【瓔珞(エイラク)~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~】ネタバレ感想23話・24話。ついに、瓔珞の姉(阿満)を襲った犯人が判明しました!復讐に燃える瓔珞、それを止めたい傅恒。果たして、阿満の事件はどのような終着を迎えるのでしょうか!?
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【瓔珞(エイラク)】ネタバレ23話
嫻妃の策
毒を盛ったのではないかと疑われた瓔珞は、茶を飲み干して無毒だと証明した。
瓔珞は、「高貴妃から聞いた“傅恒が犯人だ”という話は鵜吞みにしていない、だから毒は盛っていない」と言う。
なぜ話してくれなかったのだという皇后。
すると瓔珞は、優しくしてくれた皇后に迷惑はかけられないから1人で犯人探しをやり遂げると答えた。
長春宮を後にした瓔珞は、追ってきた傅恒に推測を述べる。
誰かが傅恒に成りすまして姉を襲ったのではないかと。
その人物は誰なのかと瓔珞が問い詰めるも、傅恒はその人物の名前を口にしない。
「一体あなたは誰を守っているのですか」
「君を守っている」
傅恒は、これ以上 犯人を追及すれば瓔珞の身が危ないと思っているため、犯人の名前を伏せているのだ。
※
嫻妃は、亡き嘉嬪が生んだ第4皇子(永珹)を養育している。
嫻妃のもとを訪れた乾隆帝は、言いづらそうに話を切り出した。
「とある大臣が、永珹の世話は嘉嬪の妹にさせるべき」だと言っていると。
嫻妃はそれを了承したうえで、今後もたびたび永珹に会わせてほしいと陛下に頼む。
その晩、隣で寝ているはずの嫻妃がいないことに気づいた乾隆帝は、永珹の泣き声が聞こえてその部屋に足を運んだ。
すると、裸足で飛び出したらしい嫻妃が、足の裏が血まみれになっているのも気に留めずに永珹の世話をしていた。
それを見た乾隆帝は、永珹をこのまま承乾宮(嫻妃の住まい)にとどめることにする。
しかし実は、これは永珹をとどめるための嫻妃の策だった。
やりたい放題の弘昼
御花園にて、乾隆帝主催の茶会が開かれた。
呼ばれたのは親王やベイレといった皇族たちで、その中には乾隆帝の弟である弘昼も参加している。
弘昼は周りの者が手を焼くほどの変人で、死んだフリをして棺に入ったり、朝議で大臣を殴るなどしてやりたい放題。
茶会の席でも、毒にあたったフリをして倒れ、参加者たちをからかった。
普通ならば叱責を受けるような言動だが、乾隆帝は咎めない。
どうやら乾隆帝は、存命の兄弟3人の中でも特に弘昼に目をかけているらしく、よほどのことがない限り弘昼に罰を与えないようだ。
茶会からの帰り道。
雷雨の中、阿満に似た幽霊を見た弘昼は、阿満を襲ったことを思い出して怯える。
(阿満は瓔珞の姉)
※
実はこの幽霊事件は、茶会で皇族が集まると知った瓔珞が仕組んだものだった。
瓔珞のしわざだと見抜いた傅恒は、「弘昼に手を出してはいけない、陛下に最も近い親族だから」と忠告をする。
しかし、瓔珞は聞き耳を持たずに去った。
純潔を汚すことは、殺すのと同じ
翌日になり冷静になった弘昼は、昨夜の幽霊事件は何者かの企みに違いないと思い直し、再び現場に向かう。
そこに傅恒が現れて、「誰のしわざか教える」と言い弘昼を瓔珞に引き合わせる。
弘昼が連れて行かれた場所には、皇后や爾晴、そして瓔珞がいた。
弘昼は阿満を襲ったことを認め、金子での示談を持ちかける。
そして、襲いはしたが殺してはいないと主張した。
それを聞いた瓔珞は、「純潔を汚すことは、殺すのと同じだ」と怒りに震える。
ならば阿満を娶って身分を与えるという弘昼の申し出を、瓔珞は拒否して去ろうとした。
ちょうどそこに、呼ばれたらしい瓔珞の父親が部屋に入ってくる。
弘昼に役職を与えられた父親は、「阿満を娶ってもらえれば我々一族も世間に顔向けできる」と口にする。
瓔珞は仕方なく「弘昼を許す」と言うが、それが瓔珞の本心なのかどうかは分からない。
【瓔珞(エイラク)】ネタバレ24話
恨まれようとも瓔珞を守る
もしも瓔珞が、陛下の兄弟である弘昼を害そうとすれば瓔珞の身が危なくなる。
そう考えている傅恒は、瓔珞が復讐に固執せずに示談で済ませられるならそうしたいと思っていた。
