「ダリル・ディクソン」シーズン1第5話ネタバレ。ローランをネストに送り届けようとしたものの、船をうしなってしまったダリル。歩いて向かおうとするも途中でジュネの戦士に見つかり捕えられてしまいます。また、今回はダリルがフランスへ漂着するまでがわかる大事なシーンが描かれています。
シーズン1第5話ネタバレ
フランスに来るまで
ダリルはノーランと船でネストという避難場所に向かっていました。目的地までは200キロほどあるため長旅になります。そんななか、ダリルはフランスに来ることになった経緯を思い出していました。
キャロルや仲間たちと別れたダリルはバイクで旅をしていましたが、ガス欠で止まってしまいました。バイクを押している所に1台の車がやってきます。
運転していた男は車から降りてダリルに話しかけてきました。ダリルが燃料を必要としていることを知り、「お前次第で手に入る」と、ある場所へと連れて行きます。
そこには複数人の男たちがいました。どうやら彼らは仕事をするようで、ダリルを連れて来た男が仕事のルールついて説明しました。仕事の内容はウォーカー1体とエタノール0.5リットル、鮮度がよければ1Lと引き換えるというもの。
ほかの男たちが2~3人で組んでウォーカーを捕える中、ダリルは1人で数体ものウォーカーを引き連れて来て周りの目を引きます。すると、ウォーカーを捕獲できなかった青年が一緒に組まないかと話し掛けてきました。ダリルは助けは必要ないと断りガソリンを手に入れてその場を去ります。
青年は何度来てもウォーカーを捕まえることが出来ず、ほかの男たちに何か出来ることはないかと頼っていました。ダリルはその様子を黙って聞いています。するとその中の男のひとりが「一晩中、火を絶やさないように薪を割れ」と指示しました。
青年は、それが出来たら仲間に入れると言われ黙って薪割りを始めると、ダリルが青年に薪割りの仕方を教えました。ダリルは青年になぜここにいるのかを尋ねました。
青年は「フリーポートの郊外から来た。父親に捕らわれてる彼女を遠くに連れ出すと約束した」と答えます。そんな時、ダリルが何かを見つけて雇い主の方へと向かいます。彼らは無線を持っていたのです。
ダリルは無線を借りて連絡を取ろうとしましたが、接続は数分しか持たず結局途切れてしまいました。しかし、諦めかけた直後、無線が繋がります。相手はキャロルです。「今どこ?」「メーン州の海岸沿いだ。町はどうだ?」「特に何もない 静かよ」「よかった あんたは?」「慣れようと頑張ってる 私のことは心配しないで そっちはどう?」そんなやり取りが続きました。
そして、「会ったら話す 燃料を手にして1週間後に 約束する」そうダリルが言ったすぐ後に「ダリル 戻って来た」「誰が?」そこで無線は切れてしまったのです。
翌日、青年はウォーカーになっていて男たちに捕獲されてきました。男たちは青年を殺してウォーカーにしたようです。ダリルは男を殴りケンカになってしまいます。喧嘩は禁止されていたためダリルと殴られた男はるるー違反を犯したとしてつれて行かれてしまいました。
避難場所まで
避難所までは先が長いため休憩をとる必要がありました。ダリル達は、アズランの祈りの時間に合わせて陸に上がり休むことに。
夜になり、ローランが祈り画をささげている間にダリルはアズランと話しをしました。彼によると港はジュネに支配されていますが、彼らのリーダーが必ず船を手配してくれると約束してくれます。
彼らは、時には約束よりも出会った人々のとの絆や大義が勝ることもあると約束したというとダリルは、「誰かの戦いで人が死ねばその子供が苦しむ。苦しみは受け継がれ大義は忘れ去られる。俺には大義は必要ない」と伝えました。
アズランがネストを訪れたのは妻子を失った直後で、死にたがっていた自分にリーダーが「大事な時計だから直してくれ」と仕事を与えてくれた。何ヶ月も昼夜問わず修理に励み、時計が動いたら彼はいらないと言ったと言うのです。
それはアズランに生きがいを見つけ出させるためにリーダーが与えた仕事だったからでした。
夜になり、野宿しているところにウォーカーが襲ってきました。ビニールシートで覆っていたためダリルはシート越しにウォーカーを始末し辺りを確認します。するとアズランが何体かのウォーカーを始末したようでしたが、電柱の突起で背中を刺して重傷を負ってしまったのです。
