『インハンド』8話ネタバレと視聴率。
今回は、山下智久演じる紐倉博士の大学時代の同期でかつてから紐倉をライバル視しているという遠藤役に要潤が出演。
さらに高家の”迷”推理も!?
8話では鬼の血がまつわるホラーチック(?)な内容とともに、親の想い、子の苦悩が描かれています。
8話あらすじ
キガシマホールディングズという会社のビルのロビーに貼られている、ポスターの女性の頭部に、赤い液体のようなものが掛けられてたことから注目を浴びていました。
先日、キガシマホールディングス会長の息子であり後継者候補となっている園川直継が、飛び降り自殺を図ったことから、呪いのポスターと呼ばれ世間を騒がせていたのです。
興味を持った紐倉(山下智久)は、直接ポスターを見に行き高家が騒ぎを起こしている隙に、その液体を採取。
調べてみるとその液体は、博士の予想通り”セラチア菌”であることが判明します。
紐倉博士曰く今回のキーワードは
☑セラチア菌
☑セラチア菌を使った呪いの血のポスター
☑跡継ぎの死
園川直継の本業はアーティストで、慈善活動にも参加していた温和な人物。しかし自殺当日、近所の人が見ていた彼は、鬼の形相で男に掴みかかり、暴力をふるうという全く別の顔だったと言うのです。
これについてSMルームでは、園川直継について調べることに……。
ドラマ『インハンド』8話のネタバレと見どころ
高家の迷推理に笑える
要潤は、紐倉を大学時代からライバル視していた遠藤役として出演しました。遠藤は経産省のアドバイザーとして、紐倉はSMル-ムのアドバイザーとして、ここでも敵対することになります。
遠藤は、”血の呪い”やキガシマに関わっており、特に自殺した園川直継とは友人関係にありました。遠藤は、紐倉たちに「手を引け」と忠告しますが、それで引っ込む紐倉ではありません。
忠告を無視して調べを進め、紐倉には全貌が見えてきたものの、高家も自分なりの推理をしていました。高家の推理は、園川直継の家系”鬼の血”について徹底的に調べ上げ、遠藤が園川をゆすっていたというもの。なかなかの迷推理で、探偵っぽく語るシーンがかっこいい&笑えます。
#インハンド 8話。助手の推理。岳くんのこの声は #アナザーストーリーズ や!いい声。
— miwa17 (@miwa01080617) May 31, 2019
園川家に古くから伝わる鬼伝説
遠藤は、園川直継に頼まれて”鬼の血”のことや、ファウンダーリサーチをしていたのです。
ファウンダーとは創設者効果というもので、孤立した小さな集団で近親婚が繰り返されると遺伝的多様性が失われ、ある特定の創設者ファウンダーの遺伝子が広がることがあるというもの。
園川家は代々、近親婚を繰り返しており、そのため”鬼の血”を受け継いだ者が生まれてくると言い伝えられてきました。
キガシマの創設者であり、会長の父も赤毛。かつて会長がまだ若かったころ、父親に婚約者を紹介しました。しかしその翌日には、婚約者は父親の愛人となり、会長は父の娘と結婚させられたのです。
いうなれば、会長の妹か姉にあたる女性。直継が生まれたものの、彼女も自殺をしたようで、直継も母親と同じ道を辿ったようです。ちなみに、直継の母も赤い髪でした。
鬼の血が流れる者の特徴は”赤い髪”。園川直継は赤い髪を嫌い、普段は黒く染めていたとのこと。
なお、ポスターのセラチア菌は会長へのメッセージとして遠藤がつけたもの。会長は、直継が赤い髪に生まれていたから”注意しろ”と何度も言い聞かせて守ってきたと言いますが、それは逆に直継を追い詰めていたことになったのです。
守り方はそれぞれですが、紐倉は守り方が古典的だといいます。どんな血が流れていようと、直継は直継。人を作るのは遺伝子か環境かではなく、遺伝子と環境だと断言。
冷たく言い放つように聞こえますが、紐倉博士の言葉には人間らしさと説得力があるので、感動したり納得する方も多いのではないでしょうか。
8話の視聴率は7.6%でした(ビデオリサーチ調べ、関東地区)