中には魏無羨の苦手な犬、しかも巨大な犬がいたのです。

牢の扉には鍵がかけられ、犬は容赦なく魏無羨を襲ってきます。その時、犬の首に3本の針が飛んできて犬は眠ってしまいました。

針を投げたのは温寧でした。温寧は魏無羨に体力を補う薬と凝血作用のある草を渡します。そして魏無羨は温寧から、雲深不知処の大部分が温氏によって焼き払われ、藍忘機は温旭に脚を折られたと聞かされるのでした。

翌朝、温晁の足音を聞いた魏無羨は温寧が助けてくれたとわからないように犬の首から針を抜いておきます。

その後、各世家の弟子たちの前で温晁から以下のことが伝えられました。

  • 藍氏は温氏の管理下に入ったこと。
  • 聶氏は温氏の教化に不満を示したために鎮圧すること。
  • 金氏は対応を心得ていたので無事である。
  • 江氏の宗主、江楓眠は隠れていて顔を見せようとしない。

各世家の弟子たちが「温門青菁華録」を暗唱させられる中、聶懐柔は倒れてしまいます。その時、温氏の配下が暮渓山に妖獣が集まっていて鎮圧に向かった者たちも全滅したと報告しに来ました。

温晁は各世家の弟子たちを盾にして自分が妖獣退治に行くことを思いつきます。しかも温晁は妖獣退治に愛人の王霊嬌ワン・リンジャオ(ルー・エンジエ)まで連れてくるのでした。

感想

魏無羨のことを無邪気に尋ねる温寧がかわいいです。それにしても今まで怖いものなしに見えていた魏無羨でしたが、実は犬が苦手だったとは……。温寧は自分のことを愚鈍だと言ってましたが、こういう時にちゃんと機転を利かせて助けてくれるのを見るとそんなことないよーと言ってあげたくなります。

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13話:妖獣

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一行が妖獣がいそうな洞窟の中を進んで行くと、底が見えない谷がありました。温晁は魏無羨をその谷底へ突き落します。

他の世家の弟子たちは縄を伝って谷へ下り魏無羨を助けに行きました。皆で谷底を進んで行くと谷の奥は池で行き止まりになっています。

それを聞いた温晁と兵たちも下りてきて、温晁は妖獣をおびき出すために誰かを吊るして血を垂らせと言いました。王霊嬌は金氏の弟子の綿綿を名指しします。

他の世家の弟子たちも綿綿をかばったので、温氏の兵たちと乱闘になってしまいました。魏無羨は温晁を捕まえて池の岩の上に飛び移り、温氏の兵たちに向かって動いたら温晁の血を垂らすと言って脅します。

その時、魏無羨と温晁の足元の岩が動きます。なんとその岩は亀のような妖獣の甲羅だったのです。その妖獣の様子を見た藍忘機は、目が悪いようだから音を出さねば攻撃されぬと言いました。

ところが怖がった温晁が大声を出しながら岸に飛び移ったので妖獣が暴れ出し、洞窟の中は大混乱になってしまいます。

混乱に乗じて王霊嬌が綿綿の顔に向かって熱したコテを投げました。それに気づいた魏無羨は綿綿の前に飛び出して胸にコテを受け火傷を負ってしまいます。

各世家の弟子たちが妖獣と戦っているのを尻目に、温晁は温氏の者だけを連れて崖を登って逃げてしまいました。しかも登り切った後に縄を切り、谷の入り口を岩で塞いでしまったのです。

温情はこんなことをしたら各世家に申し開きができないと言って非難しますが、温晁は事故に遭ったと言えばいいと一蹴するのでした。

皆が取り乱す中、藍忘機は落ち着いて池には葉が浮いていたから池の底は外とつながっているはずだと言いました。魏無羨が松明を投げて妖獣の気を引いている間に、江澄が池に潜って出口を探しに行きます。

戻ってきた江澄は池の底に穴があったと報告しました。魏無羨と藍忘機が妖獣のおとりになり、その間に江澄が他の弟子たちを連れて池の底の穴から逃げることになります。

他の弟子たちを逃がした後、魏無羨は藍忘機の脚の怪我が酷くなっていることに気づきます。魏無羨は温寧にもらった薬草を藍忘機の脚に塗って治療しようとしました。藍忘機はその薬の一部をとって魏無羨の胸の火傷に塗るのでした。

魏無羨はここは江氏よりも藍氏に近いからきっと藍氏が助けに来ると言いますが、藍忘機は雲深不知処は温氏に焼き打ちにされ、藍啓仁は深手を負い藍曦臣は行方知れずだから無理だと言います。

その時、亥の刻になり藍忘機は藍氏の家規による習慣で急に寝てしまうのでした。

感想

温晁は本当にやることが卑劣ですね。でも妖獣が出てきたら怖がって大声を出すほど臆病だとは……。本当に始末が悪いっ。最後に緊迫した状況にもかかわらず亥の刻になると藍氏の家規による習慣で急に寝落ちてしまう藍忘機に笑ってしまいました。これって笑うところでいいんですよね?