アズランは、ローランをネストに連れて行ってくれとダリルに頼み、懐中時計を手渡しました。「必ずたどり着ける」そう言うとアズランはダリルにナイフを渡し、最期の始末を頼み息を引き取ったのです。
翌朝、ダリルは男を埋葬しローランを連れて船を止めてあった場所まで行きました。しかし、止めてあったはずの船が見当たりません。実は、ローランが船を繋いでいたロープを切ったのです。
ダリルが激怒して責め立てると、ローランは「みんないなくなる。ネストに着いたらあなたも。ひとりはイヤだ」と涙を浮かべました。ダリルはそんなローランを見て「悪かった」と抱き寄せると「大丈夫だ」と落ち着かせてネストに向かって歩き出したのです。
そこに車が走ってくる音が聞こえます。2人は身を隠しましたが、ローランのリュックから聖書とルービックキューブが転げ落ちてしまいました。ダリルは取りに行こうとするローランを止め「川沿いに行けばネストに着く」と伝えナイフを渡し先に行かせます。
車が止まり、男たちは落ちていた聖書とルービックキューブを見つけました。ダリルが一人の男の背後から襲い掛かろうとしましたが見つかり捕えられてしまいます。さらに、ローランも戻って来て捕まってしまいました。
イザベラ
クインのところに残ったイザベルは、クインから「ローランが街から出たのを生者の力(プジャー)が確認した」と伝えられました。
イザベルは、豪邸に住まわされていましたが隙を見て逃げ出そうと部屋の中にあった絵の額縁をもぎ取ってポケットに忍ばせます。
料理が運ばれ、クインもやってきました。イザベルはクインをベッドに誘い出してキスをしている間にポケットの中からもぎ取った鋭利な額縁を取り出しました。
しかし、クインが過去の過ちを反省しているのを知り武器を隠したのです。
翌朝、イザベルは鏡の前で涙を流し額縁を手首に当てていましたが、そこに朝食が運ばれてきました。イザベルはいらないと断りましたが、そこに小さなメッセージが置かれていることに気づきます。
メッセージを読んだイザベルは茫然と立ち尽くしてしまいました。
その後、クインがイザベルにダイヤのネックレスとイヤリングをプレゼントしました。クインはマダム・ジュネに招待され外出する予定があったようで、イザベルも同行することに。
ジュネのアジトにはダリルが捕まっていました。それを見たクインはジュネに弁解しようとしましたが、ダリルと同じ牢に入れられてしまったのです。イザベルはそのまま司令室に行きローランと再会しました。
マダム・ジュネは、みんながローランを信じる理由に<呪いから生まれた特別な子>だからと指摘し、登壇させてほしいと取引を持ちかけました。しかし、ローランは「うそつきだ」とジュネを罵ります。
ラスト10分のネタバレ
ダリルと喧嘩した男は、別の船に乗せられました。その船の中にはいくつもの檻があり、大量のウォーカーが飼われている状態でした。ダリルが入れられた檻の中には別の人間もいましたが、ジュネの戦士がその男を連れてウォーカーの檻に放り投げたのをダリルは見てしまいます。
ダリルは檻の中でわざと血を吐くような素振りをしてウォーカーの檻に入れられる寸前で男たちを倒し、奪われた上着を取り返し捕えられていた人たちを逃がします。そして爆発と同時に何人かは海に放り出されたのです。
ここまではダリルがフランスに漂着することになった描写で、次は今回捕まった時の描写です。
マダム・ジュネが演説して戦士たちを鼓舞している中で、ダリルはウォーカーと生き残りをかけた戦いを強いられていました。そこではイザベルもローランも見ていて、闘技場のような場所でダリルは武器を渡されて注射で強化されたウォーカー相手に戦わせられます。
感想
今回はシーンがかなり前後していたので、檻の中にシーンがわかりづらかったです。
イザベルは目的があってクインの元に戻ったのですが、何とかして逃げようと考えているようす。ただ、クインが心から反省しているのを見て気持ちが揺らいだのかも!? ただ、マダム・ジュネの招待に同行したのは、もしかしたら朝食に添えてあったメッセージが理由かもしれませんね。
ダリルはやはり厳しい闘いを生き抜いてきただけあって、とっさの判断が見事です。暴れて追われる身になったというのは、こういうことなんだと理解できました(ダリルならやりそうです)
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