世界中で人気を博す「ゲーム・オブ・スローンズ」の前日譚ドラマ【ハウス・オブ・ザ・ドラゴン】の配信日が公開された。原作はジョージ・R・R・マーティン著書の”炎と血”で、「ゲーム・オブ・スローンズ」から200年前のウェスタロスを舞台に、ターガリエン家の物語が描かれる。
Writer:Ojikan
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【ハウス・オブ・ザ・ドラゴン】は今夏公開!
TVLine によれば、【ゲーム・オブ・スローンズ】(2011-2019)の前日譚ドラマ【ハウス・オブ・ザ・ドラゴン】が、現地時間2022年8月21日にHBO Maxで配信開始するとのこと。
【ハウス・オブ・ザ・ドラゴン】は、全10話で構成される。
ジョージ・R・R・マーティン著書”炎と血”に基づいた物語となっており、【ゲーム・オブ・スローンズ】(2011-2019)から200年前のウェスタロスとターガリエン家の物語が描かれるようだ。
【ゲーム・オブ・スローンズ】のスピンオフ【ハウス・オブ・ドラゴン】が製作開始!
主演は前編同様、レイニラ・ターガリエン王女役をエマ・ダーシーが演じ、デイモン・ターガリエン役をマット・スミスが演じている。
その他のキャストは、以下の通り。
- ヴィーセリス・ターガリエン王役/パディ・コンシダイン
- ミサリア役/ソノヤ・ミズノ
- クリストン・コール役/ファビアン・フランケル
- レイニス・ヴェラリオン王女役/イヴ・ベスト
【ハウス・オブ・ザ・ドラゴン】について、HBOの最高責任者であるケーシー・ブロイズは「完全に独自のものだと感じている。それは非常に独自のものであると同時に、ゲーム・オブ・スローンズの世界でもある」と語った。
また、他にもゲーム・オブ・スローンズのスピンオフを開発中だと明かし、エキサイティングなものが出来たら発表したいとしている。
【ハウス・オブ・ザ・ドラゴン】予告編
予告編では、【ゲーム・オブ・スローンズ】(2011-2019)で数名しか登場しなかったターガリエン一族の姿を確認することができる。
約1分半の予告編だけではストーリー性までは掴めないが、【ゲーム・オブ・スローンズ】(2011-2019)にも劣らぬ壮大な世界観であることがわかる。
ナレーションには「我々を王にしたのは夢ではない。ドラゴンたちが我々を王にしたのだ」との発言があり、【ハウス・オブ・ザ・ドラゴン】はドラゴンが鍵を握ることになりそうだ。
実際、【ハウス・オブ・ザ・ドラゴン】には”17体のドラゴン”が登場すると言われており、前編の3体から大幅に増量される。
原作小説の著者で【ハウス・オブ・ザ・ドラゴン】では脚本・製作総指揮として携わるジョージ・R・R・マーティンは、アメリカのポッドキャスト番組にて自身のドラゴンについての思いを明かしている。
「ゲーム・オブ・ザ・スローンでは3体でしたが、今回は17体もいます。できれば、皆さんがドラゴンを見た時にそれぞれの性格とか、色から何までの見た目をわかっていただけるといいのですが。」
ジョージ・R・R・マーティンの発言にもあるように、【ゲーム・オブ・スローンズ】(2011-2019)で登場したドラゴンはレイガル、ヴィーセリオン、ドロゴンの3体のみだった。
これまでは体の色や大きさによって3体は差異化されていたが、幽閉されていた時のレイガルとヴィーセリオンなど認識が難しい描写もあり、17体ともなるとそのハードルは跳ね上がるだろう。
それゆえにこそ、【ハウス・オブ・ザ・ドラゴン】ではドラゴンの特徴を意識したことを強調しており、前編よりもドラゴンへのスポットライトが多く当てられることとなる。
なお、制作を務めるHBOは【ハウス・オブ・ザ・ドラゴン】に初登場するドラゴンのファーストルックを公開している。
濃霧が立ち込める森のような場所に佇むドラゴンを描いた1枚と、外皮の質感など細部までこだわられたドラゴンの顔のアップを描いた1枚の合計2枚。
ドラゴンと深い繋がりを持つターガリエン家のルーツが描かれる【ハウス・オブ・ザ・ドラゴン】で、新たに登場する17体のドラゴンたちへの期待が深まる。
本ページの情報は2022年3月時点のものです。最新の配信状況はHBOにてご確認ください。