DCコミックの世界観を共有したクロスオーバー【クライシス・オン・インフィニット・アース】。年に一度それぞれの作品のスーパーヒーローたちが集合し世界を救う物語で、各作品の1話ずつで繋がっていきます。アメリカのみならず日本でも人気のシリーズアローバース。【ARROW】はこのクロスオーバーを最後に完結となっています。
「クライシスオンインフィニットアース」順番
- 「スーパーガール」シーズン5第9話
- 「バットウーマン」シーズン1第9話
- 「フラッシュ」シーズン6第9話
- 「ARROW」シーズン8第8話
- 「レジェンド・オブ・トゥモロー」シーズン5第1話
Part④登場人物
スペクター(オリバー・クイーン)役/スティーヴン・アメル
死後、ミアとコンスタンティン、ジョン・ディグルが”魂”を迎えに来ましたが、オリバーはスペクターを引き継ぐことを決意し生還を望まず、ジム・コリガンからスペクターを受け継ぎました。
フラッシュ役/エズラ・ミラー
映画【ジャスティス・リーグ】からフラッシュとしてエズラ・ミラーが出演。 バリー(グラント・ガスティン)とバリー(エズラ・ミラー)の対面は見どころです。
*エズラ・ミラー主演の映画【ザ・フラッシュ】は、2023年6月16日に公開されました。
【ARROW】シーズン8第8話
【フラッシュ】シーズン6第9話からの続き
7人のパラゴン
愛のパラゴン:フラッシュ
希望のパラゴン:スーパーガール
真実のパラゴン:レックス・ルーサー(元々はスーパーマン)
勇気のパラゴン:バットウーマン
運命のパラゴン:ホワイトキャナリー
誇りのパラゴン:マーシャン・マンハンター
人間性のパラゴン:ライアン・チョイ博士
パラゴンとは、クライシスに立ち向かうための選ばれしスーパーヒーローのこと
最後に残されたアース1にアンチマターの波が押し寄せます。 パラゴンたちはギリギリでパライア(ナッシュ)によりバニシングポイントに送られましたが、それ以外の人々は全て消えてしまいました。
しかし、到着するとすぐにクラーク(ブランドン・ラウス)が消失し、代わりにレックス・ルーサーがやってきます。 レックスは運命の本を使って、自分をパラゴンのひとり(真実のパラゴン)に書き換えたのです。
アンチモニターの誕生
物語は、1万年前の惑星マルタスから始まります。 そこでは、モニターと彼の妻が”時空をジャンプするための実験”を行っていました。
現在のモニターは元々マー・ノヴと言う名のタイムトラベラーで、本来は彼の妻がモニターだった。
量子ポータルを起動してフィールドの安定を確認後、モニターはポータルに入り時の暁へと向かいます。 そして、亜空間に入りその美しさに喜びを感じた直後、計器が異常を感知。
モニターが亜空間に入ったのが原因でゆがみが生じ、見たこともないエネルギーを放出し始めます。これにより、モニターの対となる存在アンチモニターが目覚めてしまいました。
彼の壮大な野心が破滅を招いた瞬間でした。
バニシングポイント
バニシングポイントでは、バリーが姿を消していました。 運命のパラゴンは明日への光が見えずに立ち尽くし、勇気のパラゴンは毎日過酷なトレーニングを続けています。
誇りのパラゴンは目を閉じてずっと瞑想し、希望のパラゴンは希望を失っていました。 そんな中、レックスとチョイ博士はその場を脱出するための装置を完成させます。
これが成功すれば、バニシングポイントから脱出してアンチモニターを倒すことが出来ると考えていました。 ただ、レックスは信用できない人物。
そこで、カーラはその実験台としてレックスにテレポートするよう指示するも結局機械がショートし、テレポートは失敗してしまいました。 そこに突如、バリーが飛び込んできます。
バリーが姿を消してから数ヶ月が経っていましたが、彼は2秒前に出発してスピードフォースに向かったと言うのです。
