10話あらすじネタバレ
百里弘毅は南市に高秉燭を知る酒売りがいると聞いて白浪に会いに行きました。百里弘毅は白浪の借金を肩代わりしてやり、その代わりに高秉燭が隠れている白浪の家について行きます。百里弘毅が外から高秉燭と白浪の会話を聞いていると、李鹿郡主の屋敷で木炭を少し多く使っているとのこと。高秉燭は外で百里弘毅が話を聞いていることに気づいていて、入って来るように言いました。
木炭のことを知った百里弘毅は柳七娘を伴って李鹿郡主に会いに行きます。百里弘毅が多めに買っている木炭の使い道を尋ねると、李鹿郡主は荘園の1つを柳襄に売ったのでそこで使っているのかもと言いました。
高秉燭と百里弘毅は柳襄の荘園に向います。高秉燭は村の人々が近くに川があるにもかかわらず遠くの川に水を汲みに行っていることを不審に思いました。その時、村の子どもがここの川の水を飲むとお腹が痛くなると言われたと教えてくれます。百里弘毅は上流で銅の製錬をしているために川の水が汚染されていると考えました。
夜になり、高秉燭と百里弘毅は村から川の上流に向かう1人の男を尾行してみます。するとそこには銅の製錬場がありました。ところが高秉燭と百里弘毅はすぐに職人たちに見つかり囲まれてしまいます。百里弘毅が煮えたぎった銅を職人たちに浴びせ、2人はなんとか製錬場から逃げ出しました。
走って逃げる途中、百里弘毅は転んで足を痛めて走れなくなってしまいます。高秉燭は1人で走って逃げ……。百里弘毅が職人たちに連行されている時、高秉燭が馬に乗って引き返してきました。高秉燭は馬で職人たちを蹴散らし、百里弘毅を馬の後ろに乗せて逃げます。逃げ切った高秉燭は百里弘毅に、武思月に荘園に踏み込ませろと言い残して姿を消しました。
一晩帰らなかった百里弘毅を心配した柳七娘は柳襄の屋敷に行き、百里弘毅は柳家の荘園に行って何かあったのかもしれないと相談します。柳襄は百里弘毅は必ず無事に戻ると言って柳七娘を安心させて家に帰しました。
百里弘毅と武思月が銅の製錬場に踏み込むと誰もいませんでしたが、大量の偽金が残されていました。