ダリル・ディクソン-シーズン2/The Book Of Carol第2話ネタバレあらすじ

サバイバル
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第2話:ムーラン・ルージュ

注:物語が前後している箇所があります

追跡

エミールの様子に異変を感じていたシルヴィは、ジュネに何かされて傷ついているのだと思っていました。訪ねてもエミールはそれについて何も言わず、ただ「君の元へ戻りたくて神と取引をした」とだけ答えます。シルヴィは「神が叶えてくれた」と言いましたが、エミールの答えには別の意味があったのです。

ダリルがローランに野球を教えているところにイザベルがやって来て、入れ替わりにローランが学びの時間だと呼ばれます。ダリルはイザベルとローランも一緒にアメリカに行かないかと誘いましたが、イザベルは「無理よ、ローランの人生がここに導いた」と言い、フランスに残ることを伝えました。

そして次の日の朝、イザベルはローランの部屋のドアをノックしましたが、呼びかけても反応が無いためドアを開けます。しかし、そこにはローランの姿は無く、窓から誰かに連れさられた形跡があったのです。

グリーンランド

「ダリル・ディクソン-キャロルの書」©2024 Stalwart Productions LLC.

グリーンランドでは、キャロルとアッシュがイウンとハンナの家に行きました。アッシュはオイル漏れを直すためのテープを譲ってもらい、イウンとアッシュは先に飛行機のところに行き、キャロルは何か勘が働いたのかハンナが用意するという土産の料理の手伝いをかって出ました。

まずキャロルは、ハンナの手作りのアクアビットというお酒を嗜み様子を伺います。するとハンナが、ボウガンに矢をつけて見てもいいかとキャロルに尋ねます。キャロルは「気をつけてね」と言いながらも疑いを持ち、近くにあったペンを握りました。

するとキャロルの思った通り、ハンナはボウガンの矢をキャロルに向けて来たのです。ハンナとイウンの狙いはアッシュに子供を作らせることで、それにはキャロルは不要だから始末することでした。

イウンは文明を絶えさせないために子供が必要で、ハンナは文明は絶えるべきと考えている。

そして、どちらがキャロルを殺害するのかをコイントスで決め、負けたハンナがキャロルを殺すことになったのですが、ハンナ自体は嫌だったのです。

そんなハンナの本心を見たキャロルはハンナを説得にかかります。「あなたの望みを考えて」

ハンナの望みは、ここ・・から抜け出すことでした。するとキャロルは、一緒に来てと伝えますがハンナは信じません。それでもキャロルは根気よく説得していました。そこにイウンが戻ってきます。「まだなの?私は役目を果たしたあなたもそうして」

ハンナは自分自身と闘っていました。そしてイウンが「やらないなら私が」と言ってキャロルに銃口を向けると同時に、イウンの額をボウガンで撃ち抜いたのです。

キャロルは、友人を殺したことへのハンナの辛さを自分のことのように感じ、辛い表情を見せました。そして約束通りハンナと飛行機のある場所まで向かいます。「小学校で習ったフランス語がやっと役に立つ」とハンナは嬉しそうでした。

しかしその直後、キャロルが殺されると思い込んだアッシュが、ハンナの首に照明弾を打ち込んだのです。キャロルは、手錠で飛行機と繋がれ「やるしかなかった」というアッシュにハンナのことは告げず「そうね」とだけ言い飛行機で飛び立ちました。

裏切り

「ダリル・ディクソン-キャロルの書」©2024 Stalwart Productions LLC.

ロサンは部下に「ダリルに従え」と指示しローランの捜索を命じます。イザベル、ファロウ、エミールも同行し車2台で後を追いました。その途中、車が止まった形跡や2~3人の足跡を見つけ追跡しました。奥の方にある建物に入ったことが分かり、二手に分かれて進みます。

入り口をイザベルとエミールが見張り、ダリルとほか2名、ファロウもほか2人と共に分かれて捜索しました。ところが、突然ほか2名がダリルに襲い掛かってきたのです。

その頃、シルヴィはローランがいつも用意されていた特別な食事を信者が用意しているのを目撃し、そっと後を付けて行きました。信者の女性は、後ろを気にしながらネストのずっと端にある小さな塔に運びます。女性がいなくなったあと、シルヴィは中に入って行きました。するとそこにローランがいたのです。

一方で、ダリルは隙を見つけて1人を倒し、イザベラも応戦して2人目も倒します。様子を見ながら先に進み矢を放ってきた女性を倒し、階段を上がっていきます。その頃、ファロウもまた男と闘っており、倒れ込んで下敷きになり、ナイフの剣先を堪えている状態でした。そこにエミールがやってきます。

ファロウはエミールに助けを求めますが、エミールは動きません。やっとの思いで男を倒したファロウでしたが、今度はエミールに銃口を向けられてしまいます。そこにダリルとイザベルもやってきました。

エミールによると狙いはダリル。ファロウとイザベルは来るはずじゃなかったらしく、捜索に出る前にファロウには来るなと伝えていました。「ローランが去れば今までの連合の戦いが水の泡になりすべて無意味になる。しかし、明日以降は誰も疑わない」とエミールは言います。

D:「明日に何が?」

E:「儀式だ *

どうやら、ローランが連れ去られたことにしてダリルを引き離し、その間にローランに儀式を行うつもりだったようです。ただ、これはロサンが考えたことではなく、ロサンの妻が仕組んだことだったのです。

そして一瞬の隙をついてファロウがエミールを倒し、イザベルが銃を拾ってエミールに照準を当てます。エミールは観念したかのようにシルヴィにもらったお守りのネックレスを握りしめて銃弾に倒れたのです。

儀式とは、ロ-ランが特別だと証明するためのもの。彼の誕生は奇跡で、ウォーカーに傷つけられない未来の象徴だということを試すもの。つまり、ローランをウォーカーがいるところに放り込んで、襲われないことを証明するためのものです。