フラッシュ曰く「ここから出られない」とのことでしたが、彼はスピードフォースがみんなを救う鍵になると考え、再び向かおうとしました。 しかし、体力的に弱っていることから仲間に止められます。
煉獄
ジム・コリガンからスペクターを引き継いだオリバーは、アンチモニターとの最終決戦に向けスペクターとしてバニシングポイントにいる仲間の前に姿を現します。
オリバーは、バリーが言う通り「スピードフォースがみんなを救う鍵になる」と、世界はアンチマターの世界に置き換わりつつあるがまだ阻止できること、アンチモニターが時の始まりにいて世界を永遠に葬る気でいることを伝えました。 ただ、アンチモニターは強すぎるため”8人”でも倒せません。
オリバーは、マー・ノヴが時空旅行の実験に失敗して別世界の入り口を開けてしまったことを話し、自分たちが時の始まりで戦っている間、誰かが1万年前の惑星マルタスに行って分身の誕生を止めるという計画を伝えました。
マルタスには、カーラとチョイ博士、そして自ら手をあげたレックスの3人で向かうことに。 次にオリバーはバリーの力を解放し、カーラとチョイ博士、レックスの3人を惑星マルタスに運ばせ、他のパラゴンをスピードフォースに移動させたのです。
最終決戦のはじまり
計画の阻止
カーラたちは惑星マルタスに到着しましたが、他の仲間はアンチモニターに引き離されスピードフォースを彷徨うことに。 そこで、オリバーは自分が持つあらゆる断片を使い、皆がスピードフォースから落ちないよう繋ぎとめます。
スピードフォースから落ちてしまうとアンチマターの世界に飲み込まれてしまう。
オリバーはバリーに、自分が時間稼ぎをしている間に絆と記憶を使ってみんなを見つけ出すよう伝えると姿を消してしまいました。そこからバリーは記憶と絆を使い、ひとりひとり仲間探しに奮闘します。
ここで映画【ジャスティス・リーグ】でフラッシュ役のエズラ・ミラーが登場。
一方で、惑星マルタスでは運命の書で自分をアップグレードしたレックスがカーラとチョイ博士を攻撃し、2人が気を失っている間に自分の目的を果たそうとしていました。
レックスは、時空旅行実験を利用して自分に都合よく歴史を変えようとしていた。
レックスは、ちょうど量子ポータルを起動しようとしたマー・ノヴの元へとたどり着くと、「時空ジャンプは失敗する、この実験を行えば君は滅びる」とした上で、知見を授ける代わりにマー・ノヴがこれから得る能力を渡すよう要求します。
そこにカーラがやって来てレックスと対峙し、その間にチョイ博士がマー・ノヴに実験を行えばどうなるかを説明し、実験を行わないよう説得しました。 マー・ノヴはチョイ博士を信じ、実験を止める決断をすると同時にバリーが現れカーラ、チョイ博士、レックスの3人をアンチマターの世界、つまり時の始まりに連れて行きます。
時の始まり
時の始まりに7人のパラゴンが集結。 ところが、マー・ノヴが実験を中止したにも関わらずアンチモニターの存在は消えていませんでした。
アンチモニターは、「避けられない運命もある、君はたったひとりとしか話していない。無数に存在するマルチバースの中には野望を捨てないマー・ノヴが必ずいる」と主張します。
そこにオリバーが姿を現し、7人に「君たちは宇宙の再誕の時までに戦う力を十分に持っているからパラゴンに選ばれた」と、時の始まりが唯一のチャンスであると説明しました。
「俺が火をつける、皆はその火を煽れ」 パラゴンが持てる力を使って戦っている中、オリバーの言う「火をつける瞬間」が現れました。 7人は、希望、真実、誇り、勇気、人間性、勇気、愛、それぞれの力をオリバーに集中し「火を煽り」ます。
オリバーとアンチモニターは炎に囲まれアンチモニターは消滅し、オリバーはその場に倒れていました。 そして、サラとバリーがオリバーの側に寄り添い宇宙の再誕を確認した直後、オリバーはそっと目を閉じたのです。
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