Netflix【愛の不時着】あらすじ 感想(7話・8話)。
日がたつにつれ、ジョンヒョクとセリの愛は確かなものへと変わってきています。
ところが、ダンやチョルガン少佐にセリの正体がバレてしまい!?
果たしてセリは無事でいられるのでしょうか!?
【愛の不時着】あらすじ7話(ネタバレあり)
意味深な目で見つめるジョンヒョク
ジョンヒョクは、改造トラックからセリを守るも銃で撃たれ、意識を失ってしまいました。
セリは飛行機で脱国する予定でしたが、空港にいくのをやめてジョンヒョクを病院につれて行くことにします。
病院では、輸血用の血を自分で用意するように言わてしまったセリ。
ジョンヒョクと血液型が同じだと知ったセリが献血をしている間に、スイス行きの飛行機は出国してしまいました。
その後、手術に成功して目覚めたジョンヒョクは、病室でセリの姿を見るなり怒りをぶつけます。
「何でまだここに居るんだ。皆、君の脱国のために命をかけたんだぞ」
怒られてしまったセリは病室を去り、病院の玄関前で涙を流しながら立ちすくみます。
そのすぐ後、看護師はジョンヒョクにセリのことを話しました。
彼女が輸血のために献血をしたことや、セリがずっと泣いていたこと。
それを聞いたジョンヒョクは、点滴をつけたままセリを探し出し、さっきは言いすぎたとセリに謝罪しました。
すると、セリは涙を流しながら「1度ぐらい、あなたを守りたかった」と言って、ここに残った理由を吐露したのです。
ジョンヒョクはセリをじっと見つめます。
「そんな意味深な目で見ないでよ」
「普通に見ているだけだ」
「ほら、今も意味深な目で見」
言葉を遮るように、ジョンヒョクはセリにキスをしました。
スンジュンが気になる相手とは!?
詐欺師のスンジュンは、セリが改造トラックに襲われたことをチョン社長から聞いて怒りをあらわにします。
セリの帰国を阻止するために協力はするけれど、彼女の命を危険にさらすのはよくないと主張。
ひとまずスンジュンは、セリの無事を確かめるために、セリがいるであろうジョンヒョクの社宅に向かいました。
すると、社宅の前にはダン(ジョンヒョクの婚約者)がいたのです。
ダンとスンジュンが政略結婚だと知ったスンジュンは、だから2人の間にはトキメキがないのだと語り始めます。
✓恋愛は、相手との未来が見えないからトキめく
✓逆に、最初から結婚が決まっているカップルにはトキメキがない
スンジュンはそう解説したあと、過去の恋愛についても話し出すのです。
「かつて僕にも結婚相手がいたが、結婚話がダメになってから相手の女性のことが気になりだした」と。
ジョンヒョクの本心
ジョンヒョクの病室を訪れたダンは、誰かが手直ししたであろう彼の軍服が目に入ってきました。
「すでに付き添っていた人がいたようね、誰なの?」
と問い詰めるダンに、ジョンヒョクは本心を明かしました。
「彼女(セリ)が好きだ。他の人を好きなまま、君と結婚することはできない」
それを聞いたダンは、スンジュンからの受け売りの言葉をジョンヒョクにぶつけます。
あなたがセリにトキメくのは先が見えないからで、あなたが私にトキメかないのは結婚が決まっているからだと。
怒って病室を去ったダンが向かった先は、ウエディングドレス店でした。
彼女は、何としてもこのまま結婚式を挙げるつもりなのです。
店で手渡された韓国のブライダル雑誌を見てみると、なんとそこにはセリが載っていました。
そのページには、セリの正体と、セリがパラグライダー中に死亡したことが書かれています。
ダンは破ったそのページを持って、再びジョンヒョクのもとへと駆けつけるのでした。
一方のセリは、スンジュンが滞在している家に連れて行かれ……。
【愛の不時着】あらすじ8話(ネタバレあり)
今度こそは愛する人を守りたいから
セリの正体を雑誌で知ったダンは、セリの素性を知った上でかくまっていたのかとジョンヒョクを問い詰めました。
ジョンヒョクは肯定し、さらに言葉を続けます。
「過去に愛する人を亡くしてしまったから、今度こそは愛する人を守りたい。
