『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン4第1~3話ネタバレ。マディソンの死を匂わしつつニック死亡!

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『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン4ネタバレ。

全米のみならず日本でも人気のサバイバルホラー『ウォーキング・デッド』のスピンオフ。

世界が崩壊していく様子をひとつの家族の目線で描く本作は『ウォーキング・デッド』と世界観を共有。

文明はなぜ滅んだのか、その始まりの物語です。

この記事では『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン4第1話~3話を完全ネタバレでお届けします。

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シーズン4第1話:モーガンに何があったのか?

1話では、かつて掃除人の共同体があった場所でひとりで暮らしているモーガンの元に、リックやジーザス、キャロルが話をしに訪れるフラッシュバックと共に進みます。

仲間から離れ、ひとりでいるモーガンを心配して様子を見に来ているようでしたが、それがモーガンにとって苦痛に感じたのか、彼はリックと話しをしたのを最後に、誰にも告げずにひとり旅立ってしまったのです。

誰もいない道を、ただ黙々と歩き続けるモーガン。

しかし、リックの言葉が幻聴のように聞こえ始め、そこで立ち止まってしまったのです。

「助かった」「ここに いることはない」「もう時間を無駄にするな」「君は生きているんだ」「隠れても逃げられない」

出典:『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン4第1話から引用

モーガンは、自分のやっていることは正しいのか、何が正しいのかが分からなくなり、その場から動けなくなってしまいました。

そして、そのまま迎えた朝、モーガンは自分自身に言い聞かせたのです。

”分かるだろ” ”分かるはずだ”

自分のやるべきことが分かったのか、モーガンは立ち上がりリュックを背負って走りだしたのです。

途中で、ガソリンが満タンの車を見つけ、行けるところまで移動。

ガソリンが無くなると再び、暗くなるまで歩き出し、また車を見つけては行けるところまで行くを繰り返したのです。

*以下、完全なネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。

アレクサンドリアを後にしたモーガンは、自分を見つめなおせる場所とひとりで生きていける場所を求めて長い長い旅を続けていました。

そんな中、恋人を捜し続けているジョンという男と出会います。

久々に人と話すというジョンは、モーガンに出会ったのが嬉しくて、ちょっと寄って行かないかと誘いますが、出来るだけ人と関わりたくなかったモーガンは断りました。

それでもジョンは諦めずに、夜中は危ないしトラックなら安全だから少し寝て行けと言うのです。

モーガンは、仕方なくジョンに付き合ってトラックに乗りますが、ジョンが寝たのを見計らって出て行きました。

しかし、途中で何者かに球を殴られて意識を失います。

そこへ、モーガンがいないことに気づいたジョンが助けにきましたが相手は複数人。

ジョンも捕えられてしまたのです。

そこに、かつてジャーナリストだったアルという女性が「銃声が聞こえた」とやってきます。

アルはSWAT仕様で、運転席にあるレバーを引くと2丁の機関銃が狙いを定める仕組みの装甲車の乗ってやってきました。

アルは銃口を男たちに向け、モーガンとジョンを助けだしたのです。

彼女の目的は”話しを聞くこと”。

彼女はジャーナリストとして、生存者に真実を聞きながら旅をしているとのことでした。

ここまでに2人の生存者と出会ったモーガン。

しかし、彼はやはりひとりで生きることを選ぼうとします。

そんな中、道の真ん中で苦しんでいる女性を発見。

モーガンが警戒しながら近づいてみると、茂みから3人が現れたのです。

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シーズン4第2話:チャーリーとハゲタカ

フラッシュバック:マディソンは、野球場で共同体を作りました。

水も確保し、畑で作物を育てたり家畜も飼育すると同時に物資も集めており、安全な場所として生存者を受け入れていたのです。

そこに、チャーリーという12歳の少女がやってきました。

彼女は家族のことを語りたがらないまま……。

どこから来たのかと聞けば、「あっちの方」と指さすだけ。

マディソンは、アリシアとルシアナ、ストランドの4人で、少女が暮らしていたであろう場所に向かいましたが、不自然なことにそこにはウォーカーの姿は1体も見当たりません。

後に、大量のウォーカーは町にある水タンクに入れられていることが判明。タンクには、ハゲタカを示す”457”と書かれた旗が掛けられていました。

ただ、車の中に布団と食べ残しの缶詰があったことから、マディソンは誰か生存者がいると気づきます。

4人でくまなく探していると、ナオミと名乗る女性と出会いました。

彼女は警戒している様子でしたが、マディソンたちの共同体に受け入れられると、徐々に別の共同体にいた時のことを話し出します。

その一方で、メル率いるハゲタカという共同体が、野球場を狙い駐車場に位置。

彼らは手出しをしてこないものの、駐車場に居座り続けまるで威嚇している様子。

実はチャーリーもハゲタカの一員で、スパイとして共同体に送られてきたのです。

以後、マディソンたちとハゲタカのにらみ合いは続きました。

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現在:モーガンたちを襲って拘束し、装甲車を奪ったのはアリシアとニック、ストランドとルシアナの4人。

