『ダウントン・アビー』シーズン2のネタバレと感想。戦争で激変する生活に翻弄される!

歴史 / 時代劇
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『ダウントン・アビー』シーズン2。第一次世界大戦が勃発し、貴族たちの生活にも大きな影を落とし始めました。

メアリーに別れを告げたマシューも戦地へと向かいます。それぞれ新しい出会いが訪れるメアリーとマシューでしたが、二人の運命の糸は切れることはなかったのです。

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ダウントン・アビーシーズン2あらすじ

メアリーと別れ戦地で戦っていたマシューが、休暇でダウントン・アビーにやってくるというニュースを母・イザベルが持ってきました。

しかも、婚約者のラビニアを一緒に連れてくるというので、コーラはメアリーの事を気にかけます。新聞社のオーナーで大金持ちのリチャードとの縁談が持ち上がっているメアリー。みんなの前では乗り気な態度を見せるのですが、実はまだマシューの事を愛していたのです。

メアリーは自分の気持ちを隠してラビリアを受け入れようとしましたが、マシューが戦地で重傷を負って帰還したことから、事態が大きく変わっていきます。

一方で、自分の身の回りのことは自分で出来るようになりたいと願うシビルは、料理や紅茶の入れ方などをメイドから教えてもらうなど、貴族らしかなぬ振る舞いを繰り返します。

そして、戦争が終わると、元の生活に戻ることなく、運転手ブライソンと共に彼の故郷であるアイルランドへ行くことを決意するのでした。

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ダウントン・アビーシーズン2の見どころ

第一次世界大戦が勃発!生活が大きく変化する

第1次世界大戦が勃発し、貴族の生活も変化を余儀なくされていきます。3姉妹の中でもちょっと陰の薄いイーディスは、車の運転を覚えて屋敷の外で仕事を手伝うなど隠れた才能を発揮します。

病院では運び込まれてくる負傷兵の受け入れが間に合わず、ダウントン・アビーを療養所として開放することになりました。シビルは看護師となって屋敷や村の病院で働くことにします。

次々と知り合いが亡くなっていく状況の中、自分が少しでも役立てる存在になりたいと願うシビル。その先進的ともいえるシビルの思想は、身分が違う相手ブライソンと駆け落ちを計画するという、周囲が驚く行動に向かっていくことになります。

メアリーの縁談は簡単に進まない

メアリーと分かれたマシューは、ラビリアという女性と婚約していました。メアリーはまだマシューのことを引きずっているのに、ちょっと早すぎる?とも思いますが、マシューなりに次のステップへ進もうと頑張っているのだと思うことにします。

そんなマシューが、ラビニアとダウントン・アビーに訪れてくるというのですから、メアリーは心中穏やかではありません。プライドが誰よりも高いメアリーは、マシューへの想いはみじんも見せずに気丈にふるまいます。

しかし、一番心を許しているメイドのアンナには、自分の本当の姿を見せるメアリー。アンナの前で泣いてしまいました。

それでもメアリーは、マシューの幸せを願ってラビリアを受け入れようと努力し、大金持ちのリチャードとの交際を考えることにしました。

リチャードは、”あの悪名高き”リチャードと言われるくらい、あまりいい性格ではなさそうです。案の定、メアリーとの婚約後、徐々に高圧的な態度を取ってきます。

実は、メアリーは自分の恥ずべき過去の行為を、リチャードにもみ消してもらったという恩義のために結婚しようとしていたのでした。クローリー家の長女であるメアリーの縁談は簡単には進まないようです。

マシューは脊髄損傷の可能性がある!

マシューは戦場で大けがを負ってしまいました。背中を強打し、脊髄に損傷がある可能性が……。もしそうなると、歩くことも、子どもを作ることもできなくなってしまいます。絶望したマシューは、ラビニアに婚約破棄を求めるも、運命と共にすると決めているラビニアは拒否しました。

ラビニアは、気の強いメアリーと違ってとっても可愛らしくて優しい女性なのですが、個性豊かなクローリー家の面々の中では存在感が若干薄れています。

マシューが奇跡的に回復したことで、幸せな結婚へ……と向かうはずが、ラビニアはスペイン風邪が原因で、命を落としてしまうという悲しい役どころ。さらに後半、マシューとメアリーがまだ惹かれあってることに気づいてしまったラビニアは、自ら身を引く決意をします。

結局、マシューがはっきりと決断を下す前に天国へと行ってしまうという、マシューにとっても何とも後味の悪い幕引きとなってしまいました。

戦争中でも使用人たちの恋愛は大忙し!

戦争によって使用人たちも多くの変化を強いられることになりますが、そんな中でもあちらこちらで恋が芽生えていきます。アンナとベイツはお互いに惹かれあうも、ベイツが既婚者だという大きな問題が。それにまつわる問題も次々と起こるので、アンナとベイツが結ばれる日はまだまだ先になりそうです。

運転手ブライソンとクローリー家三女のシビルとの禁断の恋や、デイジーとウィリアムの使用人同士の恋模様も見どころですが、このシーズンで一番やらかしたのはエセルでしょう。

メイドのエセルは、生涯をメイドで終わらせたくないと、療養でダウントン・アビーに滞在しているブライアン少佐と隙を見て不適切な関係になります。

エセルは、これを機に少佐の妻の座を狙っていたのかもしれませんが、少佐にとってはただの遊び。エセルが妊娠しても全く取り合いませんでした。

想像していた道へ進むどころか、メイドとしてあるまじき行為をしてしまったエセルは、メイドを解雇されてしまいます。

そしてその後ブライアン少佐は戦死。一度道を外れてしまったら、容易には元には戻れない厳しさをエセルは痛感するのでした。

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ダウントン・アビーシーズン2を観た感想

シーズン2も見どころ満載でした。マシューとラビニアはお似合いのカップルだと思っていましたが、残念。

結局、メアリーはマシューとくっついて続くとなったシーズン2ですが、シーズン3では2人に最悪の事態が待っているようです。

ベイツとアンナの恋の行方も見逃せません!

Photo:「ダウントン・アビー」© 2011 Carnival Film & Television Limited. All Rights Reserved.