「花朝秋月夜」キャスト/相関図/あらすじを紹介。本作は、現代の琵琶奏者が古代へタイムスリップするラブ史劇です。
主演の2人は注目の若手俳優である包上恩(バオ・シャンエン)と吴崇轩(ウー・チョンシュエン)が務め、脇を固めるキャストも新人俳優が多く起用されています。
あらすじ
現代の琵琶演奏者である李飒飒は、舞台の演奏中に突然、古代にタイムスリップしてしまいます。タイムスリップした先では、彼女は自分と瓜二つの李茹娘という女性として目覚めました。
状況が把握できず李飒飒が混乱する中、目の前の川辺に時空の穴らしきものが開いているのが見えました。彼女はそこから現代に戻ろうとしたものの、周りの男たちに止められ、揉み合ううちに時空の穴が閉じてしまいます。
ショックで気絶した李飒飒が次に目覚めると、見知らぬ部屋にいました。部屋には自分が持っているのと全く同じ琵琶が置いてあり、弦に触れた瞬間、李茹娘の感情や記憶が流れ込んできます。
その記憶から分かったのは、どうやら、李茹娘という女性は極悪夫と望まぬ結婚をしたということ。そして、彼女の願いは酷い夫と別れることと、かつて火事から自分を救ってくれた初恋の人を見つけることのようでした。
李飒飒は慌てて琵琶から手を離しましたが、李茹娘と共鳴してしまったのか悲しくてたまりません。李飒飒は李茹娘の願いを叶えれば現代に戻れるのではないかと考えます。
とは言え、初恋の男性について分かっているのは楽器の演奏者で自分と同じぐらいの年齢であること、そして、首の後ろにやけどの跡があるということだけでした。
どうやって探せばいいのか分からず街をぶらついていると、右教坊(宮中の音楽教習機関)という場所で演奏者を募集しているのを目にします。
右教坊に入った李飒飒は、右教坊の副長官である陸景年と出会いました。彼が初恋の人の特徴に当てはまると感じた李飒飒は彼の首の後ろを確かめます。すると……。