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14話:屠戮玄武

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翌朝、卯の刻になって藍忘機は藍氏の家規による習慣で目を覚まします。藍忘機はあの妖獣は亀蛇の水神である玄武の偽物、屠戮玄武とりくげんぶではないかと言いました。屠戮玄武は、かつて薛重亥が操っていたといわれる古の妖獣です。

魏無羨と藍忘機は温氏の兵たちが落としていった矢を拾い集めて武器を作りました。そして魏無羨が屠戮玄武の甲羅の中に入り内側から攻撃し、藍忘機はそれを受けて外側から攻撃することにします。

屠戮玄武の甲羅の中に入った魏無羨は、たくさんの霊識を食われた骸を見ました。また屠戮玄武の甲羅の中には黒い剣が刺さっていて、それが屠戮玄武を封印していたようです。

魏無羨は黒い剣を引き抜こうとしますが抜けません。その時、屠戮玄武が自分の甲羅の中に頭を突っ込んで魏無羨を攻撃してきました。

魏無羨は黒い剣を引き抜き、屠戮玄武の顎に下から突き刺します。屠戮玄武は痛がって甲羅から頭を出し、魏無羨も黒い剣を握ったまま一緒に外に飛び出しました。

藍忘機は術を使って屠戮玄武の首を絞めます。一方、魏無羨は黒い剣から立ち上る煙のせいで何か特別な力を身につけた様子。魏無羨は岸に落ちていた剣を引き寄せ、屠戮玄武の首に突き刺しました。

屠戮玄武は池の中に倒れ、魏無羨も水に落ちます。藍忘機は急いで魏無羨を引き揚げました。魏無羨は黒い剣を握りしめたまま放そうとせず熱もあるようです。藍忘機は魏無羨の手に青い光を当てて治療し始めました。

魏無羨は藍忘機に「何か歌ってくれ」と言い、歌を聴いているうちに魏無羨は眠ってしまうのでした。

しばらくして魏無羨が目覚めると、いつの間にか河原に運ばれていて傍で金子軒が焚火をしてくれていました。魏無羨は黒い剣を握りしめたまま。

魏無羨が目覚めたことに気付いた江澄も駆けつけます。魏無羨が藍忘機のことを尋ねると、江澄は雲深不知処に向かったと答えました。

また江澄は洞窟に入った日からすでに7日が経過しており、藍氏と聶氏が温氏に占領されているため金氏を頼ったのちに助けに戻ってきたと説明します。

魏無羨が温氏の動きを尋ねると金子軒が、温晁は何かを探していると答えました。江澄と魏無羨は江氏の屋敷へ、金子軒は金氏の屋敷へ戻り、温氏討伐に備えることにします。

屋敷に到着した魏無羨は安心のためか気を失ってしまうのでした。魏無羨が目覚めると、江厭離と江澄が看病してくれていました。そして魏無羨が目覚めたと聞いた江楓眠も枕元に来ます。

「苦労をかけたな」と言う江楓眠に、魏無羨は洞窟にいただけの自分よりも自分たちを救出した江澄の方が大変だったはずと答えました。

江澄が魏無羨は英雄を気取って藍忘機をかばったと言うと、江楓眠は江澄に腹が立っても口にしてはならぬことがあると言って叱ります。そこへ虞紫鳶が来ました。

虞紫鳶は江澄の腕を掴んでこの子は未来の宗主だと江楓眠に言います。それにもかかわらず江楓眠がいつも魏無羨ばかり褒める態度に、虞紫鳶は魏無羨が本当は蔵色散人と江楓眠の子なのではないかという噂まで持ち出しました。

江楓眠はそれを否定しつつも逃げるように部屋から出て行ってしまいます。虞紫鳶は話を続けようと江楓眠を追いかけて行きました。

虞紫鳶の言葉にショックを隠し切れずに部屋を出て行く江澄。魏無羨は慌てて追いかけ自分の両親くらい分かる、勝手な憶測だと言います。続けて魏無羨は、江楓眠が江澄に厳しいのは未来の宗主だからこそだと言いました。

そして魏無羨は江澄に、お前が宗主になれば俺は配下だと言うのでした。

感想

亀の甲羅の中に入れるんだろうか?亀は自分の甲羅の中に侵入してきたものを首を突っ込んで攻撃できるんだろうか?疑問は湧きますが、妖獣を倒すことができたから良しとすべきなのかな?それにしても仲良さそうに見えた魏無羨と江澄ですが、江氏内部にはこんな確執があったんですね。今後2人の関係がどうなっていくのか続きが気になります。

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本ページの情報は2023年12月時点のものです。最新の配信状況は公式ページまたは各動画配信サービスにてご確認ください。