8話あらすじネタバレ
泣きながら眠ってしまった高秉燭が目を覚ますと、武思月が7人分の墓碑を彫っていました。高秉燭は武思月に翟氏が持っていた密告状を見せます。武思月は高秉燭に協力すると言い、高秉燭は柳襄の屋敷の見取り図がほしいと言うのでした。
一方、百里弘毅は婚姻後の里帰りと称し、柳然を連れて柳襄の屋敷に行くことにしました。百里弘毅は屋敷内を見物するふりをして偵察します。するとある部屋の前で柳襄が「ここに来たのは私の帳場に興味があるからではないか?」と話しかけてきました。
柳襄の護衛が剣を抜こうとして緊迫した空気になった時、柳然が駆けつけます。柳然がとりなそうとしても柳襄は帳場に近づいた者は殺すという家訓があると言い、柳然を遠ざけようとしました。
その時、突然武思月が柳家を訪ねてきて、柳襄は百里弘毅に手出しできなくなります。実は武思月は高秉燭に柳家の見取り図を渡した時に百里弘毅が柳家を訪ねるのは危険だと言われていました。そして機転を利かせて柳然に会うのを口実に柳家を訪ねたのです。
武思月は百里弘毅を連れて高秉燭と落ちあいました。武思月は柳襄の罪状を固めるために帳簿が必要だと言います。明後日、百里弘毅と武思月が李鹿郡主の誕生祝いの宴に柳襄を足止めし、その隙に高秉燭が屋敷で帳簿を捜すことになりました。
百里弘毅は高秉燭に柳襄が帳場だと言った部屋を見取り図上で教えますが、高秉燭は柳襄が自ら帳場だと言う部屋は罠だと言います。そう言われた百里弘毅は平凡な部屋だが特殊な錠前で施錠されていた部屋があったのを思い出すのでした。
感想
百里弘毅がふだんは柳然に冷たいのに捜査に協力させたい時だけぎごちなく優しくする言動におかしみがあります。そして柳然も普段はとても聡明なのに、百里弘毅に優しくされるとやっぱり私のことを想っていたのねーと急に舞い上がってしまう2人のやりとりがいつも笑えます。
また百里弘毅と高秉燭は反目して別々に捜査していたはずなのに百里弘毅は翟氏を割り出し、高秉燭は張四郎を割り出して結局同じ殺害現場にたどり着いたところに縁を感じました。
今後、重要な証拠となる柳襄の帳簿を見つけるにあたり、百里弘毅、高秉燭、武思月がどう連携していくのか楽しみです!