【デクスター〜警察官は殺人鬼】シーズン5ネタバレと感想。デクスターと連続殺人犯との攻防!

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【デクスター〜警察官は殺人鬼】シーズン5ネタバレと感想。トリニティ・キラーのアーサー・ミッチェルによって最愛の妻リタを亡くしたデクスター。失意の中、偶然トラックの荷台に残る僅かな血痕を発見してしまいます。デクスターは、不安定な状況になっているにも拘わらず、好奇心から血痕の捜査を開始してしまいました。シーズン5では、スペシャルゲストにジュリア・スタイルズ、ジョニー・リー・ミラーの豪華キャストを迎え、デクスターと残酷な連続殺人事件の犯人達との激しい攻防が繰り広げられます。

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【デクスター〜警察官は殺人鬼】シーズン5 あらすじ

トリニティ・キラーのアーサー・ミッチェルを始末したデクスターを待ち受けていたのは、ブラッドバスの中で最愛の妻リタが死んでいる姿と、その母の血の中で泣き叫んでいるハリソンの姿でした。

この最悪な状況は全ては自分のせいだと、デクスターは失意と後悔に苛まれ苦悩します。

そして、リタの葬儀の前日、押し寄せる現実から逃げ出してしまいました。

逃避の途中でデクスターは、見ず知らずの男とトラブルになり怒りの感情のまま男を殺してしまいました。

しかし、その殺害行為によって怒りを吐き出したデクスターは、自分を取り戻します。

葬儀会場では、皆がデクスターを待っており、妻の最期に間に合ったデクスターは参列者に挨拶する事が出来ました。

そして家族の元に戻ったデクスターは、困難な状況を皆で乗り越えようとしましたが、リタが死んだのはデクスターのせいだと思い込んだアスターは彼を嫌い、コーディと共に祖父母の元へ行ってしまいました。

デクスターは、リタの殺害現場となった自宅を売却する事にして、デボラに譲った元の部屋へ引っ越すためのレンタルトラックを借りに行きます。

すると偶然、トラックの荷台に小さなシミを見つけてしまいました。

どうしても気になったデクスターが荷台を調べてみると、人を殺害したような大量の血痕が見つかります。

好奇心を抑えられないデクスターは、トラックを借りた人物を調べてみると、マイアミ・デイド郡清掃局に勤務するボイド・ファウラーが浮上しました。

ファウラーを追跡し、彼が捨てたドラム缶から防腐剤に漬けられた無残な女性の死体を発見します。

しかし、この事件は凄惨な連続殺人事件の始まりに過ぎなかったのです。

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ゲストスター紹介

ルーメン・アン・ピアス/ジュリア・スタイルズ

連続レイプ殺人事件唯一の生存者。

ファウラーの監禁から脱出するも、デクスターの儀式を目撃してしまい監禁されてしまいます。

ルーメン役ジュリア・スタイルズ(アメリカ)

出演作:【恋のからさわぎ】(1999)でヒロインを演じて注目。【ボーンシリーズ】のCIA局員ニコレット・”ニッキー”・パーソンズ役。テレビドラマシリーズ【リビエラ~隠された真実】シリーズで主役。

ジョーダン・チェイス / ジョニー・リー・ミラー

自己啓発セミナーを運営するカリスマ啓発者。

警備主任のコール・ハーモンが、それぞれに遺体の入った5つのドラム缶を移動する際に、交通事故を起こし現場から逃走します。

ジョーダン役ジョニー・リー・ミラー(イギリス)

出演作:【トレインスポッティング】(1996)のシックボーイ役。【イーオン・フラックス】(2005)、テレビドラマ【弁護士イーライのふしぎな日常】、【エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY】で主役。映画【サイバーネット】で共演したアンジェリーナ・ジョリーの1番目の夫としても有名。

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ちょっとネタバレ

デクスターは、ルーメンを救いたいと献身的に介抱しますが、一方で警察にも病院にも連れていく事が出来ず、不信感が募ったルーメンは必死に逃げ出そうとします。

デクスターは、ドラム缶の中の死体を見せ、犯人のファウラーを殺した自分が、ルーメンの命を救ったのだと説得し、ようやくルーメンはパニックから落ち着きを取り戻しました。

しかし、彼女は驚愕の告白をします。

「ボイドだけじゃないの。他にもいた」

そして、凄惨な事件を経験したルーメンは、犯人達に報復する手助けをデクスターに求めるようになります。

ルーメンの微かな記憶の中に犯人の手掛かりがありました。

時計男:目隠しをされたルーメンの耳元で腕時計の音が聞こえていた。時計男は「カチカチカチ。命の尽きる音だ」と言っていた。

スーツの男:いつも上着を丁寧に畳み、シワにならないようにイスにそっと置いていた。スーツ男は、ルーメンの目隠しを必ず取っていた為、唯一顔を知っている犯人。

協力を拒んでいたデクスターですが、ルーメンの願いを聞き入れ連続殺人事件の犯人達の復讐を決意。

しかし、警察に身元がわれてしまい、連続レイプ殺人事件の重要参考人として警察にマークされてしまいました。

警察がジョーダン達を捕まえては困るため、デクスターはファウラーを犯人に仕立て警察の捜査をそらしたのです。

その後、デクスターはジョーダンのセミナーへ参加。

個人レッスンを受けて急接近したデクスターは、ジョーダンが身に着けているペンダントに血液が入っているのを見つけると、密かにペンダントの血液を採取いました。

そして、その血液からDNAを調べジョーダンの隠された過去に迫ります。

ジョニー・リー・ミラーは、デクスターにラップ男にされてしまうのでしょうか⁉

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【デクスター〜警察官は殺人鬼】シーズン5の感想

シーズン5の見どころは、カリスマ啓発者ジョーダン・チェイスとの攻防です。

警察の捜査が迫る中で、犯人との攻防と凄惨な連続レイプ殺人事件に対するデボラの怒りと執念も相まって、ハラハラドキドキ感が増す展開でストーリに引き込まれます。

また、アスターと微妙な関係だったデクスターが父親として体を張って家族を守ったり、ハリソンの言動を心配する優しい父親の一面も。

シングルファーザーとして頑張るデクスターや登場人物の複雑な人間関係など、残酷な事件とは対照軸にヒューマンドラマの感涙要素もしっかり描かれ、本シーズンも素晴らしいストーリーになっていました。