【玉昭令】44話・45話・46話のあらすじとネタバレ感想。棺の中の端木翠が目を覚ましました。生き返った彼女は現世での記憶をすべて取り戻していました。記憶が戻ったことで、消えかかっていた展顔の体も元に戻り、2人は元の世界へと戻りますが……。
44話のあらすじネタバレ
展顔の体が完全に消えかけたその時、棺の中の端木翠が目を覚まします。
生き返った彼女は現世での記憶をすべて取り戻していました。
記憶が戻ったことで、消えかかっていた展顔の体も元に戻り、2人は永遠の愛を誓います。
展顔の前に現れた江文卿は、これまでの過ちを反省してみせますがそれは演技でした。
江文卿は一瞬の隙をつき、元幽王の宝器で展顔に噬心咒の呪いをかけたのです。
そして、江文卿は「噬心咒の解毒剤が欲しければ、神位を譲れ」と端木翠に迫ります。
端木翠は展顔を助けるため、神位を放棄し江文卿に譲りました。
ついに神仙となった江文卿は 展顔の噬心咒を解いた後、天に上ろうとします。
しかし、端木翠は神仙だけを閉じ込めることができる“玄天傘”という法陣を使い、江文卿を閉じ込めました。
そうして、江文卿を閉じ込めたまま、端木翠と展顔は深淵の扉を開き現実世界へと戻りました。
千年後の現実世界では、端木翠が戻ったことにより解毒の雪が降り 故気が消滅します。
44話の感想
端木翠は展顔の噬心咒を解くために神位を譲りました。
神位を譲らなくても、温孤に解毒を頼めば良かったのでは?と思ってしまいましたが。
でも結果的に、江文卿を閉じ込めることができたならそれでOK。
端木翠たちはようやく現実世界に戻りましたが、神位を失った端木翠はこれからは人間として生きていくのでしょうか。
45話のあらすじネタバレ
展顔と端木翠のおかげで故気は消滅し、人間界は平和を取り戻しました。
そんな中、端木翠を蓬莱へ連れ帰ろうとした楊鑑は、端木翠が法力を失っていることに気づきます。
端木翠は神位を失ったことは伏せたまま、沈淵での出来事を簡単に話し、江文卿と戦った際に法力を失ったと噓をつきました。
楊鑑は法力を回復させる方法が見つかるまで人間界に留まることを許可します。
展顔はしばらくの間 疲労で寝込んでいましたが、無事に目覚め、端木翠と幸せな時間を過ごします。
その頃、千年前の世界で蓬莱図の力を取り込んだ江文卿は、端木翠の法陣を破り、沈淵から脱出していました。
そして現実世界に戻った江文卿は神仙たちの前に現れ、「皆の衆、千年ぶりだな。元気だったか」と江易のふりをします。
さらに、江文卿は“天道使君”を自称し、神仙たちに対して恐怖政治を始めました。
反発した月老はあっという間に法力を奪われ、それを目のあたりにした神仙たちは江文卿に逆らえず黙り込みます。
江文卿は人間界を監視するため、人間界のあらゆる場所に自分の神像を安置するよう命じました。
45話の感想
現実世界にも平和が訪れ、人間と幽族が共存できそうで良かったです。
端木翠は神仙を失いましたが、展顔と幸せに生きていけるのなら神位はもう必要ないでしょう。
ストーリーはこれで完結でも良かった気がしますが、まだまだ江文卿が暴れるようです。
法陣を破ったのはまだ理解できますが、沈淵の扉は神女にしか開けられないはずでは??
46話のあらすじネタバレ
虫の幽族 季笙をひそかに養っていた神仙の文曲星君は、罰として江文卿に神位を取り上げられ、季笙との仲も引き裂かれました。
実態を持たない虫の季笙は、文曲星君に嫁ぎたい一心で采秀という女性に寄生しましたが、偶然会った端木翠に寄生を見抜かれてしまいます。
端木翠に捕縛された季笙は「ただ婚礼を挙げたいだけで、願いが叶えばすぐに体から出て行く」と言いました。
寄生した際に法力を使い果たしたため、体から出れば死んでしまいますが、ほんの一瞬でも愛する人と結ばれるなら命は惜しくありません。
また、文曲星君も、神位を奪われたことで瞬く間に老いてしまい、残された時間はわずかでした。
端木翠は望みを叶えてあげようと思い、文曲星君を見つけ出して2人の婚礼準備を整えます。
その夜、婚礼を挙げた文曲星君と季笙の魂は空へと昇りました。
どういうわけか生き返った紅鸞は、法術を使って温孤を蘇らせます。
しかし、温孤は何も覚えていませんでした。
ある朝、展顔が目覚めると隣で見知らぬ女性が眠っていました。
新しい蓬莱の法律では、共寝した男女は結婚しなければ死罪となってしまうため、展顔は結婚を迫られてしまい……。
46話の感想
端木翠は人間として幸せに生きていくのだろうと思っていましたが。
まさか、神位を失ってしまったら、瞬く間に老いてしまうとは……。
今はまだ老いていませんが、端木翠に残された時間は多くないでしょう。
一方、紅鸞も温孤も生き返ったようですが、なぜ生き返ったのかよく分かりませんでした。
カタコトの温孤が赤ちゃんのようで可愛かったです。