【花小厨(はなしょうちゅう~しあわせの料理帖~)】3話・4話・5話のあらすじ。料理を仕事にしたいと奮闘する花小麦。悪天候や危険な目に遭ってもがんばる花小麦の姿に、最初は反対していた姉も理解し始め……。
3話のあらすじネタバレ
花小麦が鏢局から市場へ戻ると、待ち合わせの場所に関蓉の姿が見当たりません。
どしゃ降りの雨になり、花小麦は鏢局に戻って孟郁槐に関蓉を探すのを手伝ってもらうことにします。
大雨の中、鏢局の仲間たちも一緒に探しますが、関蓉は見つかりません。
孟郁槐は、花小麦がこの雨の中を村に戻るのは危険だと言い、花小麦は鏢局に泊まり、孟郁槐が村に戻りながら関蓉を探すことになりました。
孟郁槐が村に戻ると、関蓉はもう家に帰っていて、花小麦を待っている間に具合が悪くなったから先に帰ったと言うのですが……。
翌朝、花小麦は鏢局の人たちのために朝食を作りました。みんな喜びますが、素っ気ない孟郁槐にムッとする花小麦。
朝食後、村に向かう途中で、孟郁槐の馬の背の後ろに乗せてもらって花小麦はやっと機嫌を直します。
しかし、楽しい時間はあっと言う間。花小麦は、村の入り口まで迎えに来ていた姉に外泊を咎められ、笋脯売りを禁止されてしまいます。
村に帰った花小麦は、関蓉の家を訪ねて笋脯の売り上げの半分を渡しました。
関蓉は昨日のことを詫び、次に行くときは途中で帰ったりしないと言いますが、花小麦は姉に禁止されてしまったから、もう笋脯売りはできないと告げます。
その後、花小麦が家に帰ると、村の名士である喬家の喬雄が訪ねてきます。関蓉に花小麦の料理の腕を勧められ、毎年春に開いている酒宴の料理を花小麦に作ってほしいと言うのでした。
酒宴当日、花小麦が張り切って酒宴の会場に行くと、なぜか県城の有名な料理人である魏鉄柱が厨房を仕切っていました。
喬家の大旦那が、喬雄が花小麦を呼んだことに大反対して、有名な料理人を連れてきたとのこと。
魏鉄柱が主賓用の料理を作るので、花小麦は2等席用の料理を作るように言われます。
それでも、花小麦は関蓉が紹介してくれた仕事だからと、精一杯気持ちを込めて料理を作るのでした。
3話の感想
孟郁槐が村に送ってくれると聞いて、おそらくこの時代の女子の憧れであろう、馬に乗せてもらい、後ろから孟郁槐に抱きつく自分の姿を妄想する花小麦。
しかし、女心に疎く、その気持ちになかなか気づかない孟郁槐とのやりとりに思わず笑ってしまいます。
また、今まで本作に登場した料理はどれも美味しそうでしたが、今回は宴会用の料理を作るということで調理シーンが特に美味しそう。
見ているだけで幸せな気持ちになります。
4話のあらすじネタバレ
酒宴では、花小麦の作った料理が大人気。魏鉄柱は不機嫌に帰って行きました。
酒宴後、喬雄の話から、関蓉がこの仕事を紹介するのに紹介料をとっていたことが判明。花小麦はモヤモヤするのでした。
喬家から1人で帰る途中、花小麦は何者かに連れ去られてしまいます。
それは魏鉄柱の手下で、魏鉄柱は花小麦に自分の弟子になるように迫まりました。断った花小麦は山小屋に監禁されてしまいます。
家では姉が花小麦の帰りが遅いことを心配していました。
花小麦がまた食材採りに行ったのではと思った姉は、義兄や孟郁槐たちと山へ探しに行きます。
孟郁槐たちの声に気づいた花小麦は山小屋から声をあげ、無事に発見されました。
助けられた花小麦は山小屋を飛び出し、魏鉄柱の宿泊先に仕返しに行きます。
宿泊先に着くなり、庭に干してあった食材を魏鉄柱の顔に投げつける花小麦。
孟郁槐は、花小麦に掴みかかろうとする魏鉄柱と手下たちを投げ飛ばします。
