夏ドラマ『Heven~ご苦楽レストラン~』2話のネタバレあらすじと感想。
マイペースなオーナー・黒須仮名子(石原さとみ)がオープンした”ロワン・ディシー”。
開店したものの開店休業状態の店内。
お客獲得のためスタッフ達は色んな策を考えるのですが、また黒須に振り回され……。
『Heven~ご苦楽レストラン~』2話のあらすじ
フレンチレストラン”ロワン・ディシー”を開店して1か月。客の来ない毎日にスタッフは危機感を募らせていました。
シェフ・小澤が作った料理を食べた黒須は「料理にパンチがない。塩気がない。」と指摘しました。シェフのファンで来てくれる客にも塩気が足りないとの感想をもらった小澤は、店が繁盛しないのは自分の責任だと弱気になってしまいます。どうやら小澤は自信がなくなると料理の味付けも薄くなってしまう傾向にある様子。
そこで、黒須は小澤の自信を取り戻すべく、従業員たちにチラシ配りを命じるのですが、一過性の来店客のために常連客を失ってしまいそうになるという事態が起こってしまいます。
店を立て直すべく、ロワン・ディシーのメンバーは近隣のフレンチレストランへ偵察に行くことにするのですが……。
『Heven~ご苦楽レストラン~』2話の見どころ
シェフ小澤の秘密
作りたい料理があっても予算の問題で作れない小澤。理想と現実の間で頭を悩ませる日々が彼の自信を奪っていくという悪循環になっていました。
店を繁盛させるためにはシェフの自信を取り戻すことだと考えた従業員たちは様々なアイデアを打ち出します。
しかし、どの宣伝方法にも厳しいダメ出しをする小澤。「シェフ…随分と店の宣伝方法に詳しいんですね…。」と尋ねる伊賀に、黒須は小澤の過去を話しました。
小澤のこれまでの経歴
1軒目、修業時代にシェフが初めて働きだした店が経営不振でつぶれる
2軒目、オーナーが事故を起こしてつぶれる
3軒目、三ツ星レストランに勤めるも、食中毒を出してつぶれる
4軒目、リーマンショックの余波を受けてつぶれる
5軒目、念願の店”フレンチ小澤”をオープンするも、従業員にボイコットされてつぶれる
6軒目、オーナーシェフ2店目”フレンチ小澤が”開店3日で部下のミスでボヤ騒ぎでつぶれる
7軒目、オーナーシェフ3点目”フレンチ小澤”経理に金を持ち逃げされつぶれる
そう、小澤には、勤める店が全部潰れるという嫌なジンクスがあったのです。
小澤は悪くないのになぜか潰れてしまう ということで余計に縁起が悪いと不安になる従業員たちなのでした…。
シェフ救出大作戦
ドラマの中では、小澤の自信レベルを塩分レベルで表しています。
シェフの塩分レベルMAXを取り戻すべく、店は”ミッドナイトランチ”という深夜に料理をハーフポーションで提供するというサービスを始めました。
この計画は大成功!店には次々とお客がやってきます。
小澤の塩分レベルも急上昇!しかし、客が自分の事を物珍しい目で見ることを不思議に思う小澤。実は、ネットで味は絶品だが次々と店を潰してしまう伝説のシェフ小澤とグルメサイトに紹介され、拡散されていたのです。
そしてその犯人は黒須でした。料理人としてのプライドをズタズタにされた小澤は塩分レベルも0%となってしまい、救出作戦は失敗で終わることに。
小澤を救った人物とは!?
賄い料理を作ることすら拒否してしまうほど落ち込んでいる小澤の元に、予算一名5万円で16名分の予約が入りました。
一気に塩分レベル100%となって張り切る小澤でしたが、今までの節約貧乏シェフ生活がしみ込んでしまっており、原価率を上げるメニューが作れずに思い悩んでしまいます。
「もう断ってほしい」と弱気な態度を見せる小澤でしたが、「5万円に意味なんてない。5万円は自由の値段。ただそれだけ。シェフの才能が5万円で買われたのよ。好きに作ればいいじゃない。今までやりたくてもやれなかったことをやればいい。」と激励します。
「贅沢に食材を使い、余りものを恐れずに!」という黒須。彼女の狙いは、余ったおこぼれを食べたいという事が目的だったようですが、小澤の塩分レベルはとりあえず上昇します。
予約を入れてくれた株式会社岡野の社長の嫌いな食べ物がきゅうりだと聞いて、「もしかしてあの時の!」と昔を思い出す小澤。
岡野社長は、小澤に「ファンになった」と初めて言ってくれた人物だったのです。岡野や連れの客たちも全員満足させることができた小澤は、シェフとしての自信を取り戻すことになりました。
可愛すぎる天然キャラの川合
底抜けに明るくキュートなコミドランとして働く川合(志尊淳)。
いまどき男子っぽい振る舞いで、みんながネガティブになっている時も、ポジティブに考える愛され天然キャラです。
今回も、ソムリエ・山縣の「ひとつ、よろしいかな?」という口癖を真似て、「ぼくもひとつ、よろしいかな?」と、チビ山縣となっていた川合くん、とっても可愛かったです。
更に、岡野社長にSNSの友達申請をしてフォローしてもらい、店を紹介してもらうお願いをしていた川合。岡野社長がネットで紹介してくれたおかげで、店の経営も安定していくこととなっていくこととなり、GOOD JOB!の川合でした。
『Heven~ご苦楽レストラン~』2話の感想
今回は、シェフ小澤にスポットが当たったストーリーでした。
オーナーの黒須は、相変わらず店の事よりも自分の食のこと優先。
しかし、物事は結局は順調な方向に向かっていくので不思議です。運なのか?計算なのか?
更に、”謎の紳士”として現在はナレーションでしか登場していない舘ひろしさん。
謎の正体が判明するときは来るのでしょうか?
今後も目が離せません!