【瓔珞(エイラク)】61話・62話のあらすじとネタバレ感想。

瓔珞(エイラク) アジアドラマ
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【瓔珞(エイラク)~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~】ネタバレ感想61話・62話。明玉の死に順嬪が関わっていることを確信した瓔珞は、順嬪を問い詰めにいく。しかし逆に、順嬪を害した罪を着せられてしまい軟禁状態に……。果たして瓔珞は名玉の敵を討てるのか!?

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【瓔珞(エイラク)】ネタバレ61話

順嬪の狙いとは?

順嬪から瓔珞が血の写経をイヤイヤやっていると聞いた皇太后は、それを鵜吞みにして瓔珞を遠ざけるようになる。

そのせいで皇太后に会いに行っても追い返された瓔珞は、その帰り道に海蘭察と遭遇。

海蘭察は瓔珞に「明玉と話がしたい」と申し出た後、結納品をなぜ送り返したのかと明玉を問い詰める。

すると、体内の銀針のことを隠したい明玉は、わざと冷たい態度で「結婚はやめる」と言いいながらも目には涙が浮かんでいた。

宮中で傅恒とすれ違った順嬪は、わざと手巾を落として刺繡の柄を見せつけた。

その刺繡は瓔珞が持っている手巾と同じ柄で、かつて瓔珞が傅恒にプレゼントした香り袋にも同じ図柄が刺繡されている。

別の日。

御花園で順嬪に会った傅恒は、この前順嬪が落とした手巾の刺繍について尋ねた。

すると順嬪は、「瓔珞が同じ図柄の手巾を持っていたから欲しいとねだったけど、どうしても譲ってくれなかったから自分で刺繍した」と話す。

順嬪の狙いは、“瓔珞がひそかに傅恒を想っている”と匂わせること?

