【燕雲台】全話のあらすじネタバレ。感想付きで最終回まで紹介(えんうんだい)

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燕雲台えんうんだい-The Legend of Empress-】全話のあらすじ一覧とネタバレを最終回まで紹介します。本作は”鉄血紅顔”(鉄の血を持つような強い美女)と呼ばれた遼の睿智蕭皇后の生涯を描いた作品。「王女未央ーBIOUー」でも実在の女帝を演じて注目を集めたティファニー・タンが、運命に翻弄されながらも力強く生きる女性を美しく演じています。

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【燕雲台】のあらすじ/作品概要

本作は、遼の第5代皇帝・景宗けいそうの皇后であり、第6代皇帝・聖宗せいそうの母である睿智蕭えいちしょう皇后を描いた作品です。10世紀、契丹きったんという遊牧王朝が、中国華北の一部である燕雲十六州えんうんじゅうろくしゅうを獲得し、王朝を建国した時代。

遼は契丹人などの遊牧民族は遊牧民古来の部族制で統治し、漢人などの農耕民族は中国的な州県制で統治するという二重統治体制を敷いていました。

しかし、第3代皇帝・世宗せいそうは漢人の女性を皇后にし、漢族の制度に倣う決意を見せます。祭祀の日、世宗は家臣たちに反対されたにも関わらず、掟を破り、漢人である皇后を伴って祖廟に入ったのでした。

そこへ反対派が乱入し、世宗と皇后は命を落としてしまいます。その後、第4代皇帝に就いたのは暴君・穆宗ぼくそう。遼の北府宰相・蕭思温しょうしおんは悪政を正すためには新しい皇帝を擁立しなければならないと考えます。

そこで、蕭思温は自分の3人の娘たちを初代皇帝・太祖をルーツとする3人の男性にそれぞれ嫁がせることに。その末娘、蕭燕燕しょうえんえんが後の睿智蕭皇后となるのです。

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全話のあらすじ一覧

【燕雲台】のあらすじネタバレを最終回まで(全60話版)紹介します。

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1話のあらすじネタバレ

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遼の蕭家は代々皇后を出している后族の家柄で、北府宰相・蕭思温(リウ・イージュン)には3人の娘がいました。

長女・蕭胡輦しょうこれん(カーメイン・シェー)はしっかり者、次女・蕭烏骨里しょうこつり(ルー・シャン)はおしゃれ好き、三女・蕭燕燕(ティファニー・タン)は男勝りな性格。

遼では近々、郎君ろうくん※1の統領を選ぶための射柳しゃりゅう大会※2が行われることになります。

蕭燕燕は自分が出場して、女性でも郎君軍の統領になれることを示したいと名馬を探していました。

そんな時、蕭燕燕は街中で黒い馬を連れた若者を見かけます。

その馬が名馬だと感じた蕭燕燕は、なんとしてでも手に入れようと、馬の代金としては破格の金額を若者に渡し、馬に乗り去ろうとしました。

しかし、その馬が暴れ出し、蕭燕燕は刑場へ突入してしまいます。

蕭燕燕と、その後を追った若者は不審者として兵に取り囲まれてしまいますが、蕭燕燕が宰相の娘だと名乗ったことで難を逃れました。

刑場を後にした蕭燕燕は、若者が身分証を持っていなかったことを逆手にとって脅し、結局、その馬を強引に譲り受けて去って行ったのです。

その若者は韓徳譲かんとくじょう(ショーン・ドウ)といい、幽州ゆうしゅうで辺境の軍隊の訓練をしていましたが、世宗の次男・耶律賢やりつけん(ジン・チャオ)に呼び戻されて、都に帰ってきたところでした。

耶律賢が韓徳譲を呼び戻したのは、無念の死を遂げた父・世宗の仇討ちに協力してもらうため。

韓徳譲は耶律賢から、都での身分を確立するため、射柳大会で優勝して郎君軍の統領になるように言われます。

また、耶律賢は帝位につくには后族の支持が必要なため、密かに蕭思温に会いに行ってほしいと韓徳譲に頼みました。

蕭家に行った韓徳譲は蕭燕燕と再会します。

ここに来た本当の理由を隠すため、韓徳譲は蕭燕燕に馬の代金を返し、娘に愛馬を強引に奪われたから蕭思温に文句を言いに来たと言うのでした。

※1 郎君軍

皇族の子弟を中心とする近衛兵

※2 射柳大会

高所に吊るされた柳の枝を馬上から矢で射って、枝が地面に落ちる前に手で受けることを競う大会

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1話の感想

序盤から先帝が無念の死を遂げる場面が回想され、波乱の物語が予感される幕明け。

そして、ヒロインは初対面の相手にいきなり横柄に馬を譲れと言ったり、馬で市場を疾走したりと、なかなか破天荒な性格。これから波乱万丈な展開になりそうです。

それに対し、相手役の韓徳譲は若い時から苦労してきたという設定もあり、とても落ち着いていてお似合いの2人になりそうですが、きっとそううまくはいかないんでしょうね……。

