万智の唯一のライバルになった留守堂は、足立経由でサンチー不動産の情報をそれとなく入手しています。
今回も、売りにくい物件をめぐってひと騒動起こりそうな……。
LGBTをメインにとらえた今エピソード『家売るオンナの逆襲』第3話の見どころと感想をお伝えします。
『家売るオンナの逆襲』第3話のあらすじ
新宿営業所で売りにくい物件を売るという現地販売ウィークが開催されることになり、社員達は手分けして現地へ向かいます。庭野が担当した家に訪れた客はゲイの男性。散々失礼な言動を繰り返すも、無事に家を売ることに成功。
「八戸さんじゃなく、庭野が売りました!」
と意気揚々と帰ってきた庭野。
ちょうど屋代もLGBT研修を本社で受けてきていた事から、LGBTが新宿営業所でも話題に上っていました。
他にもレズビアンの客や夫がトランスジェンダーという家族が家を探しにやってくるのですが、社会の偏見や家族内トラブルなどから家探しは難航します。
必ず家を売るという万智に対抗心を燃やす足立。
しかし、万智から「お前には売れない」と言われ、足立はついつい留守堂を頼ってしまい・・・。
『家売るオンナの逆襲』第3話の見どころ
サンチー化していく留守堂
無事に夫がトランスジェンダーで悩んでいた一家に家を売ることに成功した万智は、「これからもう一軒売ってきます!」と、その足で次に売る家へ向かいます。
しかし、そこへいたのは足立・布施コンビに加え留守堂の姿が。
そしてなんとレズビアンの二人に販売トークを繰り広げる留守堂のセリフはいつも万智が言っている言葉と全く同じ!
万智の出番なく、留守堂は二人に家を売ることに成功したのでした。
留守堂とは何者なのか?万智との関係は??それは、最後の足立との会話で少し垣間見ることができました。
足立ショック!!留守堂にハートブレイク
https://twitter.com/ieuru2016/status/1088081998957015041
フェンシングクラブや同業者ということで、日に日に仲良しになっていく足立と留守堂。
足立は仕事中も留守堂の事が頭から離れず、現地販売中も留守堂にラインしちゃったりとべたぼれ状態。
「けんじ」「さとし」と呼び合う仲になってルンルンの足立でしたが、ちょいちょい万智の情報を流してしまいます。
レズビアンに家を売った時のセリフも、事務所でサンチーから言われた言葉を足立が留守堂に話したセリフでした。
ほとんど留守堂の手柄で家を売ることに成功した足立は、フェンシングクラブが終わって
「どうして留守堂さんはそんなに良くしてくれるんですか?」
と、留守堂に尋ねます。
さとしの事が好きだからだよ、っていう言葉を期待満々の顔で待っている足立ですが、
「三軒家さんの気を引きたいからかな。僕、三軒家万智研究家だから。」
と言われ、ガーーーーーーン。
一気にテンションダダ下がりの可哀そうな足立なのでした。
変わっていくLGBT問題
今回の見どころの一つが”LGBT(レズビアン/女性同性愛者・ゲイ/男性同性愛者・バイセクシャル/両性愛者・トランスジェンダー/出生時に診断された性と自認する性の不一致)”を取り上げている所です。
社会でも徐々に認知されてきて、LGBTの人達が住みやすい世の中に少しずつ変わってきています。
このドラマを見て、子供の高校受験の事であった一件を思い出しました。
子どもの通う中学校の担任から電話で、
「願書に不適切な箇所があるので記入しないよう、志願先の高校から連絡がありました!なので、そこは書かないでください!」
といわれたのです。
”不適切な箇所”ってどこ?とドキドキしながら急いで学校へ行ったのですが、その箇所とは保護者の続柄という欄のことでした。
なんだ~そんな所かぁ。でもいったいなぜ?と思っていましたが、今回のドラマで、
「今は、就職活動のエントリーシートには、”男” ”女” ”答えたくない”という選択肢があります。」
と言っていました。
多種多様を認める時代に、”父” ”母” などと記入する欄もなくなってきているようです。
『家売るオンナの逆襲』3話の感想
フリーランスの不動産屋・留守堂がサンチー不動産の営業に加担します。
足立のラインですぐやってきたり、足立の販売を手助けしたり、今回は留守堂の売り上げになるようなことはありませんでしたが、自分の仕事は大丈夫?とちょっと思ってしまいました。
それから、万智の指示で、男性社員達が女装して現れたのですが、みんな結構美人さんに変装していました!
庭野の助走姿は、やっぱり元の顔がいいだけにすごく可愛かったです。
仲良しだった足立と留守堂ですが、サンチーを研究するために足立と仲よくしていると知ったハートブレイクな足立が今後どんな行動に出るのかにも注目したいです。
それにしても、靴下片方ずつはき違えたりと相変わらずのウッカリさんな留守堂。
足立の恋心にも気づかず、あんな事を言うなんて鈍感すぎました。