美しくも悲しい花嫁

以下、結末に関する重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。

明玉は婚礼衣装を着てみたものの、「やはり結婚を白紙にしたい」と瓔珞に伝える。

けれども瓔珞は、結婚という夢を果たせなかった自分の代わりに幸せになってほしいと涙ながらに話した。

その後 明玉が部屋に戻ると、順嬪からの祝儀品が届く。

それは、金製のハサミと鏡だった。

瓔珞が明玉の部屋を訪れると……。

そこには、胸にハサミを突き刺して花嫁姿のまま自害した明玉の姿があった。

瓔珞は悲しみ嘆く。

一方で、明玉の訃報を知った海蘭察は、急いで延禧宮へと向かうが入口の扉は閉まっていた。

取り乱す海蘭察は扉をドンドン叩いて叫んだり、中から出てきた順嬪に無礼な態度を取ってしまう。

ちょうど現れた乾隆帝(陛下)は、海蘭察を捕縛するよう命じる。

乾隆帝と海蘭察は、明玉の死因を葉先生から聞いた。

葉先生いわく、明玉は針が臓腑に達してしまったため自害したのだろうとのことだった。

傅恒の励まし

明玉が亡くなった翌朝。

瓔珞がいないと聞いた傅恒は、長春宮へ足を運んだ。

するとそこには、女官のまね事をする瓔珞の姿があった。

それを見た傅恒は、富察皇后に続き明玉を亡くしたことに耐えられないのだろうと推測し、「2人がいなくなっても立ち上がれ」と瓔珞を励ます。

瓔珞は、「自分が叶えられなかった結婚の夢を、明玉に託したいという私心があった。もっと優しく寄り添うべきだった」と話しているうちに嗚咽をもらしてしまう。

そこにやってきた乾隆帝は、2人が一緒に居るところを目撃してすぐに去った。

乾隆帝のところにやってきた順嬪は、瓔珞から習ったという刺繍を見せ「傅恒殿が持っている香り袋にも同じ柄が刺繡されていた」と話す。

不機嫌になった乾隆帝は順嬪を追い返した。

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【瓔珞(エイラク)】ネタバレ62話

順嬪との衝突

明玉の胸に刺さっていたハサミが順嬪からの贈り物だと知った瓔珞は、明玉の死には順嬪が関わっていると確信する。

まずは急いで乾隆帝に会いに行くが、乾隆帝は刺繍の件を気にしているのか会ってくれない。

諦めた瓔珞は、直接 順嬪のところへ行き明玉の死について問い詰めた。

順嬪は、明玉に自害をそそのかしたことを認めつつ「余命わずかなまま嫁ぐよりマシ」と悪びれる様子もない。

やがて瓔珞と順嬪は口論になり、順嬪はハサミを手にとり自害しようとする。

瓔珞はそれを止めようとするが、もみ合ううちにハサミが順嬪の胸に刺さってしまった。

ちょうど現れた皇太后は、「瓔珞に刺された」という順嬪の言葉を信じて瓔珞を連行させた。

袁春望の逆襲

延禧宮にやってきた皇后は、集めた使用人たちを刑に処する。

そんな中、「瓔珞はいつも順嬪の悪口を言っていました」と嘘の証言をした小全子だけは助かり、皇后の配下として働くことになった。

その後。

宮に幽閉された瓔珞の世話を任された小全子は、袁春望に監視されている手前、病の瓔珞に水のような粥を与えてキツく当たる。

また別の日。

水を求める瓔珞の声を聞いた小全子は水を運ぼうとするが、監視していた袁春望に阻まれる。

袁春望「聞きたい言葉をなぜ言わない」

瓔珞「許しを乞えと?」

かつて円明園にいた時、瓔珞と袁春望は「生涯をともに過ごそう」と約束していたのだが、瓔珞はそれを破って妃嬪になった。

いまだにその裏切りを許せない袁春望は、瓔珞に謝罪してほしいようだが彼女にその気はない様子だ。

腹を立てた袁春望は、これからは水も与えるなと小全子に命じた。

太監から「海蘭察を慰めてくれ」と頼まれた傅恒がその場所に向かうと、なぜか順嬪が待っていた。

順嬪は、冷遇されている瓔珞が病にかかり今にも死にそうだと話して傅恒に揺さぶりをかける。

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【瓔珞(エイラク)】感想61話

以下、結末に関する重要なネタバレを含んでいますので、未視聴の方はご注意ください。

明玉は自分の感情に背くのが苦手な子です。

そんな彼女が、心配をかけないよう迷惑をかけないようにと、自分の気持ちをすべて飲み込んで死を選んだのだと思うと涙が止まりません。

順嬪に殺された可能性もありますが、明玉の安らかそうな表情から推測するに、おそらく自害でしょう。

ただ、自害に使ったハサミが順嬪からの贈り物であったことや、順嬪の何かを企んだかのような表情も怪しすぎるので、何らかの形で明玉の死に関わった可能性はあります。

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【瓔珞(エイラク)】感想62話

ここにきて、また瓔珞と傅恒の不義疑惑が……。

聡明な陛下なら、どうせまた妃嬪の企みだろうと気づきそうなものですが、それよりも嫉妬心のほうが上回っているのでしょうか。

陛下の気持ちも分からなくはないですが、今だけは嫉妬心を捨てて瓔珞の悲しみに寄り添ってあげて欲しかった……。

そしてどうやら、明玉に自害するようそそのかしたのは順嬪のようです。

順嬪は、瓔珞と仲良くする裏で明玉に自害をそそのかしたり、傅恒の気持ちを揺さぶろうとしたり、一体何がしたいのか読めません。

袁春望はここぞとばかりに瓔珞を苦しめていますが、それも元はと言えば、瓔珞への愛情が大きすぎたからなのでしょう。

瓔珞に裏切られたと勘違いしたあの日から、愛憎心をずっと抱いていたのだと思われます。

きっと、袁春望にとって我慢ならないのは、瓔珞が自分の存在を気に留めていないこと。

以前に1度 袁春望が裏切った時に、本当は瓔珞に怒るなり罵るなり問い詰めるなりして欲しかったのでしょう。

けれども瓔珞は何の感情も示さず、まるで袁春望の存在には無関心だと言っているかのようでした。

おそらく、袁春望はそのことに深く傷ついたのと同時に、ますます憎しみを募らせたのではないかと思います。

*次回63話・64話のネタバレ感想はこちら

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Writer

Kino

アジア古装劇を愛するライター、kinoです。涙腺の緩さに定評があります。
古装劇以外だと、BL作品も大好きです。マイベストは【月に咲く花の如く】と【山河令】。

ストーリーを分かりやすくお伝えできるよう心がけておりますので、最終話までお付き合い頂けると嬉しいです。

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