再会と別れ
「ダリル・ディクソン-キャロルの書」ダリルとキャロルの再会シーンは変更されていた
ロサンの前に連れて来られたイザベルは拘束を解かれます。片手には凶器になるようなものを握り閉めていました。ローランの行先を尋ねられたイザベルはロサンを非難し、隙をついてロサンの顔に傷を負わせます。
すると、ロサンはイザベルの腹をナイフで刺し、イザベルは床に倒れ気を失ってしまいました。そこにジュネの兵が門を突破したとの知らせが入り、ロサンと妻は逃げ出します。少しして目が覚めたイザベルは、腹を抑え痛みを堪えながらゆっくりと歩きだしました。
一方で、キャロルは希望連合の男たちと戦いながらネストの中までやってきました。そこで凶暴化したウォーカーに襲われそうになっていたイザベルを助けます。刺されて傷を負っているイザベル座らせ手当しました。
キャロルから、「アメリカから友達を探しに来た」と聞いたイザベルはそれがダリルのことだと気づきます。おそらくここでダリルの居場所を伝えたのでしょう、キャロルはダリルが拘束されている場所へと向かいました。
その頃、ネストの青年が凶暴化したウォーカーから逃げるため、ダリルのいるところにやってきます。ダリルは性ねんが鍵を持っているのを見ると左手を上げ「外せ」と目で訴えました。自由になったダリルは武器を取り、ウォーカーや男たちと戦っていきます。
最後の男を倒した後、見覚えのある姿を見つけたのです。キャロルでした。2人は涙を流しながら抱き合い再会を喜びます。そして、キャロルからイザベルのことを聞いたダリルはすぐに彼女の元へ駆け付けました。イザベルはすでに呼吸が浅く危険な状態で、ダリルは彼女を抱えて連れて行こうとしますがイザベルは拒否したのです。
ダリルがローランを守ると約束した直後、イザベルは息を引き取りました。失意の中、ダリルはキャロルと共に合流場所になっている洞窟に向かいます。しかしそこにはローランの姿はありません。ダリルは興奮状態で「パリに向かいましょう」というキャロルに「ダメだ!あの子がいない」と、突き放しました。
キャロルは「捜しましょう」と言ってダリルを落ち着かせ、ローランとファロウが向かったであろう方向へと歩いていきました。