- 製作:2021年
- 原題:風起洛陽
- VOD:[U-NEXT]
風起洛陽~神都に翔ける蒼き炎~15・16・17話ネタバレあらすじ。太子は武思月を呼び出し、不仲である晋王が謀反の調査を任されたことで自分は陥れられるかもしれないと相談します。また太子は5年前に自分が春秋道の刺客に襲撃された事件の話もし……。
15話
太子の李頓は武思月を呼び出し、不仲である晋王が謀反の調査を任されたことで自分は陥れられるかもしれないと相談します。しかも捕らえられている宋凉は太子は同志だと嘘の証言をしているとのこと。また李頓は5年前に自分が春秋道の刺客に襲撃された事件の話もします。その時、宋凉が頭目の逍遥子を捕らえて春秋道を滅ぼしていたのです。
百里弘毅は侍女の証言をもとに都中の白粉店を回り、家出した柳然が隠れている店を割り出し一緒に帰ろうと言います。柳然は百里弘毅が自分のために奔走してくれたことに感動するのでした。
武思月は今も逍遥子が内衛の密牢に捕らえられていると知り、皇帝の令牌を使って会います。逍遥子の態度を見た武思月は春秋道は滅びておらず復活の機会を窺っていると察しました。武思月が手戟の刺客のことを尋ねると逍遥子は”帰蔵鳳 出ずれば天下傾く”と”十六夜”という言葉を言います。
屋敷に戻った柳然に柳適は自分が山に籠っていた理由を明かしました。柳家がかつて皇帝の怒りを買ったことがあり、そのために柳適は山に入って柳家が非を認めたと示したとのこと。
その後、百里弘毅は武器の密造所で宋凉の剣がすぐに折れてしまったことを思い出し、押収した武器を見に内衛に行きます。押収品の剣も容易に欠けてしまい、百里弘毅は密造されていた武器には奩山の銅は使われていないと考えるのでした。
一方、王登成が獄死したと聞いた武思月は高秉燭に合わせる顔がないと落ち込みます。武思月から”友達の兄弟が獄死した”という事情を聞いた柳然は「よほど大事な友達なのね」と言うのでした。
百里弘毅は偽金にも密造の武器にも奩山の銅が使われていないと知り、柳然には内緒で奩山に行ってみることにします。馬車が山道に差しかかると荷物の中からうめき声がしました。百里弘毅が開けてみるとなんと柳然が荷物に隠れてついてきていたのです。百里弘毅は宿屋の近くで柳然を降ろして旅を続けようとしますが、馬車の窓から外を見ると柳然が木に隠れながら馬車を追いかけていて……。