アメリカ帰国に向けて
ファロウはイギリス経由でアメリカに帰る方法を提案しました。自分はイギリスに戻り、ダリルとキャロルはコドロンと共にイギリスからアメリカに渡るよう伝え、イギリスまでのガイドとの待ち合わせ場所にやってきます。
相手はスコットランド人のフィオナとアンガスという若い夫婦で、ファロウとは友人のようです。イギリスに渡るのは次の日で、その日は物資の中からワインを1本空けてみんなで語り合いました。
ファロウとアキラはいい雰囲気になりキスを交わします。ファロウは一緒に行こうと誘いましたが、アキラは「妹のジャミラを探す」から残るといいました。
翌日、海峡トンネルを歩いて通りイギリスに入ります。イギリスまでは50kmほどで歩いても9時間。トンネルは劣化しているものの、通るには問題ないとのことでした。
しかし、その直前ファロウも残る決意をしみんなに別れを告げました。ファロウは彼女を置いてひとりだけ行きたくなかったようです。アキラとファロウは幸せそうに手を繋ぎ、ダリルたちを見送りました。