2話の結末
キャロルとアッシュはフランスの160kmほど内陸に辿り着き、競馬場に着陸し飛行機を格納しました。キャロルはアッシュに待っているよう言いますがアッシュはキャロルを助けると約束したと同行を求めます。
それでもキャロルは、「わたしは今までひとりでやって来た。自分の身は自分で守れるから飛行機を守って」と譲らず、アッシュは燃料を用意しながら待つことにしました。
キャロルはエッフェル塔に向かって歩いていきます。途中、トラックが走ってきたため身を隠して様子を見ていると、道端にいる男を殴りつけ蹴飛ばしたあと車に乗せていました。キャロルは男が車に乗り込もうとした直前にトラックからリンゴ1つを盗み、麦の袋に穴をあけて再び隠れます。
車が去った後、こぼれた麦を辿りながら車の行った先へと歩いていきました。少し行くとざわざわと人の声が聞こえてきました。その先には大勢の人がどこかに向かって行くのが見えます。キャロルは銃を肩にかけ、彼らの方へと向かって行きました。
そこでは、顔にタトゥーとした兵士のような男たちが住民に食料を与えていたのです。しかし、実はこれはジュネの戦士と実験のための犠牲者を集めるエサだったのです。様子がおかしいと感じたキャロルは、トラックの後ろに隠れて様子を伺います。
しかし、車に乗り込もうとしたところを見つかってしまいました。反射的に男を倒したものの、「いい度胸だ」と認められ、”別のトラック”の乗せられて連れていかれてしまったのです。
また、ダリル、イザベル、ファロウの3人はネストに戻るには干潮を待たねばならず足止めを食らっていました。沈む夕日を見つめながらイザベルが言います。
「リリーに約束したのはひとつだけ。ローランを守ると。あなたと去るわ。まだ誘いが有効なら」
ダリルはうなずきました。そうして2人は少し見つめ合い―――。
キスをしたのです。
感想
ダリルを始末させようとしたのはロサンの意志ではなく、妻と思われる女性の指示でした。ダリルがいると邪魔になること、ダリルがアメリカに帰る時にローランも行くと言うはずだと。ローランを引き留めるためにダリルを始末するよう命じていたのです。
ただ、それを妻から聞いたあとロサンも受け入れたので、結局同じことです。
そして、今回何といってもダリルとイザベルのキスシーンです!TWDで初めてじゃないかな?って!!これはかなりショックが大きいシーンでした。キャロルとダリルは愛し合ってるけど、決してパートナーにはなりません。2人の関係はそれ以上に深く強い絆で結ばれているので。
イザベルのことを知ってキャロルはショックを受けるかもしれないけど、きっと受け入れるはずです。それとは違った”愛”で繋がれているのですから。
でもまさかここにきてダリルが…。信じられません。本家TWDでは見られないダリルの姿に驚きを隠せません(泣)
そして、ラストでコドロンがジュネに拷問されているシーンが出てきました!ジュネはダリルとイザベラとローランの行先をコドロンから聞き出そうとしていたのですが、コドロンは一切口にしないのです。(意外と男らしかった!)
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