また、遊牧民族の王朝が舞台ということで、刺繍がほどこされた独特の衣装や豪華な装身具が美しく、それを鑑賞するのも毎回楽しみになりそうな作品です。

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2話のあらすじネタバレ

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蕭思温に会った韓徳譲は、耶律賢から預かった玉佩ぎょくはい※3を渡し、この持ち主が会いたがっているという伝言を伝えるのでした。

その後、迎えた射柳大会当日。女性は大会に出られないため、蕭燕燕は7人の決勝進出者のうちの1人を気絶させ、その者になりすまして出場します。

5人の出場者が次々と落馬して失格となり、最後は蕭燕燕と韓徳譲の一騎打ちに。

しかし、失格者の妨害により蕭燕燕も落馬しそうになってしまいます。

韓徳譲の助けで蕭燕燕はなんとか持ち直しますが、最後に柳の枝を地面に落とさずに受け止めることができたのは韓徳譲の方でした。

悔しがる蕭燕燕でしたが、穆宗は蕭燕燕に優勝者と一緒に前に出るように命じます。

その時、蕭燕燕に気絶させられた出場者が目を覚まし、刺客にやられたと騒いで会場は騒然。

蕭燕燕の父や姉たちが前に出て、彼女は宰相家の三女で刺客ではないと弁解します。

そんな状況下でも蕭燕燕は穆宗に、今回のことは女性でも兵を率いて戦えることを証明したかったからだと直訴するのでした。

周囲は驚きますが、意外にも穆宗はその言葉を気に入って蕭燕燕を許します。

後日、韓徳譲が耶律賢の部屋で話をしていると、穆宗が突然部屋を訪ねて来ました。

病気がちな耶律賢の見舞いを口実にしてはいますが、穆宗は耶律賢が部屋に誰かを招き入れて謀反の密談をするのではないかと疑っているようです。

韓徳譲は慌てて部屋の奥に隠れるのでした。

※3 玉佩

礼服の腰につける装身具

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2話の感想

またしても文字通り力技で射柳大会に出場してしまう強引な蕭燕燕にびっくり(笑)

そして、蕭燕燕や落馬した他の出場者を助けながら優勝もしてしまう韓徳譲は、ますますかっこよく見えてきました!

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3話のあらすじネタバレ

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穆宗は、世宗亡き後、自分が耶律賢を引き取って育てたことを恩着せがましく語り、持参した薬を勧めました。

その様子を物陰から見ていた韓徳譲は、その薬は毒なのではないかと心配になり、つい物音を立ててしまいます。

穆宗は部屋を調べるように命じますが、穆宗のお供として来ていた韓徳譲の父が息子の存在に気づいて機転を利かせ、事なきを得たのでした。

やがて、若い男女の出会いの場となる跳月ちょうげつ大会※4の日がやってきます。

初代皇帝・太祖の孫、耶律喜隠やりつきいん(ジー・チェン)は父から、跳月大会で蕭家の娘に近づくように指示されていました。

耶律喜隠は、最初、長女の蕭胡輦に声をかけますがあっさり断られ、次は次女の蕭烏骨里を狙うことにします。

蕭烏骨里は耳飾りの贈り物と甘い言葉にまんまと騙され、耶律喜隠に夢中に。

耶律喜隠の誘いを断った蕭胡輦は、会場で韓徳譲を探し、父から預かった玉佩の持ち主に会うことにしたという伝言を伝えるのでした。

その後、姉たちの誘いを断って遅れて跳月大会に来た蕭燕燕は、韓徳譲を見つけると、いきなり組み手の勝負を持ち掛けました。

最初は余裕の表情で勝負を受けた韓徳譲でしたが、なかなか手ごわい蕭燕燕。

勝負がつかない中、蕭燕燕の背負い技をかわそうとしてバランスを崩した2人は、見物人たちが見ている前でなんと唇と唇が触れてしまったのです!

気まずくなって急いでその場を立ち去る蕭燕燕。

しかし、家に着いて噂を聞きつけた蕭烏骨里に問い詰められると、蕭燕燕はどこか嬉しそうなのでした。

※4 跳月大会

月夜に野外で歌い踊る行事

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3話の感想

いかにも怪しい耶律喜隠の誘いをきっぱりと断る長女と、まんまと乗せられてしまう次女。

2人の性格の違いが良く出ています。

この性格が3姉妹の今後の人生に影響しそうで心配……。

そして、ラブストーリーの定番、主人公たちのアクシデントキス!

これをきっかけに蕭燕燕と韓徳譲の関係がどうなっていくのか楽しみです!

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本ページの情報は2022年10月のものです。最新の情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。