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『グッドワイフ』第4話ネタバレ解説と感想。杏子の気転で事件解決に導く!朝飛に一歩リードか?

壮一郎が自分を利用して脇坂を陥れたと知ってショックを受けた杏子。

そんな杏子に多田は違う道をいけばいいと優しく抱きしめました。

これからの夫婦関係の向かう先に悩む杏子が担当することになのは、過去のママ友の息・翔平でした。

杏子は翔平をどのような手で救うのか?

そして、ライバル朝飛に隠された事実が…。

『グッドワイフ』第4話のネタバレ解説と見どころをお伝えします。

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『グッドワイフ』第4話のあらすじ

杏子が専業主婦のセレブ生活を送っていた時に親しくしていた奈津子(須藤理彩)は、壮一郎の事件の後、杏子とバッサリ縁を切った人でした。杏子にとってあまり思い出したくない過去ですが、奈津子の息子・翔平が巻き込まれた事件を通して再会することになります。

ある日、突然杏子の事務所を訪れてきた翔平。野球部の部員で喫煙していたことが見つかり通報されたことを相談に来た翔平でしたが、喫煙場所のマンションの管理人が同時刻に何者かに突き落とされて死亡したということで、傷害致死容疑で逮捕されてしまいます。

『グッドワイフ』第3話ネタバレ解説と感想。ついに壮一郎が動き出す!? 杏子と多田の関係にも変化が。
16年ぶりに弁護士に復帰し、仕事にも順調に慣れてきた杏子。脱線事故によって死亡した運転士の遺族の弁護...

杏子は、奈津子にとって自分がメインで担当するより他の人の方が良いだろうと考え、翔平の件を朝飛にメインでやってもらうよう依頼します。本人が無実を訴えている限り、裁判で争うべきだと主張する杏子ですが、朝飛は裁判を避けようとします。

実は、朝飛は法廷に立ったことが一度もなかったのです。

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原作との比較

このストーリーは、原作のアメリカ版シーズン1 エピソード3“過去との決別”をベースにしています。

原作でのキーポイントは、殺害現場は、閑静な高級住宅街だったこと。その地域では芝生の長さから、水やりの時間まで細かい規則がたくさんありました。殺害された時間帯は、スプリンクラーによって水がまかれていた時間だと気づきた元住人のアリシア(日本版での杏子)は、現場にいたとされている息子が濡れていなかったということから無実を証明することに成功します。

日本版では、雪が降りそうな時に融雪剤を撒くという規則が自治体で決められていたことを杏子が思い出したことが事件解決の糸口となりました。

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どうした?裁判でグダグダの朝飛

無料相談からどんどん新規顧客につなげ、神山から優秀と期待を寄せられ、自信満々の朝飛。しかし、翔平をメインで弁護することになった朝飛は、裁判に向けて後ろ向きです。

円香情報から、朝飛は法廷にたったことが一度もないということが判明します。

前の事務所では取引交渉ばかりを担当し、和解交渉の能力があるのでトラブルになっても裁判になるまえに交渉で済ませてきたというのです。

今回も、司法取引に持っていきたい朝飛ですが、家族の希望と杏子の勧めで渋々法廷に立つことに。

迎えた裁判当日。予想通りに朝飛の弁論はグダグダ。裁判官と検事からの強い言葉の追い打ちもあり、ギブアップ。杏子がバトンタッチしてなんとか事無きを得ます。

プライドがズタズタで、朝飛の初法廷はほろ苦い経験となったのでした。

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蓮見家の波乱の予感?

予告で「離婚しようと思ってるの」と杏子が言っていた相手は子ども達でした。

杏子の言葉に、顔が曇る隼人と綾香。大人な隼人は、賛成の意向を示しますが、綾香は仕方ないといいながらも、目に涙を浮かべ受け入れられない様子で部屋を出ていきます。

お父さんのスキャンダルで傷ついた上に、両親の離婚話まで浮上し、難し年頃の子ども達が耐えれるのか?と、胸が痛みました。

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壮一郎の次なる手は?

壮一郎と、佐々木は、トイレの個室でまた密会。有罪にすべく汗だくで奮闘する脇坂によって起訴がきまったと聞く壮一郎。二人は保釈に向けて動いていくことに。

しかし、壮一郎のもとへ多田が訪れ、「保釈の請求を取り下げてもらいたい」という多田。

壮一郎と多田の直接対決は、ピリっとした空気が流れる場面でした。

多田と話したことで、二人の関係が普通の上司と部下だけのつながりでないと勘のいい壮一郎は気づいたはず。

最終的に、保釈が却下されてしまった壮一郎ですが、次はどのような手に出てくるのか。

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『グッドワイフ』の視聴率は?

常盤貴子が、19年ぶりに日曜劇場で主役を務めることになった『グッドワイフ』。

第1話からの気になる視聴率は、

1話 10.0%

2話 11.5%

3話 9.6%

4話 9.0%

と10%前後となっています。

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『グッドワイフ』第4話の感想

事件を解決してもらった奈津子は「また昔みたいにランチしない?電話する」と笑顔で言った瞬間、というか””の言葉に被せるくらい早く返した杏子の言葉は「口だけでしょ」。

「電話なんてくれなくてもいい。世の中なんてそんなものだって気づいた」と、さっぱりとした笑顔で奈津子に別れを告げた杏子。

ちょっと寂しい気もしますが、そうやって割り切れずに色々と揉め事が勃発してしまう人間関係。杏子のように、時にはスッパリと割り切って次へ進むという道を選ぶ、そういう道もあるよ、という選択肢に気づかせてもらえた方もいるのではと思います。