「ドクター・クライマックス」キャスト情報とあらすじ。

「ドクター・クライマックス」（Netflix）キャスト情報とあらすじ。時代のタブーを破った1人のドクターを描いたタイのコメディドラマです。

性的な発言がタブーだった1970年代のタイで、作家志望だったドクターは性に関するQ＆Ａのコラムを書き始めます。しかし、これを機に出版社の女性と親しくなったドクターは、完璧な結婚生活から彼の一族の地位さえも危うくします。

あらすじ

1970年代のタイ。性に関するオープンな会話はタブーとされていたタイで、作家志望だった皮膚腫瘍学者のDr.ナット（チャンタウィット・タナセーウィー）は、クライマックス・クエスチョンのコラムニストを務めることになりました。

このコラムでは、匿名の質問者が性に関する様々な禁断のテーマについて議論します。やがてDr.ナットはコラムの仕事を通じ、出版社の美術部長リンダ（アラチャポーン・ポーキンパコーン）との距離を縮めていきます。Dr.ナットとリンダの間に芽生えつつある繋がりは、完璧な妻トゥクタ（シャーマーウィー・スワンパーヌショーク）との結婚生活だけでなく、Dr.ナット一家の旧家の地位をも危うくする恐れがありました。

本作についてパイラック・クムワン監督は、「現代の視聴者は、当時の性に関するQ＆Aコラムがなぜあんなに大騒ぎになったのか不思議に思うかもしれませんが、これは新鮮で斬新な物語になり得ると感じています。8本の映画を観ているかのような気分になる本作は、楽しませるだけでなく、考えさせられる問題を提起します。」と説明しました。