自分に命の危険があるとしても、セリを安全に帰してあげたい」と。
その後。
ジョンヒョクは、何も言わずに病院からいなくなってしまったセリが心配になり、病院の監視カメラを確認すると、セリがスンジュンの車に乗り込むところが映っていました。
車のナンバーから居場所を割り出そうとするも、はっきりとは分かりません。
どうやらスンジュンは招待所といわれる建物(秘密の別荘)に滞在しているようですが、招待所の住所は、簡単に特定できないようになっているのです。
友人から“招待所は特別な電線が引かれている”と聞いたジョンヒョクは、30番の電線をたどって森の中を進んでいき、1軒の別荘を見つけました。
その別荘こそが、スンジュンが滞在している場所でした。
スンジュンのプロポーズ
スンジュンは、ジョンヒョクのところに戻りたがるセリを説得します。
「君がそばにいるとジョンヒョクの身が危険だ。彼のことが好きなら消えてやれ」と。
現にジョンヒョクは、命の危険をかえりみずにセリを守ろうと心に決めていました。
そしてスンジュンは、(偽)英国籍の自分と結婚をすれば安全に帰国できると話し、セリにプロポーズをするのです。
2人がふと外を見ると、大雪の中でボディーガードと戦うジョンヒョクの姿がありました。
外に出たセリは、まだケガが治っていないはずなのにこんなところで何をしているのかと問います。
「迎えに来た」と答えるジョンヒョク。
セリは、自分がジョンヒョクと一緒にいれば彼の命を危険にさらすことになると思い、わざと冷たく突き放しました。
大雪の中、歩いて去っていくジョンヒョク。
そんな彼の姿を見たセリはどうしても心配になってしまいし、ジョンヒョクのあとを車で追いかけました。
彼の姿を見つけたセリが車を降り、「送るから乗って」と言うと……。
ジョンヒョクはセリを見つめたあと、彼女をきつく抱きしめました。
さらわれたセリ
チョルガン少佐は、政治局長(ジョンヒョクの父)とライバル関係にある軍事部長のもとを訪れました。
用件はセリのこと。
政治局長の息子であるジョンヒョクが違法滞在者(セリ)をかくまっているという情報を、軍事部長に伝えに来たのです。
軍事部長は、確かな証拠がなければ動けないから、とりあえずセリを連れてこいとチョルガン少佐に命じました。
一方で、社宅に戻ったジョンヒョクが目を覚ましますが、いるはずのセリの姿がありません。
かかってきた電話に出ると、怯えたようなセリの声が聞こえてきます。
ジョンヒョクは今どこにいるのかと何度も聞きますが、セリはそれには答えず別れの言葉を繰り返します。
そして……。
「ジョンヒョクさん、愛してる」
セリのその言葉とともに銃声が響き渡りました。
【愛の不時着】感想7話
本作は1話が80分越えなので、登場人物たちの心情をじっくり描く(時間の)余裕があるのがグッド。
中でも、ジョンヒョクやセリの感情はかなり分かりやすいです。
ジョンヒョクは、セリ本人にはまだ気持ちを伝えていませんが、ダンには「セリが好き」だとはっきり言いました。
恋愛ドラマとしては両想いになるのが少し早い気もしましたが、ここでセリの正体がバレてしまうという最大のピンチが!
幸せ(キス)のあとにピンチが訪れるという展開は、王道ながらもやはり視聴者の心を揺さぶりますね。
セリの正体を知ったダンがどんな行動に出るのか、次回も楽しみです。
【愛の不時着】感想8話
全16話なのでちょうど中盤に差し掛かりましたが、主要人物たちが次々にセリの存在を知りはじめました。
セリとジョンヒョクはこんなに想い合っているのに、一緒に居るだけでも違法になってしまうという今の状況が悲しすぎます。
果たして2人がハッピーエンドになることは可能なのでしょうか……。
セリが北朝鮮にとどまることは無理だと思うので、2人が結ばれるためにはジョンヒョクが韓国に行くしかない気がします。
かつてジョンヒョクはスイスに留学していたようですし、北朝鮮を出ること自体は可能なはず。
どんどん切なさが増してきた2人の恋模様を最後まで見守りたいと思います。
※次回9話・10話のネタバレ感想はこちらです。