ルシナが、装甲車から”51”と書かれた旗を見つけ問い詰めますが、アルは知らないとシラを切りました。

その旗はハゲタカのマークであり、最初にモーガンを襲った男たちが持っていたもの。

アリシアは、旗のあった場所まで案内させるため、モーガンたち3人を装甲車に乗せたのです。

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シーズン4第3話:過去の話(野球場)と現在

フラッシュバック:ニックは、作物の種まきから収穫までを行う責任者でしたが、その年は苗が病気になり収穫ゼロ。焦りの顔が見えていました。

現在:アルは、なぜ装甲車を奪ったのか、誰を捜しているのか、何をされたのかを聞きますが誰も答えません。

同じ仲間だから力になりたいと言うも、彼らは疑いの目しか向けないのです。

ところが、隙を見てアルが手の拘束を外しニックを人質にします。

「拘束されるのは慣れている」その言葉からは、彼女が歩んでいた過酷な過去が見え隠れしていました。

しかし、今度はアルの隙をついてニックが反撃。

アルも負けじとニック蹴り飛ばすと、その勢いでニックが運転席に倒れ込み、道路を外れて森の中に突っ込んでしまいました。

その衝撃でウォーカーが集まりだし、さらにモーガンやジョンが拘束を解きます。

車の後ろのドアが開き、ウォーカーが向かってきました。

フラッシュバック:作物が全滅し、苛立っているニックのところにマディソンがやってきました。

物資を探しにいくというマディソンに、ニックも同行すると言います。

現在:ニックが目を覚ますと、隣には数体のウォーカーの死体が転がっていました。

近くには、アリシア、ルシアナ、ストランドが拘束されています。

車が溝にはまり、ジョンとアルが対応していましたが、どうしても動かすことが出来ません。

そこでアルが提案しました。

「みんなでけん引車を探そう。その後は、皆で何があったか話をしよう。それかここで別れるか」と。

すると、ルシアナが近くでトラックを見た、と口を開きました。

アルは、3人の拘束と解くとニックを人質として残し、足に怪我を負ったモーガンを見張りをお願いし、5人でトラックを探しに行くことにしたのです。

5人が去り、モーガンが読書を始めるとニックは、リュックから食べ物を出してほしいと言います。

そこでモーガンは、自分で取れとニックの拘束を解いたのです。

近くにあったナイフに手をやろうとするニックを棍棒で阻止、逃げ出そうとしても阻止。

かなわないと思ったニックは、リュックから食べ物を取り出すと、モーガンに半分ずつしたのです。

モーガンという人物に興味を示したのか、ニックは彼を敵として見なくなったようでしたが、モーガンがどこかへ去った隙にふらふらっと町に向かっていきました。

一方で、トラックを見つけた5人。アリシアたちは少しだけアルをいう人物像が見えてきたようで、銃を向けると言うようなことにはなていませんでした。

フラッシュバック:ニックとマディソンは物資を探しに出ましたが、どこもハゲタカに先を越されて収穫なし。

その理由は、チャーリーがマディソンたちの無線を盗聴し、先回りしていたからだったのです。

現在:戻ってきた5人は、モーガンとニックがいないことに気づきます。

ジョンがモーガンを探しに行き、残り4人でけん引車を使って装甲車を引き上げました。

その頃、ニックとモーガンはハゲタカのひとりと遭遇。

ニックは、男を殺そうとしましたがモーガンが阻止しました。

しかし、モーガンが居なくなったところでニックが男を殺害してしまったのです。

気になったモーガンは、ニックの元へ戻りますが時すでに遅し。

ニックは男を殺害した後でした。モーガンは、ニックを立ち直らせるために、1冊の本を渡します。

しかし、ニックが近くに座って本を読んでいると、何者かが発砲しニックの腹に命中。

目の前には、チャーリーが銃を構えて立っていたのです。

残念ながらニックは助からず、そのまま息を引き取りました。

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『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』シーズン4第1話~3話の感想

『ウォーキング・デッド』でリックが病院で目を覚ますのは、シーズン3第10話の終わり。ちょうど、水と取引するために持参した物でストランドの借金を返済した時期。チャーリーがマディソンの元にやってきたのは、『ウォーキング・デッド』シーズン3の終わりからシーズン4に掛けての時期です。

自分を見つめなおすためにアレクサンドリアを後にしたモーガンでしたが、やはり彼はひとりにはなれない様子。

人を放っておけない性格だけではなく、考えが歪んでしまった人を自分と重ね合わせ、助けたいという思いが強いからでしょう。

『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』の評価自体はあまり良くないようですが、時代背景を考えると『ウォーキング・デッド』の世界が見えてくるのでそれはそれでアリだと思います。

生存者の緊張感が『ウォーキング・デッド』より低いのは、まだ世界に余裕があるからでこれが進めば、それこそ終着駅のような事態に発展していく様子がよくわかりました。

モーガンがジャンクヤードを訪れたのは『ウォーキング・デッド』シーズン8最終話。

『フィアー・ザ・ウォーキング・デッド』の時系列で言えばシーズン4の最初で、その後モーガンとジョンが出会います。

今回、ひとり旅のはずがモーガンに仲間が出来始めた模様。

この時点で、なぜ野球場で共同体を作ったのか、なぜそこにマディソンはいないのか、なぜニックとアリシア、ルシアナとストランドの4人だけなのかは明らかにされません。

ただ言えるのは、モーガンは決してひとりになれないこと。ですね。

*ストーリーが長いので記事を分けてお伝えしています。