「沈香の夢:前編」の相関図
主要キャスト
顔淡/楊紫(ヤン・ズー)
演:ヤン・ズー
四葉蓮族の仙子。上古の血統で、強い癒しの力を持つ四葉蓮として、天帝の瑶池の宴の際に魔族に奪われそうになったところを、応淵帝君に救われます。その際に人の姿になり、応淵に名前を付けられます。賢いけれど暢気で怠け者。応淵のもとで過ごすうち、次第に惹かれていきます。神魔の戦いで傷ついた応淵を助けるため、心臓の半分を差し出しますが、衆生のために情を捨てると誓った応淵に愛情を受け入れられなかったと絶望し、空虚の橋から身を投げてしまいます。
東極青离帝君応淵・唐周/成毅(チョン・イー)
演:チョン・イー
神界の四大帝君の長。天帝に育てられ、帝君である責任と義務を果たすため、情を捨て、六界の平和の守護神として衍虚天宮で孤独に暮らしています。唯一の楽しみは悬心崖の千年亀をひっくり返すこと。千年をかけて綴っている兵法の書・青离訣を解くため顔淡に碁を打たせるうち、彼女の聡明さと明るさに惹かれ始めます。神魔の戦いで傷を癒した顔淡を愛するようになりますが、神界では情が禁じられているため、彼女のためを思い、愛を拒み、結局は傷つけてしまいます。
余墨/張睿(チャン・ルイ)
演:チャン・ルイ
上古の遺族・九鳍族の孤児。陰謀のため絶滅させられた九鳍族の子孫。北溟仙君にかくまわれ、悬心崖で修為を積んでいたところ、偶然、顔淡に助けられ人の姿になります。顔淡に余黒土と名付けられましたが字が汚かったため余墨と読み違え、その名を気に入り、名乗るようになります。空虚の橋から身を投じた顔淡を追って天界の結界を破り、凡界に向かいます。凡界では成り行きから鐵闌山主の一人となり、顔淡と再会した後はひたすら彼女を守り続けます。
芷昔/孟子義(モン・ズーイー)
演:モン・ズーイー
四葉蓮族の仙子。顔淡の姉。蓮の姿の間、必死に妹を守り続けてきた責任感の強い少女。人間の姿になったとき、帝君から弱い方の蓮と言われ傷つき、必死で修錬し、妙法閣の副主となります。仙格を得るために凡界へ行くことが怖いと口を滑らせたことから、顔淡は彼女の身代わりになろうとしますが、意図を誤解して怒ってしまいます。誤解が重なって顔淡に辛い思いをさせてしまいますが、元は仲の良い姉妹、顔淡を陥れた蛍灯に復讐しようとします。