Amazon Originalドラマ【まほうのレシピ】シーズン1ネタバレと感想。
魔法のレシピ本と出会った3人の少女が、料理屋お菓子で直面した”問題”を解決していく物語。
子供向けと思いきや大人も引き込まれるストーリーで、一般の魔法ドラマより身近に感じていただけるドラマです。
【まほうのレシピ】シーズン1あらすじ
14歳のケリーとハンナ、ダービーは大の仲良し3人組。
ケリーはおばあちゃん譲りで料理が大好きで、ハンナは音楽好きの慎重派でインドアタイプ。
ダービーは、楽天家で明るく工作や推理が好きな少女。
ある日、ケリーが大好きな祖母レベッカ(通称ベッキー)の誕生日ケーキを作ったものの、弟のバディが床に落としてしまいます。
怒ったケリーとハンナ、ダービーの3人は、屋根裏までバディを追いかけた時に、魔法のレシピ本を見つけたのです。
レシピには、「おだまりケーキ」や「ごきげんチョコチップケーキ」という意味の分からない料理名がついていました。
そして材料には……聞いたことのないスパイスの名前も書かれていたのです。
料理好きなケリーは、ハンナとダービーと一緒に「おだまりケーキ」を作ってみることにしました。
しかし、”セドロニアン・バニラ”という知らないスパイスが入っていたのです。
ケリーたちは、「ママ・P」の店でセドロニアン・バニラを手に入れ「おだまりケーキ」を作ったのですが……。
【まほうのレシピ】シーズン1ネタバレ
料理は全部魔法料理
最初に作った「おだまりケーキ」(1話)は、食べると話せなくなってしまうもの。
時間が来れば魔法は解けますが、場合によっては撒か中魔法が解けない料理もありました。
レシピ本は少なくとも500年以上前から存在しているもののようで、所々インクがにじんでいることもあります。
また、肝心なスパイスの分量が書いていなかったりするレシピもありますが、そこは3人が臨機応変に対応します。
「真実はつらいよトリュフ」(4話)は、1個食べると真実しか言わず、魔法を解くにはもう1個たべる必要がありました。
「やり直しだよ人生はピリ辛シタビラメ」(9話)は、何度も時間を巻き戻すことが出来るものですが、かなり辛い料理。
「記憶はっきり取り戻しフォー・スープ」(10話)は、スープを一口飲んで、辿りたい記憶を頭に浮かべると当時の様子を見ることが出来ます。
ただ、魔法の料理は”すべて対価を支払わなければ”なりません。
スープは、ほんの数分の記憶を辿るだけでも1時間も2時間も経過していて、なおかつ直前の1時間ほどの記憶を失ってしまいます。
記憶を呼び覚ますだけなのに、犠牲が大き過ぎるという難点のある料理でした。
彼女たちはなぜこんなに魔法の料理を作っているのか。
それは、ある日突然、意思の疎通も出来なくなり喋れなくなったケリーの祖母を救うためでした。
そもそもレシピ本は誰のもの?
レシピ本は元々、祖母レベッカが所持していたものでした。
正確に言うと、レベッカとかつて親友だったアイダ(ママ・P)とジーナ(シルヴァーズさん)の3人が所有していたものだったのです。
彼女たちがケリーたちほどの年齢だった時、森で迷ったことがありました。
その時に、”旅人”と名乗る魔法のレシピ本の管理者と出会い、「あなたたちはレシピ本に選ばれし者」と手渡された本だったのです。
ただ、レシピ本を持つ者は友情が深くなることも失うこともあるという忠告通り、レベッカ、アイダ、ジーナの3人は友情を失ってしまいました。
原因は、アイダの暴走。
ジーナはその暴走を止めるためにアイダに強力な魔法をかけ、サフラン・フォールズの町から出られなくしたのです。
以来40年、アイダは町から一切出られずにいました。
そして現在のレシピ本は、ケリーたち3人を次なる者として選んでいたようで、レベッカは孫を守るために森に行き、旅人にレシピ本を返したいと話したのです。
ところが「本はもうあなたたちのものではない」と言われ、受け取ってもらえなかったレベッカは、本を処分しようとしました。
その際、彼女は自分で自分に魔法を掛け意思疎通も喋ることも出来なくなってしまったのです。
レベッカ、アイダ、ジーナが持つ共通の写真の人物
彼女たちはチャック・ハンキンスという男性の写真をそれぞれが持っていました。
しかし、誰一人としてその男性が誰なのか話してくれません。
そこで調べたところ、彼は1965年に行方不明になったことが分かりました。
しかも、彼の姿を最後に見たのがレベッカ。
ジーナはチャックに恋心を抱いていましたが、チャックはレベッカの好きになり一緒に観覧車に乗っていた時、”りんご”を一口食べたと思ったら消えてしまったのです。
シーズン1ラストでは、「呪いを解くストーンフルーツあめ」「がっちり保護シェイク」という魔法レシピで、レベッカに掛けられた魔法が解けたのですが、自分たちの呪いが解けたということはチャックも……。
彼に関しての詳細は不明ですが、「彼が戻って来る、危険よ」と言っていたので、彼は戻ってきてはいけない人物なのかもしれません。
アイダという人物
アイダ=ママ・Pは、レベッカに掛けられた呪いを解く手伝いをするとケリーの協力するフリをして、実は自分に掛けられた呪いを解こうとしていました。
彼女は、ジーナに魔法を掛けられたわけですが、呪いを解くには強力な魔法が必要とのこと。
先ほどお伝えした「呪いを解くストーンフルーツあめ」は、かなり大きな対価を支払わなければならないということ。
そこでアイダは、飴を500個作って皆で分ければ対価も小さくて済むと騙したのです。
飴は最初の1個と最後の1個を食べるのが呪いを解く鍵となっていましたが、アイダはその2つを隠して自分で食べました。
ところが、飴を食べたヒトは全員がマネキンにように動かなくなってしまうという大きな対価を背負うことに……。
実は、アイダはジーナの呪いにより本のレシピが見れないようになっていたのです。
また、「対価が小さくなる」は嘘で、実際は”嫌いだった町に呪いを掛ける”のが目的だった様子。
悪態をついて町から出て行きました。
彼女はシーズン2では、ケリーの魔法でサフラン・フォールズの町に呼び戻されるようです。
【まほうのレシピ】シーズン1の感想
少女3人組が主人公ということで、子供向けのファンタジドラマかと思いきや、大人でも入り込んでしまうストーリーでした。
シーズン1ではチャックという人物の正体も不明ですが、レベッカが焦る様子から彼の存在が”ヤバイ”ということだけ分かります。
また、魔女じゃなくても料理やお菓子で魔法に掛けられるというのは、通常の魔法ドラマよりももっと身近に感じられます。
ただ、対価を払うという面では、ちょっぴり怖いかもしれませんね。
【まほうのレシピ】は、ご覧になった方々のレビューも非常に高い作品ですので、機会があったらぜひご覧ください。
【まほうのレシピ】作品情報
【配信】
2016年
【配信元】
【原作】
【キャスト】
オリビア・サナビア、アビー・ドネリー、オーブリー・ミラー、ジュダ・ベラミー、ディー・ウォレス、エイミー・ヒル、エレン・カルステン、アンドリュー・バーリンソン、カティア・オジェダ、 カティア・オジェダ、ミラ・ファーランほか
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