皇后にはお金で解決するのは感心しないと反対されたが、傅恒は瓔珞を守るためにしたことだと譲らない。
「どれだけ恨まれようとも私が瓔珞を守ります」
そんな傅恒の決意を目の当たりにした爾晴は、驚きを隠せない。
※
瓔珞は、花壇を世話する仕事を明玉に変わってもらった。
その足で葉先生のもとを訪れた瓔珞は、寝不足だと相談し、すぐに眠れる薬が欲しいと頼みこむ。
※
弘昼は毎日のように乾隆帝に召され、忍耐力を鍛えるための指導を受けていた。
その帰り道、瓔珞とすれ違った弘昼は「姉にも勝る美しさだ」と彼女を見つめる。
居合わせた海蘭察は、傅恒の思い人だから手をだしてはいけないと忠告した。
弘昼を罠にハメる瓔珞
先帝の妃である郭太妃が亡くなった。
瓔珞は、郭太妃の供え物を届ける役目を皇后に申し出る。
宮門が閉まる夜分、瓔珞は供え物を届けに行くフリをして弘昼をおびき寄せるつもりだ。
※
宮中で瓔珞の姿を見かけた弘昼は、侍衛のフリをして瓔珞を尾行していた。
すると、瓔珞が供養をはじめたので、「宮中での供養は禁じられている」と注意し皇后に報告しようとする。
だが瓔珞は色仕掛けで弘昼を引き止め、葉先生からもらった薬を弘昼にかがせた。
弘昼はたちまちフラフラになり、瓔珞に襲い掛かられる。
命の危機を感じた弘昼は「殺される!助けてくれ!」と逃げ出し、乾隆帝のいる部屋へと走っていった。
そんな弘昼を追い越した瓔珞は、弘昼よりも先に乾隆帝のもとへ到着すると「助けて!襲われる!」と助けを乞うた。
乾隆帝の前で、2人はお互いに「襲われそうになった」と主張する。
乾隆帝が信じたのは瓔珞の主張だった。
なぜなら、宮門は閉まっているのに弘昼が宮中にまだ残っていることや、わざわざ侍衛の恰好を装っていることが怪しいからだ。
乾隆帝は弘昼を拘束するよう配下に命じたあと、胸元がはだけている瓔珞に上着を渡した。
※
乾隆帝は、養心殿(陛下の住まい)で瓔珞の話を聞く。
瓔珞は、遠回しに「陛下が世間の目を恐れて弘昼を許すのではないか」というニュアンスの言葉を口にした。
乾隆帝が怒りかけたところに、皇后が現れて瓔珞を守ろうとする。
「瓔珞の話は本当です、命をもって保証します。弘昼殿は許されない罪を犯しました」
さらに、無傷で瓔珞を連れて帰ると皇后が言い張ったため、乾隆帝は瓔珞を解放した。
※
養心殿の外では、弘昼がひざまずいて潔白を訴えている。
そこに現れた弘昼の母・裕太妃は、陛下からことの経緯を聞くと、弘昼をムチで叩きまくって罰した。
【瓔珞(エイラク)】感想23話
初登場である弘昼の変人っぷりが強烈でした。
陛下は、いくら目をかけている弟だとしても、もうすこし弘昼の言動を咎めるべきではないか?と思ってしまいます。
もしかすると、陛下が弘昼に甘い理由が他にもあるのかもしれません。
弘昼は瓔珞の姉を襲った犯人なのですが、お金で償えば許されるだろうと、悪びれる様子もなく堂々としている姿が腹ただしかったです。
瓔珞は言葉では「許す」と言っていましたが、彼女の性格からして絶対に許さないでしょう。
きっと、水面下で倍返しの計画をたてているはず。
また、瓔珞の姉・阿満を襲ったのは弘昼ですが、彼女を殺した人物は別にいるようです。
おそらく弘昼を守るために阿満を殺したと思われますが、その人物とは誰なのか。
シンプルに推理をすると、弘昼の母親ではないかと思います。
【瓔珞(エイラク)】感想24話
傅恒は、たとえ瓔珞に恨まれようとも瓔珞を守るために示談で済ませようとしたのでしょうね。
彼にとっての優先順位は、ともかく瓔珞を守ることなのだと思います。
一方、傅恒の“守る宣言”を聞いたときの、爾晴の表情が印象的でした。
爾晴は、以前にも傅恒を見つめるシーンがあったので、きっと傅恒のことが好きなのかも?
もしかすると、この先は爾晴が瓔珞を陥れようとする展開になるのでしょうか。
気になるのは弘昼の件。
瓔珞の性格からして、弘昼への罰があんな中途半端なものでは気がすまないはずです。
けれど皇后には「もう害さない」と誓っていたので、瓔珞が本当はどうするつもりなのか今はまだ読めません。
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