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The Gray House(原題)モーガン・フリーマン南北戦争ドラマを語る

The Gray House,ニュース TOPIC
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モーガン・フリーマンがケビン・コスナーと製作総指揮を務めた南北戦争ドラマ「The Gray House(原題)」について語りました。この物語は南北戦争中に地下スパイ組織を率いた名もなき女性たちを描いた作品。

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モーガン・フリーマンがケビン・コスナーとの新しい南北戦争ドラマ「The Gray House(原題)」を語る

生涯功労賞を受賞したモーガン・フリーマン

©︎https://x.com/morgan_freeman/status/1605233489355366401

オスカー賞の受賞俳優モーガン・フリーマンは、第63回モンテカルロ・テレビ祭で生涯功労賞を授与されました。過去の受賞者には、ドナルド・サザーランド、ヘレン・ミレン、マイケル・ダグラスなどがいます。

モンテカルロ・テレビ祭とは、1961年から開催されているモナコ公国のテレビ番組の国際的なコンクールのこと。
アメリカのエミー賞、カナダのバンフ・ワールド・メディア・フェスティバル、イタリアのイタリア賞と並び、世界四大映像祭の1つに数えられています。

フリーマンは生涯功労賞の受賞について、「このような賞をもらって背中を叩かれたような気分だ。ちゃんとすることを約束するよ。とても栄誉なことだ、アルベール王子とモナコ公国に感謝します。」と胸の内を明かしました。

モーガン・フリーマンがケビン・コスナーと手掛けた”The Gray House(原題)”について語る

メアリー=ルイーズ・パーカー、デイジー・ヘッド、アメジスト・デイビス出演
「グレイ・ハウス」(2024年)

フリーマンは生涯功労賞の受賞と共に、「The Gray House(原題)」の初演にも出席します。「The Gray House(原題)」は全8話で構成され、南北戦争中に地下スパイ組織を率いた名もなき女性たちを中心に描かれました。

物語の中心となる4人の女性を、メアリー=ルイーズ・パーカー、アメシスト・デイビス、デイジー・ヘッド、ハンナ・ジェームズが演じます。

「The Gray House(原題)」は実際の出来事から着想を得ており、バージニア・エリザベス・ヴァン・ルー(デイジー・ヘッド)の社交界の4人の南部女性の物語です。彼女の母親(メアリー=ルイーズ・パーカー)、元奴隷の黒人女性メアリー・ジェーン・リチャーズ(アメジスト・デイビス)、売春婦(ハンナ・ジェームズ)が組合のためにスパイとなります。

画像左からケビン・コスナー、レスリー・グライフ、モーガン・フリーマン、ロリ・マクレアリー
©︎Kevin Costner ©︎Leslie Greif ©︎Morgan Freeman ©︎Lori McCreary

このプロジェクトは、ケビン・コスナーのTerritory Picturesとレスリー・グライフのビッグ・ドリームス・エンターテインメントと共に、フリーマンとロリ・マクレアリーのリヴェレーションズ・エンターテインメント製作会社のおかげで実現しました。

製作総指揮を務めるフリーマンとマクレアリーは、米誌tv insiderのインタビューにて、このプロジェクトが12年もかけた思い入れのある作品であることを明かします。12年前にプロデューサーのグライフによって女性中心の南北戦争の物語のアイデアを持ち込まれ、後にケビン・コスナーを迎えたことで本格的に始動しました。

フリーマンとコスナーは一緒にパラマウント・ピクチャーズを訪れ、「The Gray House(原題)」をここで作りたいと直談判しました。フリーマンとコスナーは2人ともパラマウントに愛されていますが、中でもコスナーはこのプロジェクトを実現するためにパラマウントでの権力を使ってフリーマンらを助けたとのこと。

コスナーはそれだけこの物語を愛し、「The Gray House(原題)」をスクリーンで見たいと熱望していたのです。ちなみに、フリーマンとコスナーがチームを組むのは、1991年のアドベンチャー映画「ロビン・フッド」以来で、フリーマンはアジーム役を、コスナーは主人公ロビン・フッド役を演じています。

また、女性に焦点を置いた南北戦争の物語を製作した背景には、これまで女性中心の戦争の物語が作られなかったことが関係しています。実際にはあらゆる戦争で女性の貢献に関する素晴らしい話がたくさんあるため、フリーマンらは自分たちがこういう物語を伝えなければならないことを話し合ったようです。

「The Gray House(原題)」の配信情報

「The Gray House(原題)」は、2024年6月14日から開催されている第63回モンテカルロ・テレビ祭で初演を迎えます。配信は、パラマウント・グローバル・コンテンツ・ディストリビューションが扱うとのこと。

パラマウント・グローバル・コンテンツ・ディストリビューションは日本での配信は行なっていませんが、2023年から[U-NEXT] は同社とのライセンス契約を強化しています。そのため、日本では[U-NEXT] で配信される可能性もありますが、まだ公式から配信情報に関する発表はされていないので続報が待たれます。