【玉昭令】11話・12話・13話のあらすじとネタバレ感想。李瓊香の父を殺した人物が6本指だと判明しました。端木翠と展顔は、鄭巧児が6本指だったことを思い出し彼女のもとへ。端木翠は鄭巧児の首の印を見て、鄭巧児が幽族と人間のハーフだと知り……。
11話のあらすじネタバレ
李松柏(李瓊香の父)の死体を調べた結果、6本指の人物に首を絞められて死んだことが判明します。
端木翠と展顔は、鄭巧児が6本指だったことを思い出し彼女のもとへ。
ひとり残った温孤は、怪しい人影に気づいて後を追うと幽族の使者でした。
使者は突然、噬心咒(かつて幽王が用いた術/心臓発作のようなもの?)の発作で苦しみ始めます。
それを見た温孤は「噬心咒で幽族を操る者がいるのか?」と問い詰めました。
すると、使者は「すぐに噬心咒だと気づいたのはあなたが龍族である証。幽族が九獄から脱出できるよう助けて欲しい」と頼んで姿を消します。
一方の端木翠は鄭巧児の首の印を見て、鄭巧児が幽族(蚕の精)と人間のハーフだと知ります。
端木翠と展顔は鄭巧児を捕らえ、李松柏が殺された事件と関係があるかどうかを尋ねました。
鄭巧児は「李松柏が殺された?当然の報いよ」と笑い出します。
実は鄭巧児の母親である蚕の精は、人間と結婚して鄭巧児を産んだものの、夫を李松柏に殺されてしまったため李松柏を恨んでいるのです。
そして、その恨みを利用したのが幽族の使者でした。
使者は蚕の精の敵討ちを手助けするために今回の火事を引き起こし、それと引き換えに、蚕の精が持っている“蓬莱図の断片”を手に入れる手筈なのです。
使者はそのことを、幽族の長老に報告しました。
長老は使者に、「幽王の遺児を探せと命じた件はどうなっている?引き続き探すように」と指示します。
2人の交信を離れた場所で見ていた温孤は、使者が去った後、交信を通じて長老に呼びかけました。
長老は温孤が幽王の遺児であることに驚きつつ、九獄から脱出できるよう協力してほしいと頼みます。
温孤はそれを拒否し「端木翠を傷つけたら許さない」と警告しました。
その頃、錦繡布荘を訪れた展顔は、蚕の精が憑依した「紅い布」に全身を巻かれて動けなくなっていました。
端木翠が展顔を助け出したものの、蚕の精に逃げられてしまいます。
端木翠たちは蚕の精を追いかけ、過去の事件(夫が殺された事件)を再審して真実を明らかにすることを約束しました。
蚕の精は恨みから解き放たれ、事件は無事解決するのでした。
事件解決後、李瓊香は展顔との婚姻解消を願い出ました。
11話の感想
九獄から逃げ出すことに成功した幽族もいる中、なぜ長老は逃げられないのでしょう?(笑)
「長老」というぐらいだから、強力な法力を持っていそうですが。
それにしても、人間と幽族の恋は悲しい結末が多いですね。
端木翠と展顏はうまくいくと良いのですが。
12話のあらすじネタバレ
李瓊香は展顔との縁談解消を願い出ました。
ところが、展顔と李瓊香の姻縁糸はいまだに結ばれたままでした。
それに気づいた端木翠は、縁結びの神である月老に文句を言いに行ったものの、対峙したくない月老は彼女の呼びかけを無視します。
端木翠が草廬に帰ると、薬瓶の精が食器の精を叱りつけていました。
嫉妬が原因らしいと知った端木翠は、自分も展顏に対して嫉妬していることに気づきます。
端木翠は「でも、神仙は恋をしないはず」と思い、紅鸞に相談しました。
紅鸞は「気持ちを確かめるために、しばらく会わないようにしてみては?すぐに会いたくなるようなら、相手のことが好きな証拠です」とアドバイスします。
その方法を試してみた結果……。
端木翠はたった1日会わないだけですぐに展顏に会いたくなり、啓封府の前でウロウロします。
すると、中から叫び声が聞こえてきました。
端木翠が駆けつけると、展顏が蚕の繭に絡みつかれていました。
端木翠は繭を燃やして展顏を助け出しましたが、展顏が息をしていなかったので人工呼吸で救います。
目覚めた展顏は、繭に記憶を探られたことを話しました。
端木翠は「記憶を探る術は、死んだ幽王の秘術よ」と教えます。
今回の一件で自分の恋心を自覚した端木翠は、展顏の気を引くためにあれこれと策を弄しますが……。
12話の感想
月老がなかなかいいキャラをしています(笑)
楊鑒に対してタメ口だったことから、月老もなかなかの御身分なのでしょうか。
天族の階級や上下関係がよく分かりませんが、とりあえず「神仙」は上位階級??
はたから見ると、端木翠が恋をしているのは明らかですが、本人に自覚がないのは情を封印されているからでしょうか。
ただ、封印されているとは言っても、情債箱がたびたび揺れていることから、完璧な封印ではないように思えます。
13話のあらすじネタバレ
端木翠は展顔の心をつかむため、貴重なお宝の数々を啓封府に贈りつけました。
しかし、私蔵が禁じられている玉璽や皇帝の遺失物まであったことから、何かの嫌がらせかと疑われてしまいます。
すべての品は朝廷へ献上され事なきを得たものの、自分の厚意を無にされたと感じた端木翠は腹を立てるのでした。
また、端木翠は嫉妬心から李瓊香にイタズラをします。
それを見た展顔は「君らしくない」と端木翠を咎めました。
端木翠が怒って去った後、李瓊香は展顔に「彼女が癇癪を起こすのは、あなたが好きで嫉妬しているから」と教えます。
この日以来、端木翠は展顔に会おうとしませんでした。
そんな中、啓封府で李瓊香の婚礼が行われます。
端木翠は展顔を奪うために婚礼式に乗り込みますが、花婿は展顔ではありませんでした。
端木翠が去ろうとすると、展顔は「私を奪いに来たなら最後までやり遂げてくれ」と端木翠を引き寄せキスをします。
展顔は改めて愛を告白し、端木翠もそれを受け入れました。
13話の感想
端木翠と展顔の想いがようやく通じ合い、とても微笑ましい気持ちになりました。
その一方で、嫉妬の炎を燃やす温孤が不憫すぎる~!
もしかすると彼は、このまま黒化してしまうのでしょうか。