魏鉄柱は、知県に訴えてやると捨てゼリフを吐くのでした。
家に帰り祝杯をあげて盛り上がる義兄たちをよそに、孟郁槐は1人外に出て花小麦の魏鉄柱に対する暴れっぷりを思い出して笑っていました。
そんな孟郁槐の横顔に、花小麦はそっとお礼のキスをして走り去ります。びっくりしながらも、うれしそうな孟郁槐。
翌日、関蓉が花小麦を訪ねてきます。昨日のことを心配して来たと言いつつ、知県と親しい魏鉄柱を敵に回したことで孟郁槐に迷惑がかかるのではと遠回しに嫌味を言う関蓉。
そこへ、酒宴に参加していたという商人の潘平安が訪ねてきます。
酒宴で食べた花小麦の作ったお菓子が美味しかったので、省城で売りたいと話しました。
花小麦は姉の反対を心配しましたが、姉は少しずつやってみなさいと背中を押してくれたのでした。
4話の感想
今までずっとポーカーフェイスだった孟郁槐の表情が、花小麦のキスをきっかけに柔らかくなっていったのが印象的。
また、花小麦が料理を仕事にすることを反対していた姉が理解を示し始めてくれたことに、見ている方もうれしくなりました。
5話のあらすじネタバレ
花小麦は姉と義兄に手伝ってもらい、販売用のお菓子を作りました。
姉に言われ、花小麦はそのお菓子の一部を先日のお礼に鏢局へ届けに行くことに。
孟郁槐にお菓子を渡した後、照れ隠しから足早に帰ろうとした花小麦は鏢局への来客とぶつかってしまいます。
来客が持っていた箱が地面に落ち、中身の香辛料が散らばってしまいました。慌てて香辛料を拾い集める花小麦と孟郁槐。
その来客は趙一鳴といい、鏢頭の柯震武に香辛料を届けに来たとのことでした。
花小麦は箱に入っていた香辛料が偽物だと気づきます。
高額で購入した香辛料が偽物だったことに驚いた趙一鳴は、屋敷にある香辛料も見てほしいと頼み、花小麦は孟郁槐と一緒に趙家に向かいました。
趙家では商人がちょうど香辛料を荷下ろし中。納品物を見た花小麦は半分以上が偽物で、本物の香辛料も粗悪品だと見破るのでした。
帰り道、花小麦は趙家の庭に唐辛子が生えているのを見つけます。
花小麦は孟郁槐に、唐辛子を料理に入れるととても美味しくなるが、珍しいものだから手に入らないと残念そうに話しました。
花小麦の帰宅後、孟郁槐が訪ねてきて、趙家に頼んで分けてもらったという唐辛子を手渡します。
花小麦はとても喜び、美味しい料理を作ってごちそうすると約束しました。
また、孟郁槐は、柯震武の誕生日の料理を花小麦に頼みたいと伝えます。
花小麦はそれを快諾しますが、孟郁槐は明日から十数日間、護送の仕事に行くので柯震武の誕生日当日は不在になると聞いて残念に思うのでした。
その日の夕食時、姉が花小麦に縁談の話を持ちかけます。
孟郁槐を想い、縁談に乗り気になれない花小麦は姉と険悪な雰囲気になり、その夜、なかなか寝付けません。
眠れない中、花小麦は護送中にまともな食事ができない孟郁槐のためにお菓子を作って持たせることを思いつきます。
深夜にお菓子を作り、早朝、孟郁槐の家の前にお菓子の包みを置いて立ち去る花小麦。
出かけようとして花小麦の後姿を見かけた孟郁槐は、お菓子の包みを手に取り微笑むのでした。
5話の感想
お互いに好意を持って贈り物を送り合っているにも関わらず、なかなか言葉に出して素直に気持ちを伝えられない花小麦と孟郁槐。
孟郁槐の仕事で十数日間会えないことで2人の関係に進展はあるのか、これからの展開が気になります。
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本ページの情報は2022年8月のものです。最新の情報は公式ページまたは動画配信サービスにてご確認ください。