人気ホラーシリーズ「13日の金曜日」の前日譚【Crystal Lake】の製作が決定したことを米紙Varietyが明らかにした。2009年のリブート版から13年越しの新作となり、【Crystal Lake】はドラマシリーズとして製作される。
「13日の金曜日」前日譚が製作決定
米Peacock社はVarietyの取材にて、「13日の金曜日」の前日譚となる【Crystal Lake】をストレート・トゥ・シリーズで製作することを明らかにした。
物語の内容についてはまだ伏せられているものの、【Crystal Lake】は“拡張された前日譚”だと説明されており、ドラマシリーズとして製作されるようだ。
脚本はショーランナーと製作総指揮を兼ねるブライアン・フラー、製作総指揮はオリジナル映画の脚本を執筆したヴィクター・ミラーと、オリジナル映画をプロデュースしたロブ・バーサミアン、製作スタジオは【ルーム】(2016)や【ムーンライト】(2017)を手掛けたA24が担当する。
ブライアン・フラーは、テレビドラマの【ハンニバル】(2013)、ABCの【プッシング・デイジー 恋するパイメーカー】(2007)、SHOWTIMEの【デッド・ライク・ミー】(2003)、Starzの【アメリカン・ゴッズ】(2017)、Paramount+の【スタートレック:ヴォイジャー】(1995)や【HEROES】(2006)でも知られている。
「13日の金曜日」は1980年に公開されたアメリカのスラッシャー映画で、予算55万ドルにもかかわらず全世界で約6000万ドルの興行収入を記録するなど、映画史上最も象徴的なホラー・フランチャイズの1つとなった。
第1作目の「13日の金曜日」でのジェイソンは、キャンプ・クリスタル・レイクで溺死した子供であり、ジェイソンは自身の死を非難したカウンセラーたちに復讐する母を殺害している。
第2作目からはジェイソンが主な敵役となり、以降2009年のリブート版を含む11本の映画が製作された。
また、【Crystal Lake】は「13日の金曜日」シリーズの将来の長編映画への扉を開くものだとも言われており、今後の展開に期待が高まる。
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