誘拐事件や行方不明者の捜索を担当するFBIの物語『GONE/ゴーン』。全米を震撼させた幼児誘拐事件の生存者キック。
大人になったキックは、彼女を救出したFBI捜査官フランクと共に様々な誘拐や失踪の事件解決に協力することにします。
登場人物/キャスト
5年後にFBIに救出された
キット”キック”ラニガン
レヴェン・ランビン
行方不明事件の捜査を担当
フランク・ノバク
クリス・ノース
キットの相棒の捜査官
ジョン・ビショップ
ダニー・ピノ
フランクに誘われチームに加わる。
ジェームズ・フィンリー
アンディ・ミエンタス
解決したFBI特別捜査官
マヤ・ケネディ
トレイシー・トムズ
ベストセラー作家
ポーラ・ラニガン
ケリー・ラザフォート
逮捕から15年間刑務所の中
メル・フォスター
リー・ターゲセン
時々面会に来るシスター
シスター・ヘレン
トレイシー・ミッデンドーフ
キックが心を許してる友人
ノア
クリストファー・オシェイ
『GONE/ゴーン』シーズン1のあらすじ
キット・ラニガンは、6歳の時にペットの犬を探している最中にメル・フォスターによって誘拐されてしまいます。ベスという偽名をつけられて、5年間もの間メルとその妻の3人で生活していました。
誘拐発覚を警戒して住居を転々をする一家でしたが、ある日、フランク率いるFBIチームによって無事に救出されます。それから15年の時が過ぎ、26歳になったキットは、”キック”と名前を変えて、護身術を教える仕事に就いて生活していました。
少ない友人と、自分の誘拐ネタをテレビを通して世間に発信し続ける母との確執を持ちながらも、立ち直るために必死で生きてきたキック。
そこへ、フランクとビショップが現れ、誘拐と行方不明の事件を扱うFBI特別チームに誘われます。キックは悩みましたが、自分のような被害者を出さないためにチームに協力することを決意します。
被害者としての経験を生かして、次々と事件解決へ貢献していくキックでしたが、やがて自分の誘拐とつながる事件と関わることとなり、再び辛い過去と向き合わざるおえなくなってしまいます。
そして、事態は予想しなかった方向へ向かっていく事になります。
『GONE/ゴーン』シーズン1の見どころ
1話完結でスッキリと終わるストーリー
各エピソード毎に一つの誘拐事件を扱っています。最初に被害者が誘拐されるところから毎回始まり、誘拐された後で、
”GONE”
というタイトルが、フワーっと現れて消えていきます。そのタイトルを見ると、連れ去られたとか消えたというイメージが浮かんできます。
ひとつひとつの誘拐事件は、どれも一捻りしているストーリーとなっていて、捜査を進めるうちに、思いもよらなかった真相が明らかになっていったりと、最後まで予想不可能な展開に毎回ハラハラドキドキさせてくれます。
捜査員たちの過去も面白い
キックの過去はもちろんのこと、ビショップやフランクなど、捜査員たちの過去も少しずつ明かされていくところも面白いです。
キックや、ジェームスのように、過去に誘拐された過去を持つ人たちを捜査に誘い入れているフランク。では、ビショップはなぜこのチームに?とキックは疑問に思います。
ビショップも過去に誘拐された経験があるのかな?と推測していましたが、実は、過去に誘拐され未だ発見されずにいる双子の弟がいるという事が、シーズン半ばで明らかになります。
そして、フランクもキックに伝えていない過去を持っていて、それが原因でキックの信頼を失うことになってしまいます。(最後には和解します)
ハイテクを駆使した捜査方法
捜査には、ハイテク機器が大活躍します。まず、捜査本部が専用ジェットというところも斬新です!しかも、その室内は超豪華です。広いアメリカ、事件が起こった時に即現場へ向かうためにはジェット機は最良のアイテムですね!
犯人も負けず劣らずハイテク機器を使っており、誘拐した子を常時追跡できるよう、注射器でチップを埋め込むという凄い手法を使ったりしています。
結局、これがFBIにばれて、逆に利用されることになってしまうのですが……。
キックVSメル
ストーリーが進むにつれて、今までの誘拐事件が組織的なものなのでは?という可能性が出てきます。フランクは以前からそう睨んでいたようですが。
そして、その組織のボス”レギオン”と名乗る人物がメルなのではないかと疑うフランク。しかし、15年もの間、刑務所の中に閉じ込められているメルがどうやって誘拐事件と関わっているのか?
決定的な証拠を掴めずにいたFBI。そんな中、事態は衝撃的な方向へと展開していきます。キックとメル。繰り広げられるそれぞれの頭脳作戦。勝敗の行方は最後の最後まで分かりません!
シーズン1の感想
どのストーリーもスピーディでテンポよく進んでいくので見ていて飽きませんでした。1話完結ですが、キックの事件を中心に実は繋がっているという事も後々分かってきます。
一話の最後で、”アメリカでは、1時間ごとに75人が行方不明となっている F.B.I”という字幕が流れます。ストーリー的に現実にはなさそうな話に感じますが、アメリカではもっとリアルに感じられているドラマなのかも知れません。